エターナル・サンシャイン

エターナル・サンシャイン」(感想
(監督)ミシェル・ゴンドリー
(脚本)チャーリー・カウフマン
(主演)ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット

今回のブログDEロードショーはこの作品でした。

平凡な男ジョエルは奇妙な手紙を受け取る。

“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします”
ラクーナ社

最近、喧嘩別れをした恋人・クレメンタインと仲直りしようと思っていた矢先に
彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受け
彼は、自らも彼女との日々を忘れようと
手紙にもあった「記憶除去」を専門とするラクーナ社へと向かう・・・。

賛否両論多い作品ですが、自分はこの作品凄く、好きなんですよね。

ラクーナ社の面々は基本的に除く(笑)
・・・根本的にこんな人たちに自分の「記憶」は任せたくありませんね。

恋愛は良い所だけでなく、勿論、諍いなどもあるのが二人、人間がいれば当然だと思います。

苦い思いや痛みを知らなければわからないこともあるし。
(頭で分かっていても、心の底まで、得心するというレベルまで行かないと思うんですよね)

かと思うと、数分前の自分の記憶を消したい!!と思うこともありますが(笑)。

ジョエルとクレメンタイン(これはやはり愛しのクレメンタインから来てるのかなぁ・・・)の性格の不一致が
まず、凄い。

消極的なジョエルと気分屋?のクレメンタインですが
色々な事があり(今回はちょっと雑に、はしょりますが)
彼女を失いたくないと思うことによってジョエルは本当に、少しだけ変わります。

ラクーナ社の面々の中でも記憶を消しても、また、その人を本能的に惹かれてしまうというエピソードも描かれます。

そして、一番好きなのはラストなんですよね。
(このラストが甘く終わって行きそうな作品にもう一度、恋愛の良い部分ある意味“光”の部分だけでなく
“影”の部分、恋愛末期の互いへの不満を含めた罵詈雑言が流れていきます)

これを最初に聞いた時に、結構堪えました。
なんで、ここでこれを・・・。

もちろん、最終的なラストはある意味、それを超えていけるようになったジョエルを描く為に必要だったと思います。

が、それ以上に、甘いものだけではなく、同じ様に苦いものも内包してあって
自分たちの「記憶」と同じように良い所だけは受け取れない。

そこのテーマの再提示のように感じられて、気に入っています。

この作品をリクエストしていただいた方ありがとうございました!!
スポンサーサイト

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

16 : 30 : 00 | 映画・アニメ・DVD・TV感想 | TB(1) | Comment(6) | UP↑

<<トリックスターズD | ホーム | 僕だけがいない街>>
コメント
おはようございます
>恋愛末期の互いへの不満を含めた罵詈雑言が流れていきます

ここをすっかり忘れていて、再見なのにギョッとしてしまいました。なかなかあの流れでこういう風には描けませんよね~。再見のおかげで、初見時とは違う受け止め方が出来ました。

>自分たちの「記憶」と同じように良い所だけは受け取れない。そこのテーマの再提示のように感じられて、気に入っています。

感想では上手く書けなかったけど、私もこういうところに惹かれました。どんなに熱愛してても、いつかは相手の嫌なところが見えてくるわけで、相性の良し悪し以上に、ダメなところも受け入れる覚悟が必要なんだなぁと。
お互い良い再見になったようで良かったです♪
by: 宵乃 * 2016/03/20 10:29 * URL [ 編集] | UP↑

宵乃さん こんばんは。

> ここをすっかり忘れていて、再見なのにギョッとしてしまいました。なかなかあの流れでこういう風には描けませんよね~。再見のおかげで、初見時とは違う受け止め方が出来ました。

ですよね~。自分もギョっとしました。

> 感想では上手く書けなかったけど、私もこういうところに惹かれました。どんなに熱愛してても、いつかは相手の嫌なところが見えてくるわけで、相性の良し悪し以上に、ダメなところも受け入れる覚悟が必要なんだなぁと。

