オペラ座の怪人

オペラ座の怪人 [Blu-ray]オペラ座の怪人 [Blu-ray]
(2013/02/02)
ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム 他

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オペラ座の怪人」(感想
(監督)ジョエル・シュマッカー
(主演)ジェラルド・バトラー
今回のプログ・DE・ロードショーはこの作品です。
1919年のパリ。
かつて栄華を極めたオペラ座は影も無く
荒廃したその劇場で、ゆかりの品々がオークションにかけられていた。

手回しオルゴール・・・
そして、オークションNo666。シャンデリア。
謎の“幽霊(ファントム)”に関わったある事件と深く関わったとされる品。
それに再び明かりが灯った時、物語は再び、語られ始める。

亡き父の遺言により“ファントム”を“音楽の天使”と信じ
歌の才能を開花させた、若きコーラスガール・クリスティーヌ。
彼女はプリマドンナの代役として抜擢され、喝采を浴びる。
幼馴染みの青年貴族・ラウルも祝福に訪れ、2人は再会を喜び合うのだが・・・。

まず、シャンデリアが灯るシーンから
かつて、オペラ座が栄華を極めた場所であることを
端的に描く名シーンだと思います。
アンドリュー・ロイド=ウェバーの作曲の有名なテーマが流れるだけで
ぞくぞくします。

ファントムの過去が描かれる分
何故、彼がこの“オペラ座”に居る事になったのか。
正直、蛇足と感じないわけでは無いけども・・・

その分、冒頭のマダム・ジリー(おそらくは娘のメグ・ジリーだとは思うのですが)が
シャニュイ子爵(ラウルの老いた姿)と争った
手回しオルゴール。

ファントムが願った“愛”ではなかったにしても
実はマダム・ジリーからも“友情”とも“愛”とも言えぬ愛情を
注がれていたことに気がつかなかった(と勝手に、解釈しています(笑))。

それがファントムの実母からも捨てられた深い傷によるもので
(己が理想とする)愛を求めるが故に、与えられている愛に気がつかない。
それ自身にファントムの悲しみであり、哀れさをさそうのですが。

彼は次に“掌中の珠”のように自身の音楽を理解し
より高みに届くような歌声と才能の持ち主であるクリスティーヌを見つけ
師として彼女を導きます。

ところが、その才能が花開いたと同時に
クリスティーヌの幼馴染であり貴族でもあるラウルが登場します。

さて、ここからは完全なる想像ですが
ラウルはファントムの持っていないものをすべて持っているわけですね。
美貌も、お金も、地位も名誉も、その上、若さ、まで持っている(幼馴染という設定もありますね)
・・・・どう考えても勝てない。

ファントムにとってはクリスティーヌしか居ないのに
音楽の天使としてあくまで師としての立場を貫くのか。

嫉妬の末に、彼は凶行に走ります。

この辺りのファントムのバランスの悪さ。
仮面をとられた時の悪態。言動の身勝手さ。
(ここが、とても魅力でもあるのですが)
そこが良くも悪くも、彼自身まだ人間として成長できていない印象を受けます。
(・・・そもそも、人間とほとんど接する機会がないので仕方がないと言えば仕方ないのですが)

クリスティーヌはわざわざ、(人が隠している)仮面をとって、その上で悲鳴を上げたりする娘なので
・・・そんな娘に愛を注がなくてもと思うのですが、
設定上は16歳ぐらいなので、仕方ないのかな・・・

・・・まぁ、クリスティーヌという娘が何を考えていたのかは
分かりませんが。

おそらくは“音楽の天使”(師)としての愛情。
そして、無意識のうちに亡くなった父親をどこかで重ねていたような気がします。

ただ、ラウルの命と引き換えに二者択一を迫った時に
“悲しみの涙が憎しみに変わった”という言葉があります。
そうはいったものの
そしてその後の、二回のキス。

それはファントムが欲してやまなかった“愛”
母親からも愛されなかった彼の心が欲してやまなかったもの。
それが、たとえ、異性に向けるものではなかったにせよ
恋人の命を賭けられてたにせよ

彼の心のどこかでは、決して自分に与えられるものではないと思っていた
行為だったのではないのでしょうか。

その後、彼の怒りや、憎悪は、憑きものが落ちたように
消え失せます。

そして、ラウルを解放させ、クリスティーヌに二人で逃げるよう
(自分を一人にするように口にします)

