ネバーエンディング・ストーリー
2016/02/14 ( Sun )
「ネバーエンディング・ストーリー」(感想)
(監督)ウォルフガング・ペーターゼン
(主演)バレット・オリバー ノア・ハザウェイ タミー・ストロナッハ
今回の第4回真冬のファンタジー企画はこの作品です。
いじめっ子に追いかけられて古本屋へ逃げこんだバスチアン。
そこで「はてしない物語」という一冊の本を見つけた彼は屋根裏の物置に隠れ、夢中になって読み始めた。
――おとぎの国ファンタージェン
そこは何者かに襲われて山も川も人も動物も、すべてが跡形なく消え去ろうとしていた。
しかも象牙の塔に住む女王は原因不明の病に冒されていた。
病を治せる者を探すべく愛馬を駆る少年アトレーユ。
いやー。この音楽だけでも、泣ける(笑)
最初に、映画を観た時のアトレーユ役のノア・ハザウェイの美少年ぶりが
本当に“選ばれた人間”っぽいんです。
幼ごころの君・役のタミー・ストロナッハの美少女ぶりにも、惚れ惚れとしてしまいます。
そして、主人公であり、読み手でもあるバスチアン。
先の二人に比べたらどうしても、普通の少年の感じが抜けません。
だからこそ、バスチアンと同じように観客はアトレーユの冒険に胸を躍らせる事が出来ます。
(今見ると、彼も、十分、可愛らしいのですが
先の二人は本当におとぎの国の住人のレベルですよ(笑))
そして、アトレーユが与えられる、“しるし”アウリンの恰好良いこと!!
同じ“しるし”のついている“はてしない物語”が欲しくてたまらなかった。

あと、愛馬アルタクスのあのシーンは、何度観ても、ぐっときますね。
ラストは当時、同年代だった自分でも「?」だったのですが
原作を読むきっかけになったのはありがたいことでした。
ちなみに原作(日本語版)

こちらの方にもウロボロス状の“しるし”がつけられ
この色と肌触りにも愛着があります。
親に頼みこんで、『はてしない物語』買ってもらったのですが
(映画のバスチアンと同じく、何故かパンとりんごを持って部屋で読み始めたのですが・・・)
映画から乖離していく内容がとんでもなく
これがまた、面白くて、なおかつすごい作りになっているので
本当に読み終わった時に、部屋が暗くなっていて
「あれ?」と思ったのはこの作品だけでした。
多分、6時間ぐらい読んでいたのかな・・・。
実際、原作の半分程度が映画化されているだけで
映画のあのラストは、多くの方が無理やり、つけたした感じがあります。
(今になってみると、あの時間では、ああするしかないという気も、なくはないのですが・・・)
重要なバスチアンの成長が描かれていないのには
それは、原作者も怒るのも無理はないかな~と映画を観て思いました。
でも、それらを差し引いても、実際に子供の頃に観た“輝き”や“わくわくした気持ち”も再確認できて
映画だけではないですが、本当にその時の年齢や気持ちや様々なものが、記憶に刻み込まれているものはあるんだなぁと思った次第です。
この企画に改めて、感謝です!!
ありがとうございました。
(監督)ウォルフガング・ペーターゼン
(主演)バレット・オリバー ノア・ハザウェイ タミー・ストロナッハ
今回の第4回真冬のファンタジー企画はこの作品です。
いじめっ子に追いかけられて古本屋へ逃げこんだバスチアン。
そこで「はてしない物語」という一冊の本を見つけた彼は屋根裏の物置に隠れ、夢中になって読み始めた。
――おとぎの国ファンタージェン
そこは何者かに襲われて山も川も人も動物も、すべてが跡形なく消え去ろうとしていた。
しかも象牙の塔に住む女王は原因不明の病に冒されていた。
病を治せる者を探すべく愛馬を駆る少年アトレーユ。
いやー。この音楽だけでも、泣ける(笑)
最初に、映画を観た時のアトレーユ役のノア・ハザウェイの美少年ぶりが
本当に“選ばれた人間”っぽいんです。
幼ごころの君・役のタミー・ストロナッハの美少女ぶりにも、惚れ惚れとしてしまいます。
そして、主人公であり、読み手でもあるバスチアン。
先の二人に比べたらどうしても、普通の少年の感じが抜けません。
だからこそ、バスチアンと同じように観客はアトレーユの冒険に胸を躍らせる事が出来ます。
(今見ると、彼も、十分、可愛らしいのですが
先の二人は本当におとぎの国の住人のレベルですよ(笑))
そして、アトレーユが与えられる、“しるし”アウリンの恰好良いこと!!
同じ“しるし”のついている“はてしない物語”が欲しくてたまらなかった。

あと、愛馬アルタクスのあのシーンは、何度観ても、ぐっときますね。
ラストは当時、同年代だった自分でも「?」だったのですが
原作を読むきっかけになったのはありがたいことでした。
ちなみに原作(日本語版)

こちらの方にもウロボロス状の“しるし”がつけられ
この色と肌触りにも愛着があります。
親に頼みこんで、『はてしない物語』買ってもらったのですが
(映画のバスチアンと同じく、何故かパンとりんごを持って部屋で読み始めたのですが・・・)
映画から乖離していく内容がとんでもなく
これがまた、面白くて、なおかつすごい作りになっているので
本当に読み終わった時に、部屋が暗くなっていて
「あれ?」と思ったのはこの作品だけでした。
多分、6時間ぐらい読んでいたのかな・・・。
実際、原作の半分程度が映画化されているだけで
映画のあのラストは、多くの方が無理やり、つけたした感じがあります。
(今になってみると、あの時間では、ああするしかないという気も、なくはないのですが・・・)
重要なバスチアンの成長が描かれていないのには
それは、原作者も怒るのも無理はないかな~と映画を観て思いました。
でも、それらを差し引いても、実際に子供の頃に観た“輝き”や“わくわくした気持ち”も再確認できて
映画だけではないですが、本当にその時の年齢や気持ちや様々なものが、記憶に刻み込まれているものはあるんだなぁと思った次第です。
この企画に改めて、感謝です!!
ありがとうございました。
スポンサーサイト