カエルの楽園

カエルの楽園」(感想
(著)百田 尚樹


まず、最初に自分はこの作家が好きではありません。
政治思想云々の前に『影法師』という作品で
ある高名な作品をパクリ、その上、ベタベタのお涙頂戴ものにした不快感があるからです。

この作品を手にとったのは、中学二年になる息子が読んでいたからでした。
作品そのものは面白く、寓話として、何を意味しているのか。
色々と思い当たるように書かれてはいます。
ラストについても、あえてインパクトが強いように書かれています。

子供がどのように受け取るのか。
むしろ、(親が読んで欲しい望むような)良い本ばかりよりも
そうでない本を好んで読んできた自分としては
あえて、この本を読み、行間だとか、作者の意図だとか
作者自体の考えそのものも、自分の頭で考える
良い下地の一つになるようにも思います。



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空飛ぶ馬

空飛ぶ馬」(感想
(著)北村 薫


やはり、表題作までの流れが良いです。

今回は、ヒロインの年齢よりも
もう一人の主人公である春桜亭 円紫さんよりも年下であることに
地味に驚き、落ち込む。
四十前でこの落ちつきかぁ・・・。

フィリップ・マーロウよりも、歳が上になったことにも
ショックを受けたことを思い出しました(笑)

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一瞬の雲の切れ間に

一瞬の雲の切れ間に」(感想)
(著)砂田 麻美



これは良かった。
一つの事柄が、波紋のように関わった多数の人間の人生を変えていく。
時が解決してくれることなのか
それすらも安易な答えは出さずに

淡々と人生のある一点から変化していく様を描きます。

バタバタしているので後で、追記します。

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いまさら翼といわれても

いまさら翼といわれても」(感想
(著)米澤 穂信


神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になってしまった。
夏休み前のえるの様子、伊原摩耶花と福部里志の調査と証言、課題曲、ある人物がついた嘘―折木奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。そして、彼女の真意とは?(表題作)。

奉太郎、える、里志、摩耶花―“古典部”4人の過去と未来が明らかになる、瑞々しくもビターな全6篇!

六年半ぶり・・・の新作ですが
高校一年生の一年を描いた『遠まわりする雛』(自分はこの作品が一番好きですが)
高校二年生になった古典部の面々の物語です。

特に、奉太郎と摩耶花の最初の出会いの険悪さの理由がわかる『鏡には映らない』
奉太郎のモットーの根源に迫る『長い休日』

いくつかの作品は読んだり、アニメになった分を観たことがあっのですが
今回の表題作はある意味、『遠まわりする雛』の続編とも取れます。
個人的には
もう一つか(できれば)二つ長編が出た上で
シリーズの末尾を飾るのは、
高校三年生の一年を描いた連作短編集の最後の作品のような気がします。

あと嬉しいことに
創元の『ミステリーズ!vol.80 DECEMBER 2016』にもう一つのシリーズ
小市民シリーズの新作が載るそうです。



こちらも楽しみでなりません。

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相場師一代

相場師一代」(感想
(著)是川 銀蔵


若干16歳で単身満州に渡って商売を始め、朝鮮半島で成功失敗を繰り返す。
そして株。波瀾の生涯と地道な独学の日々を自ら語る。

私は1日1日、それこそ真剣勝負をやっておるんです。
失敗しても誰も助けてはくれんし、自分の努力で運命を開拓していく以外、生き残る道はない。
だから私は1秒、1分間に全力を傾けて真剣勝負を続けました。
だからどんな状況の時でも正確な判断が要求され、それを下してきた。

人間には一生のうち二度や三度のチャンスはある。それを生かすか殺すかの決断のために、
日常の努力と精進、そして真面目といった理論と実践とを通 じて日夜思考の訓練を重ねることが成功への確率を増進する。
そのために数多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うことだ。
「勘」とは、経験の集積から湧き出 る真実的総合判断なのである。


本当に波乱万丈としか言いようがない人生です。
失敗から立ち直るスピードというか、気力というか
そんなものが溢れていて、このバイタリティはどこから出てくるのか?
読むと改めて得る事の多い本の一つです。

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