金融の世界史: バブルと戦争と株式市場
2014/07/04 ( Fri )
![]() | 金融の世界史: バブルと戦争と株式市場 (新潮選書) (2013/05/24) 板谷 敏彦 商品詳細を見る |
(著)板谷 敏彦
シュメール人が発明した文字は貸借記録の必要に迫られたものだった。
ルネサンス期のイタリアに生まれた銀行・保険業と大航海時代は自由な金融市場をもたらし
国家間の戦争は株式・債券の基を創った。
そして今日、進化したはずの国際市場では相変らずデフレ・インフレ・バブルが繰り返される…
人の営みとしての「金融」を通史として俯瞰する試み。
時間はかかりましたが読み応えのあるいい本でした。
知り合いの書店員さんから
同著者の『日露戦争、資金調達の戦い: 高橋是清と欧米バンカーたち』はもっと面白いよと聞かされ
そちらの方も読んでみたいです。
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