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数えずの井戸

数えずの井戸 (角川文庫)数えずの井戸 (角川文庫)
(2014/08/23)
京極 夏彦

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数えずの井戸」感想
(著)京極 夏彦

不器用さゆえか、奉公先を幾度も追われた末、旗本青山家に雇われた美しい娘、菊。
何かが欠けているような焦燥感に追われ続ける青山家当主、播磨。
冷たく暗い井戸の縁で、彼らは凄惨な事件に巻き込まれる。
以来、菊の亡霊は夜な夜な井戸より涌き出でて、一枚二枚と皿を数える。

皿は必ず―欠けている。

足りぬから。欠けているから。

永遠に満たされぬから。

無間地獄にとらわれた菊の哀しき真実を静謐な筆致で語り直す、傑作怪談。

いやー。長い。長いわ!!(笑)
『嗤う伊右衛門』『覘き小平次 』につづく
京極版『番町皿屋敷』ともいうべきこの作品。

登場人物の一人一人の語りが入る為
人間だれもが、それぞれもっていそうな欠落・不足を丹念に描いておいて
(この文章に慣れると、だんだん楽しくなってきますが)

足りていると思っている人間が
必ずしも幸福とはいえなかったり・・・

失ってから初めて不足に気づく者。

それゆえに、ある者は何かを欲し、欲するものも判らぬ者。
色々な人間の感情や欲望を浮き彫りにしながら
ラストへとなだれ込みます。

ラストが納得いくかは人それぞれだと思いますが
読み応えはありました。

『嗤う伊右衛門』のように読み返すことは
当分ないと思います。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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