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うしおととら 完全版 3巻

うしおととら 完全版 3巻」(感想
(著)藤田 和日郎

今回は、衾と凶羅と鎌鼬のエピソードが収録。どれもすばらしい。
まずは、衾の生理的嫌悪感を感じさせるデザイン。
(裏表紙も最高!!)

うしおの台詞も何回読んでもグッときます。
(初期藤田イズムの発露ともいうべき“うしお”の言動は
本当に今、オッサンになってしまった自分にも、いまだにストレートに入ってきます)

着陸のシーンがアニメでキチンと描かれるのを期待しています。

凶羅は、あの最後を知っているからこそ、最初の登場シーンも感慨深い。
あとは満月をバックにうしおが跳ぶシーンの格好良さ。
光と影のコントラストの美しさ。
一枚の絵(コマ)でありながら髪の描き方で動きも伝わる凄さ。

鎌鼬は(やはり)十郎につきますね・・・
うしおのジャングルジムの話がすごく良くて
“ガキの無力感”が伝わってくる。

だからこそ、十郎に響いた気がします。

勿論、大人になってもどうしようもないことはいっぱいあるのですが
自分の大切なものをどうも出来ない。
ある意味、人間としてある種の通過儀礼の部分はありますが
しかし、それでも、十郎に対して口にした言葉。行動。

(それを諌める“とら”も妖怪でありながら、年長者としての言葉が響きます)

あとは、さりげないですけども、坂口つぁんも好きです。
彼が口にする“人間だからほっとけない”と言う台詞。
さりげないけども、(鎌鼬の居場所を奪う)開発を進める人間でありながら
苦しんでいる者を見殺しにできない。
人間の両面を描くのにとても、成功していると思います。

十郎の処遇について(ネタばれの為)追記で。

何故、あそこで、十郎の最期を描かなければならなかったのか。
最初に読んだのは中学生だったと思うのですが
結構、ショックで。
なんで生かしてくれなかったのかと当時、納得がいかなかったものでした・・・

その後の『からくりサーカス』等読んでいくうちに
(あくまで予想ですが、おそらく、この藤田和日郎という著者の中では因果応報というものがしっかりと根付いていて
どんな理由があるにせよ、人間を殺した十郎はその対価として自らの命を差し出した、と考えている風があります)

『からくりサーカス』のヴィルマ・阿紫花英良の二人の最期にも
おそらく、その法則が作動したように感じます。
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テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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