その後の、手回しオルゴールの前で口ずさむ
“仮面舞踏会(マスカレード)”の歌。
今までは、仮面に外見を隠してもらっていたのが
今は、本心を隠して生きていかなければならないという意味なのか。

その時にクリスティーヌが戻ってきますが
再度、愛を口にするファントム。

それに対し指輪を返すクリスティーヌ。
このシーンは映画よりミュージカル版の方の表情が
何倍も素晴らしいです。

その後の、同じ、クリスティーヌの振り返りにしても
(ファントムのかすかな頷き!!)
歌う歌のタイミング、ラウルの位置
そして、最後の、雄雄しいとも取れる、ファントムの歌い上げ。
様々な風に解釈できますが・・・

映画版のラストで
クリスティーヌの墓前に手回しオルゴールを供えるシャニュイ子爵(ラウル)
“よき妻でありよき母であった”と墓碑に刻まれた彼女の墓に置かれたそのオルゴール。
(冒頭に彼女が言っていた通りだとの言葉が生きてきます)

そして墓に、もう一つ、供えられたものがあることに気がつきます。
一輪の薔薇と、黒いリボンそして、それを留めるかのように輝く指輪。

もしかすると、シャニュイ子爵(ラウル)も気がついていたのかもしれませんが
クリスティーヌの心の奥の一部にはやはりファントムの場所があって
シャニュイ子爵(ラウル)はそれに気がつきながらも、ずっと愛してきた。

同じく、ファントムも彼女の墓に自分の変わらぬ想いを供えたように思えます。

この映画を観られて、興味のある方は是非、ミュージカル版をお勧めします。

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読みやすさでは、定評のある角川文庫版。

どちらもおすすめです。
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23 : 55 : 00 | 映画・アニメ・DVD・TV感想 | TB(0) | Comment(17) | UP↑

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コメント

>(己が理想とする)愛を求めるが故に、与えられている愛に気がつかない。それ自身にファントムの悲しみであり、哀れさをさそうのですが。

やっぱりマダム・ジリーの愛情については、眼中になかったと考えるのが妥当なんですかね~。彼女が可哀相で…。
ただ、彼が”ファントム”になってからも彼女と親しい関係にあったのか、この作品からはよくわからなかったです。彼女に愛情があっても、ファントムがひきこもってた可能性もあるし、ふたりきりで対面するシーンはなかったから…。
もし彼の方から避けてたとしたら、ホント困ったちゃんだなファントム…(笑)

>クリスティーヌはわざわざ、(人が隠している)仮面をとって、その上で悲鳴を上げたりする娘なので

まあ、花嫁衣裳を観た時に初めてファントムの意図を理解するような、警戒心の欠片もない娘ですから(とくに”音楽の天使”に対しては)、目覚めたばかりでぼ~っとしてただろうし、あんまり後先考えてなかったと思います(笑)
悲鳴はあげていたか覚えてませんが、彼女が驚く間もなくファントムが激昂して、顔よりその憎悪と敵意に怯えていたように見えました。
しかし、彼女の設定年齢が16とは驚きです!
それを初見時に知っていれば、もっとすんなり受け入れられただろうなぁ。

>そしてその後の、二回のキス。

このくだりからファントムが姿を消すまでの流れは本当によかったです。
他にも同一原作の作品をひとつ観た事がありますが、ラストどうなったかぜんぜん思い出せなくて…。
これからは「オペラ座の怪人」の冒頭とラストはこの作品が浮かぶと思います。

今回もご参加ありがとうございました!
by: 宵乃 * 2013/12/16 11:23 * URL [ 編集] | UP↑
こちらの方こそありがとうございました。
> やっぱりマダム・ジリーの愛情については、眼中になかったと考えるのが妥当なんですかね~。彼女が可哀相で…。
> ただ、彼が”ファントム”になってからも彼女と親しい関係にあったのか、この作品からはよくわからなかったです。
ですね~。
彼の手紙を受けとったりすることもしていたでしょうし、
意図して“オペラ座の怪人”を演出していた部分もあったと思います。
彼の才能をいち早く見抜いていたので
オペラ座の経営方針(芸術性よりもお金儲けに走るのを止めていた気がします)にも影響力を
持たせたのかもしれませんね。

