月曜日の友達 1巻
2017/10/18 ( Wed )
「月曜日の友達 1巻」(感想)
(著)阿部 共実
とあることから、購入する本の8割~9割程度電子書籍化しました。
良い所もあれば、やはり、紙の本の素晴らしいところもあり、なかなか優劣が付けにくいものがあります。
この作品を知ったのはアマゾンの紹介ででした。
購入履歴から、関連する品物・同じような読書傾向・購入傾向をはじき出してくれるので
「へぇー」と全てを購入は(もちろん)できませんが
気になった本はカートに入れて、必要な時に吟味することが出来ます。
話が逸れましたが、この作品はこんな話です。
みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。
そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。
水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える!」と
突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と
校庭で会う約束をする。
決まって月曜日の夜に。
何が良いかって、ヒロイン・水谷茜の中学生になり
周囲が急に、変わってきて「あれ?」とズレを感じる辺りであったり
出来の良い姉と比べられる感覚。
“私は どうすれば いいんだ。 この気持ちを どうすれば いいんだ。
中学生になった途端 気づいた。 この町は 窮屈すぎる 道も 世界も 生活も”
誰もが、大なり小なり感じたであろう違和感であったり、焦りを
こんなに的確に言語化・絵にできるってとてもすごい。
急に周囲が大人になってしまい
自分だけが子供のままではないのかというおそれや焦り。
登場人物たちの目であったり。
美しい艶をもったような夜の闇。
その中に散らばるカラーボールの鮮やかさ。
学校の夜の校庭で遊ぶ、月曜日だけの友達。
そして、その幸せな時間も長くは続かないことをある程度予感させつつ
1巻は終わります。
多分、大人になってしまえば、いつの間にか忘れてしまっているような感情を
著者はしっかりと自分の中から見つけ出し、作品として
多くの人が共感できるレベルまで表現してくれています。
登場人物たちのモノローグ。
画面構成。色の使い方。
それらが渾然一体となり、もの凄く素晴らしい作品に出来上がっています。
おすすめの一冊です。
主題歌としてamazarashiが『月曜日』という曲を書き下ろしてます。
特設サイト↓
http://www.amazarashi.com/monday/
(著)阿部 共実
とあることから、購入する本の8割~9割程度電子書籍化しました。
良い所もあれば、やはり、紙の本の素晴らしいところもあり、なかなか優劣が付けにくいものがあります。
この作品を知ったのはアマゾンの紹介ででした。
購入履歴から、関連する品物・同じような読書傾向・購入傾向をはじき出してくれるので
「へぇー」と全てを購入は(もちろん)できませんが
気になった本はカートに入れて、必要な時に吟味することが出来ます。
話が逸れましたが、この作品はこんな話です。
みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。
そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。
水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える!」と
突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と
校庭で会う約束をする。
決まって月曜日の夜に。
何が良いかって、ヒロイン・水谷茜の中学生になり
周囲が急に、変わってきて「あれ?」とズレを感じる辺りであったり
出来の良い姉と比べられる感覚。
“私は どうすれば いいんだ。 この気持ちを どうすれば いいんだ。
中学生になった途端 気づいた。 この町は 窮屈すぎる 道も 世界も 生活も”
誰もが、大なり小なり感じたであろう違和感であったり、焦りを
こんなに的確に言語化・絵にできるってとてもすごい。
急に周囲が大人になってしまい
自分だけが子供のままではないのかというおそれや焦り。
登場人物たちの目であったり。
美しい艶をもったような夜の闇。
その中に散らばるカラーボールの鮮やかさ。
学校の夜の校庭で遊ぶ、月曜日だけの友達。
そして、その幸せな時間も長くは続かないことをある程度予感させつつ
1巻は終わります。
多分、大人になってしまえば、いつの間にか忘れてしまっているような感情を
著者はしっかりと自分の中から見つけ出し、作品として
多くの人が共感できるレベルまで表現してくれています。
登場人物たちのモノローグ。
画面構成。色の使い方。
それらが渾然一体となり、もの凄く素晴らしい作品に出来上がっています。
おすすめの一冊です。
主題歌としてamazarashiが『月曜日』という曲を書き下ろしてます。
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