ゴーストアンドレディ

ゴーストアンドレディ」(感想
(著)藤田 和日郎

あー!!何回読んでもいいや。

この作品はある意味、『うしおととら』の先にある物語といってもいいかもしれません。
<灰色の幽霊>グレイと生霊が視える女・フロー。
掲載誌が青年誌ということもあり、グレイとフローのラストは『うしおととら』とはまた違った味わいがあります。
フローが実在の人物ということも新たな挑戦の一つだったのかもしれません。
(昔の短編で『掌の歌』・郭雲深の逸話も描かれていますが・・・)
“あとがき”にも描かれていることもなるほどと思います。

当時の女性への社会に対する考え方も含め。
本当に、死んだ目をして登場したフロー。
が、どんどん目が輝きを取り戻し、意志を持ち、自分の生きる道を見出し進んでいきます。
(もちろん、藤田漫画の主人公であるがゆえに、すりつぶされるような経験を強いられますが
そこからの言葉・目の光等、ぞくぞくします)

そして、彼女が“絶望”したら殺すという契約を交わした<灰色の幽霊>グレイ。
彼も、フローの変化によって、自分が何故死んだのか思い出し、それによって彼女との関係も変わっていく。

『うしおととら』では“獣の槍”というものがあるがゆえに互いを滅ぼすことを考え
いい意味で、やりあう(実際に殴り合ったりするのも良くある光景だったのですが)

この作品では、人生に絶望していたフローが自分を殺してほしいと願うところから話が進むのですが
フローはグレイに触れられない・・・その差も感慨深いものがあります。
フローこと、フローレンス・ナイチンゲール。
この話のおかげで、いくつかの本を読ませてもらい子供の頃に書かれていた伝記以上の人だったんだなぁ・・・

ある意味、著者が狂気に近いという意味の文を書かれていたのですが
本当に尋常じゃありません。
(だからこそ、最後のホールとの対峙のシーンの○○の大きさにも繋がっていると思います)

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テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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