娘のメグ・ジリーが何故、あのオルゴールを欲しがったのか。
最後の薔薇も実はメグ・ジリーが置いたのでは?という意見や

ミュージカル版ではファントムは姿を消すのですが
その最後の仮面を手にするのがメグ・ジリーなので
実は、ファントムの娘では?ということを言われる方もいるようです。

> もし彼の方から避けてたとしたら、ホント困ったちゃんだなファントム…(笑)
・・・確かに(笑)

> >そしてその後の、二回のキス。

> このくだりからファントムが姿を消すまでの流れは本当によかったです。
> 他にも同一原作の作品をひとつ観た事がありますが、ラストどうなったかぜんぜん思い出せなくて…。
> これからは「オペラ座の怪人」の冒頭とラストはこの作品が浮かぶと思います。

> 今回もご参加ありがとうございました!
こちらの方こそ楽しませていただきました。
ありがとうございました!!
by: きみやす * 2013/12/16 20:04 * URL [ 編集] | UP↑
昨夜はコメントを有難うございました☆
(キスのシーンについては、初見時から今回も
 きみやすさんと全く同じなので、割愛させて頂きますね~)
大まかに2つの事を書かせて頂きますね~。


その1
>幼馴染みの青年貴族・ラウルも祝福に訪れ、2人は再会を喜び合うのだが・・・。

この二人が、あっという間にああいうことになったのは
彼が独身だった事が一番大きな理由だと思います。
彼が結婚していて、それでも好きで、日陰に甘んじる・・・なら
納得できるのですが、
どうにもこうにも、あの女に良い事ばっかり起きて(笑)。

>もしかすると、シャニュイ子爵(ラウル)も気がついていたのかもしれませんが
>クリスティーヌの心の奥の一部にはやはりファントムの場所があって

私もココは初見時も今回もそう思いました。
だからこそ

>シャニュイ子爵(ラウル)はそれに気がつきながらも、ずっと愛してきた。
>“よき妻でありよき母であった”と墓碑に刻まれた

このあたりが
この女にとってのご都合の良い事この上なく、

>・・・まぁ、クリスティーヌという娘が何を考えていたのかは
>分かりませんが。

こういう意味で、
それは人生全部がそういう女だったからだと思い、
この映画を観賞する、多分多くの男性のように(少しは女性も?)
優しい目線にはなれず、この女が嫌いなんです(笑)
どうもすみません・・・。


その2
>それがファントムの実母からも捨てられた深い傷によるもので

ここが納得できないような、納得できるような
かなり悩みましたし、今も悩んでいます。
宵乃さんは「miriはそんな事しない」と言って下さったけど
私自身、ここのところがハッキリと分からず、辛いです。

>(己が理想とする)愛を求めるが故に、与えられている愛に気がつかない。
>それ自身にファントムの悲しみであり、哀れさをさそうのですが。

だって、何の理由もなく、愛し、その胸に抱く事が出来るのが
母親だと思うし、
それが「我が子」ではないでしょうか?

ルルーさんに文句言うわけではないけど
現代でも我が子虐待はあるし、
こういうモノだと思えと言われれば仕方ないけど???


.
by: miri * 2013/12/18 11:15 * URL [ 編集] | UP↑

こんばんは!!
先日はコメントをありがとうございます!

>その後の、手回しオルゴールの前で口ずさむ
>“仮面舞踏会(マスカレード)”の歌。

考えれば考えるほど解らなくなってます(^▽^;)
こうして皆さんの書かれた記事を読むと、この映画のことを
理解しきれてないと思い知らされます。

何気に気になったシーンですが、ここはスルーしてました(笑)
正月にもう一度見直してじっくり考えたいと思います!

>その分、冒頭のマダム・ジリー(おそらくは>娘のメグ・ジリーだとは
>思うのですが)が

僕はマダムジリーと信じて疑ってなかったですが、
ラウルの老いっぷりから考えるとメグかもしれませんね・・・

この映画のことを大好きと公言してますが、
まだまだ見たりてないようです!(笑)

今まで音楽を中心に楽しんできましたが、
今回を機に更にこの映画を楽しむことができそうです!!(^^♪
by: take51 * 2013/12/18 22:49 * URL [ 編集] | UP↑

