ビート・キッズ―Beat Kids
2009/04/04 ( Sat )
ビート・キッズ―Beat Kids (講談社文庫) (2006/04/14) 風野 潮 商品詳細を見る |
「ビート・キッズ―Beat Kids」(感想)
(著)風野 潮
「ドラムの響きは、俺の心の、花火やねん!」英二が叩く。
七生が打つ。二人の大阪少年が16ビートで笑って泣かせる!―
中学のブラスバンド部を舞台に炸裂する青春を
大阪弁のリズムに乗せて
涙と笑い、てんこ盛りで描いた児童文学新人賞三賞独占の傑作。
これも再読。
一時期、笹生 陽子などの書く児童文学にハマっていた頃に
見つけた作品の一つです。
読み返してみて、
冷静に考えてみると
話としては、直球ですし
大阪弁で書かれていなければ
そんなには盛り上がらないはずなんですが・・・
読みはじめると知らず知らずのうちに
登場人物に感情移入しているのは何でだろう。
個人的にはギャンブル好きだが家族の事も大事に思っている
主人公の父親のキャラクターが好みです。
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