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貴族探偵対女探偵

貴族探偵対女探偵貴族探偵対女探偵
(2013/10/25)
麻耶 雄嵩

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貴族探偵対女探偵」(感想
(著)麻耶 雄嵩

タイトル通り、“貴族探偵”を名乗る謎の男と新米の女探偵・高徳愛香が対決する作品です。
この麻耶 雄嵩という著者がこのシリーズで描きたいものが
明確化されてきた気がします。
前作の『貴族探偵』では推理を放棄した“探偵”が探偵として存在しうるのか?
今作では新米の女探偵を配することにより、その差を際立たせますし

論理的な解決を図ろうとする女探偵。
そして、その上を行く貴族探偵の召使たちの推理。

『メルカトルかく語りき』から続いている
消去法という推理の基盤となる論理を疑う手法も
今作でも健在です。

いつものこの著者の作品からすると、わりとまとも(失礼)な作品群なので
ある意味、四話まで読んで少々慣れてきたところに
五話目を投入する辺りが読者としては単純に気持ちが良かったです。

『白きを見れば』『色に出でにけり』『むべ山風を』
『幣もとりあへず』『なほあまりある』の5篇収録。

各話タイトルの由来は

○かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける

○しのぶれど 色に出でにけり わが恋(こひ)は ものや思ふと人の問ふまで

○吹くからに 秋の草木(くさき)の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ

○このたびは幣(ぬさ)もとりあへず手向山(たむけやま)紅葉(もみぢ)のにしき神のまにまに

○百敷(ももしき)や 古き軒端(のきば)の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

の五歌からかな?
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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コメント

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

メタミステリは好きなんだけど、実は麻耶雄嵩はまだ未読。デビュー作で『黒死館』のパロディーが多いので、小栗虫太郎の衒学趣味についていけなかった僕としては読むのがつらい。

ちなみに今読んでいるのは筒井康隆の『ロートレック荘事件』です。
by: Tくん * 2014/01/02 21:08 * URL [ 編集] | UP↑

Tくん 明けましておめでとうございます。
旧年中も大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い致します。

> メタミステリは好きなんだけど、実は麻耶雄嵩はまだ未読。デビュー作で『黒死館』のパロディーが多いので、小栗虫太郎の衒学趣味についていけなかった僕としては読むのがつらい。
『黒死館殺人事件』『虚無への供物』『ドグラ・マグラ』・・・
確かに一番読むのに難儀したのは『黒死館殺人事件』でした(3回挫折経験あり)。
出だしが読みやすかったのは意外に『ドグラ・マグラ』かなぁ・・・

> ちなみに今読んでいるのは筒井康隆の『ロートレック荘事件』です。

おおおっ!正月から縁起(?)がいいねぇ。
あの作品も、最後で「あ~~」ってなるのが好きです。

繰り返しになりますが今年も宜しくお願いします。
by: きみやす * 2014/01/04 13:52 * URL [ 編集] | UP↑

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