 きみやすさん、こんばんは
 コメント頂いていたのに遅くなり申し訳ありません。

流石、様々な「オペラ座の怪人」に通暁してるだけあって、教わる事ばかりで読み応えのある記事でした。

マダム・ジリー>彼女の庇護者としての「愛情」を、「愛情」として理解出来なかったのがファントムの悲劇でしたね。

彼の心のどこかでは、決して自分に与えられるものではないと思っていた>
力ずくで得ようとしても、得られるものは「愛情」ではなく「哀れみ」だけだと、あの時、思い知ったんでしょうね。
 これ以上、強要すれば自分が、より惨めになるだけ・・。
(元々、解ってはいたけど、受け入れるフンギリが付いた、というか)
「眠り姫」が王子のキスで目を覚ますように(だったっけ~笑)、クリスティーヌのキスにより悪夢から「覚醒」した。
こんな感じでしょうか。

僕は、この物語も好きですが、一番惹かれたのは楽曲と装置でした。
いつかロンドン公演のDVDも観てみたいです。

とても参考になりました。
ありがとうございます。
by: 鉦鼓亭 * 2013/12/19 23:32 * URL [ 編集] | UP↑
お返事が遅くなって申し訳ありません
おはようございます。
お返事が遅くなって申し訳ありません。

> この二人が、あっという間にああいうことになったのは
> 彼が独身だった事が一番大きな理由だと思います。

原作では、身分の違いというものも描かれているのですが

> どうにもこうにも、あの女に良い事ばっかり起きて(笑)。

映画だと、そんな風に見えますよね(笑)
実際、自分もあのヒロインの評価を決めかねている部分が多々あります。
無垢(?)である=純粋≠好感が持てるとは限らない、気がします。

> このあたりが
> この女にとってのご都合の良い事この上なく、

まぁ・・・ここは反論の余地はありません(笑)

> こういう意味で、
> それは人生全部がそういう女だったからだと思い、
> この映画を観賞する、多分多くの男性のように(少しは女性も?)
> 優しい目線にはなれず、この女が嫌いなんです(笑)
> どうもすみません・・・。

いや、そこは各人の自由ですので
全く気になさらないでください。
作品の評価(感想)はその人の自由であるべきだと思っていますので。

> かなり悩みましたし、今も悩んでいます。
> 宵乃さんは「miriはそんな事しない」と言って下さったけど
> 私自身、ここのところがハッキリと分からず、辛いです。

ここは、宵乃さんと全く同じ意見なので
逆にmiriさんがなにを悩まれているのか・・・
正直、意外な感じを受けます。

> だって、何の理由もなく、愛し、その胸に抱く事が出来るのが
> 母親だと思うし、
> それが「我が子」ではないでしょうか?

うーん。無償の愛というものは
ある意味、結構、難しいかなと思ってしまいます・・・

ここはやはり、一年間近く自分のお腹の中で赤ちゃんを育んできて
母親の自覚がうまれてくる女性と
男性の性の差、父親の自覚のずれもありますし・・・
(多分に言い訳を含んでいる気もしますが(汗)・・・)

> ルルーさんに文句言うわけではないけど
> 現代でも我が子虐待はあるし、
> こういうモノだと思えと言われれば仕方ないけど???

お書きになられたように
現代の痛ましい事件も想起されますし

これも個人的な意見で申し訳ないんですが
自分が、結婚し、父親になるまでは
わが子を虐待をするなんて人間は、全く遠い存在。
理解の範疇外の存在だと思いましたが・・・

実際、父親になってみると
(勿論、実際にしたことはありませんが)
意外と、遠い存在ではなく・・・
思った以上に近いところにその境界線はあることに気がつき
ぞくっとしたことを思い出しました。
by: きみやす * 2013/12/20 09:26 * URL [ 編集] | UP↑
お返事が遅くなって申し訳ありません
おはようございます。
> 先日はコメントをありがとうございます!
こちらこそ、お返事が遅くなって申し訳ありません。

> >その後の、手回しオルゴールの前で口ずさむ
> >“仮面舞踏会(マスカレード)”の歌。

> 考えれば考えるほど解らなくなってます(^▽^;)

これはあくまで自分が思った事なので
あまり気にされないでください(笑)
ただ、あの時のファントムの寂しさがとても印象的でしたので・・・

(・・・あの手回しオルゴールをマダム・ジリーが落札したがったのも
彼女が母親に手向けたかったのかな・・・とか思いました)
あのマダム・ジリーがメグ・ジリーとも明記はされていないのでこれも
あくまで想像(妄想)です(笑)

> 正月にもう一度見直してじっくり考えたいと思います!
是非、是非!!楽しみにしております。

> この映画のことを大好きと公言してますが、
> まだまだ見たりてないようです!(笑)

そんなことはないと思いますよ!!
自分は『劇団四季版』観ていませんし
take51さんの記事のお蔭で、教えていただいた所も多くありました。

> 今まで音楽を中心に楽しんできましたが、
> 今回を機に更にこの映画を楽しむことができそうです!!(^^♪

自分も今回の機会のお蔭で
本当に充実させていただきました!!
ありがとうございました。
by: きみやす * 2013/12/20 09:50 * URL [ 編集] | UP↑
お返事が遅くなって申し訳ありません
お加減の方は如何ですが?