本当に、あのテープが流れなければもっと
甘くなった気がしています。

> お互い良い再見になったようで良かったです♪

こちらも良かったです。
ありがとうございました。
by: きみやす * 2016/03/20 21:39 * URL [ 編集] | UP↑
こんにちは。
私もこの社員にだけは自分の頭を触られたくないですね。とんでもない連中です。

都合の悪いところは消して、いいところだけ残して付き合ったって同じことはきっと起こりますから、やはりそういうところも包含して分かり合えるのが素晴らしいことだと思います。

とはいうものの、現実には難しいんですけどね。
やっばり消してしまいたいものはあるんですよね。(^^;

トラックバックさせて頂きました。
by: 白くじら * 2016/03/21 14:26 * URL [ 編集] | UP↑

白くじらさん こんばんは。
> 私もこの社員にだけは自分の頭を触られたくないですね。とんでもない連中です。

本当に、倫理感の欠如が「うーん」となってしまいます。
> 都合の悪いところは消して、いいところだけ残して付き合ったって同じことはきっと起こりますから、やはりそういうところも包含して分かり合えるのが素晴らしいことだと思います。

そうなんですよね~。結局はどちらかが、できれば両方が成長すれば
いいんでしょうが。なかなか、そういうわけにもいかないですよね。
自分の友人にもいるのですが
同じ相手と何回も別れたり付き合ったりを繰り返しているカップルには???となってしまいます。

> とはいうものの、現実には難しいんですけどね。

ですです。

> やっばり消してしまいたいものはあるんですよね。(^^;

わかります!!
やっぱりこれだけ歳をとっても、布団の中で「あー」って言ってしまいたくなることあります(笑)

チケット、いつもありがとうございます。
また、そちらの方にもお伺い致します。それでは!!
by: きみやす * 2016/03/21 22:50 * URL [ 編集] | UP↑
やっぱりそうでしたか!
>賛否両論多い作品ですが、自分はこの作品凄く、好きなんですよね

きみやすさんは好きだろうなとすぐ思いましたよ。私も好きな方の部類にはいりました。ただ時系列が苦手だから、チャーリー・カウフマンさんに、もっと理解し易いように脚本を手掛けてもらっていたら、凄く好きだったのに!

TBしますが上手に着地してもらえるでしょうか?
by: しずく * 2016/03/23 13:38 * URL [ 編集] | UP↑

しずくさん こんばんは。

> きみやすさんは好きだろうなとすぐ思いましたよ。
私も好きな方の部類にはいりました。ただ時系列が苦手だから、チャーリー・カウフマンさんに、もっと理解し易いように脚本を手掛けてもらっていたら、凄く好きだったのに!

バレてますねえ(笑) 
確かに、髪の色なども確認しながら、時系列順や彼女の深層心理・彼の希望も含め色々な彼女が
存在していると思うので、なかなか、分かりにくいですよね~。


> TBしますが上手に着地してもらえるでしょうか?
TBの方は何故か、上手くいってないみたいです。こちらもまた、確認してみます。
コメント、ありがとうございました!!
by: きみやす * 2016/03/23 21:20 * URL [ 編集] | UP↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURL
http://zaq52.blog51.fc2.com/tb.php/3370-c11cca8a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
エターナル・サンシャイン
忘却はよりよき前進を生むのだろうか。 2004年(ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND)製作国:アメリカ監督:ミシェル・ゴンドリー原案:チャーリー・カウフマン、ミシェル・ゴンドリー、ピエール・ビスマス製作:スティーヴ・ゴリン、アンソニー・ブレグマン製作総指揮… MOVIE-DIC[2016/03/21 14:03]
| ホーム |

プロフィール

Author:きみやす
ご訪問、ありがとうございます。

このブログは管理人である“きみやす”が
ひたすら、本やマンガの感想を
書き連ねていくブログです。

お手すきな時にでも
のぞいてみてください。

カテゴリー

最近の記事

ブログランキング

FC2ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ ランキングはこちらをクリック! BS blog Ranking 人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

ブログランキングに参加しています。 よろしければ、ポチッとお願いします。

月別アーカイブ

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

最近のコメント

最近のトラックバック

QRコード

QR