> 流石、様々な「オペラ座の怪人」に通暁してるだけあって、教わる事ばかりで読み応えのある記事でした。
つ、通暁なんて、そんなそんな、畏れ多いです。

> マダム・ジリー>彼女の庇護者としての「愛情」を、「愛情」として理解出来なかったのがファントムの悲劇でしたね。
本当に、哀しい所ですね・・・

> 力ずくで得ようとしても、得られるものは「愛情」ではなく「哀れみ」だけだと、あの時、思い知ったんでしょうね。
しかし、彼にとってはそのアプローチの方法しかなかった(と思い込んでいる)辺りが
乱歩・横溝作品の犯人たちと印象が重なる気がします・・・

> これ以上、強要すれば自分が、より惨めになるだけ・・。
>(元々、解ってはいたけど、受け入れるフンギリが付いた、というか)

ですよね~。初めての愛であるからこそ、制動も効くはずもなく
まぁ・・・失恋して、痛みを受け続けてわかることもありますよね(汗と涙)(笑)

> 僕は、この物語も好きですが、一番惹かれたのは楽曲と装置でした。
楽曲も装置も凄いですよね~!!

> いつかロンドン公演のDVDも観てみたいです。
これは、この2004年度版の映画の元になった作品ですので
機会があれば、是非!!

映画の“シャンデリア”もかなりのインパクト(金額も)ありましたが
ロンドン公演での“シャンデリア”の登場も「おお~」っと驚いたので
おススメです。

> とても参考になりました。
> ありがとうございます。

こちらの方がいつも示唆に富む記事を
読ませていただいているので
ありがとうございます!!
by: きみやす * 2013/12/20 10:16 * URL [ 編集] | UP↑

こんばんは~! コメありがとうございます(^^)

墓所に薔薇を供えたのはメグ・ジリーではないですかねえ。

想像ですが、あの後オペラの怪人は、メグ・ジリーとくっついてしまったのではないかと。そしていっときでも人間らしい生活をしていたのではないかと。墓所のあの薔薇は、クリスティーヌとラウルに対する、メグと怪人の悲しいまでのレジスタンスだったのではないかと。

そうとでも考えないとあのオタ……怪人が哀れで哀れで。

話はぶちこわしになっちまいますが(^^;)
by: ポール・ブリッツ * 2013/12/21 19:42 * URL [ 編集] | UP↑

きみやすさん、こんばんは。

>アンドリュー・ロイド=ウェバーの作曲の有名なテーマが
>流れるだけでぞくぞくします。
同感です!
あのシャンデリアにあの音楽・・・・・
今、想像するだけでもシビれます!!

>この辺りのファントムのバランスの悪さ。
>仮面をとられた時の悪態。言動の身勝手さ。
怪物ではなく、非常に人間らしい人間なんですよね。
(当たり前のことなのですが。)
幼少時からろくな教育も受けず
人と接する事のないまま大人になってしまったファントムは
まさに見た目は大人、中身は子供な人間だったかもしれませんね。
加減を知らず、本能の赴くままに行動する様はまさにだだっこな幼児のようでした。
(うちの3歳児はファントムなのかも!?)
by: マミイ * 2013/12/21 22:06 * URL [ 編集] | UP↑

ポールさん こんばんは!!

> 墓所に薔薇を供えたのはメグ・ジリーではないですかねえ。

そうですね。
あのタイミングで薔薇を置ける人間は極々限られていますから・・・

> 想像ですが、あの後オペラの怪人は、メグ・ジリーとくっついてしまったのではないかと。そしていっときでも人間らしい生活をしていたのではないかと。墓所のあの薔薇は、クリスティーヌとラウルに対する、メグと怪人の悲しいまでのレジスタンスだったのではないかと。

自分も想像ですが、メグ・ジリーは母親と同じく
ファントムを助けること・庇護することを目的にしているのではと思っています。

映画版・ファントムの生死も勿論不明ですが(原作では、明らかになっていますが)
個人的には、ファントムは一生、クリスティーヌに対する愛を持っていて欲しいです・・・

勝手な願望ですが(笑)
あそこまで、こじらせているのであれば、もはやそのまま突き進んで欲しいと
思っています。

> そうとでも考えないとあのオタ……怪人が哀れで哀れで。

そうですねぇ(笑)
・・・でも、だからこそファントムらしい、とも思ってしまいます。
ある意味、子供の純粋さと残酷さをそのまま残した人物かもしれませんね~。

コメントありがとうございました!!
by: きみやす * 2013/12/23 05:29 * URL [ 編集] | UP↑

マミイさん おはようございます。

> あのシャンデリアにあの音楽・・・・・
> 今、想像するだけでもシビれます!!

あのOPの格好よさは良いですよね~。
何回見ても、見飽きないというか。

あと、映画版の主演ジェラルド・バトラーが
素直に格好良過ぎて、ラウルが霞むほどですね(笑)

> 怪物ではなく、非常に人間らしい人間なんですよね。
> (当たり前のことなのですが。)
> 幼少時からろくな教育も受けず
> 人と接する事のないまま大人になってしまったファントムは
> まさに見た目は大人、中身は子供な人間だったかもしれませんね。

(思わず、行く先々で事件に遭遇する、最近世界的大泥棒と何度目かの競演を果たした
ある少年のことを思い出してしまいました(笑))

> 加減を知らず、本能の赴くままに行動する様はまさにだだっこな幼児のようでした。

本当に、純粋さと残酷さは、ある意味幼児を彷彿とさせますね。

> (うちの3歳児はファントムなのかも!?)
うちにも、一名ほどおりますが(笑)
子供も一人一人(当たり前のことかもしれませんが)
個性が違っていて、新しい発見がありますね~。

コメントありがとうございました!!
by: きみやす * 2013/12/23 06:25 * URL [ 編集] | UP↑

こんばんは!
ご連絡が遅くなりましたが、
勝手ながらリンクを貼らせて頂きました!
良かったでしょうか??(^▽^;)

不都合がありましたら仰ってください!
これからも宜しくお願い致します!(^.^)
by: take51 * 2013/12/29 22:44 * URL [ 編集] | UP↑
ありがとうございました!!
take51さん こんにちは!!

> 勝手ながらリンクを貼らせて頂きました!
> 良かったでしょうか??(^▽^;)

ありがとうございます!!
こちらもお願いしようと思っていたので
とても嬉しいです。

これからも宜しくお願いいたします。
by: きみやす * 2013/12/30 11:28 * URL [ 編集] | UP↑
しつこくて、すみません☆
ソーニャの妹がロージャにお礼を言って頬にキスするシーンは、
テレビ講座では短かったのですが、実際は結構な会話があって、

その命ある言葉や振る舞い、温かい思いや仕草が、
やっぱり人間を愛情に目覚めさせるのだと、理解させるのだと、
「オペラ座の怪人」の例のシーンを思い出しました。

もちろんロージャは、母と妹にそれを与えられ、与えてはいたのだけど
肉親とのそれが基本的に満たされている場合、

肉親ではない人、とのそれが、
「人間を人間らしくさせる」のだと、心の底から、信じられます☆


by: miri * 2014/01/21 20:16 * URL [ 編集] | UP↑

miriさん こんにちは
> ソーニャの妹がロージャにお礼を言って頬にキスするシーンは、
> テレビ講座では短かったのですが、実際は結構な会話があって、

おもわず、ここも読み返してしまいました。

> その命ある言葉や振る舞い、温かい思いや仕草が、
> やっぱり人間を愛情に目覚めさせるのだと、理解させるのだと、
> 「オペラ座の怪人」の例のシーンを思い出しました。

ですね~。本当に、自分の頭の中で作り上げた
孤独な哲学であったり、彼自身の王宮
そんなものを吹き飛ばしてくれるのは
本当に、そういう、気持ちなのかもしれませんね!!

> もちろんロージャは、母と妹にそれを与えられ、与えてはいたのだけど
> 肉親とのそれが基本的に満たされている場合、
> 肉親ではない人、とのそれが、
>「人間を人間らしくさせる」のだと、心の底から、信じられます☆

本当に、本当に、そうですね!!
コメントありがとうございました。
by: きみやす * 2014/01/23 15:27 * URL [ 編集] | UP↑
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2014/01/24 22:33 * [ 編集] | UP↑

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