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機動警察パトレイバー THE MOVIE

機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]
(2004/01/23)
冨永みーな、古川登志夫 他

商品詳細を見る
機動警察パトレイバー THE MOVIE」(感想
監督押井 守
主演冨永みーな 古川登志夫

今回のプログ・DE・ロードショーは
“秋のミステリー特集”11作目はこの作品です。

やっぱり、アニメも入れたいな、ということでこの作品。

1999年、夏。
自衛隊の試作レイバーが
突如無人のまま暴走するという事件が発生する。
しかし、それは相次ぐ事件のほんの幕開けに過ぎなかった。

何者かが仕掛けたウイルスによって
警視庁特車二課第2小隊の面々をあざ笑うかのように
都内各所で作業用レイバーが次々と暴走していく・・・

もう、格好良いの一言です。
公開当時、1989年(笑)

もう、監督の個性が炸裂していつつも、
それでいて、今まで変化球を投げてきていたOVAのスタッフが
ど直球のロボットアニメのアクションパートがきちんと作品内で同居している。

その当時で、良く考え付いたな・・・と思えるウイルスの潜伏場所。
そして、その起動条件。

高層ビルが立ち並び、再開発の進む東京。
それと対照的に
開発の波に押し流されそうな消えていく、過去の東京。
その中を巡る刑事たちの姿。

それすらも犯人の意図したことのように思えてなりません。
押井作品で何度も変奏されるテーマ。
犯人の不在。

ある意味『犬神家の一族』に近いですね。
犯人は既に、あらゆる意味で、手の届かない場所にいってしまい。

ただ、彼の驚くべき知性、(奸智と言ってもいいかもしれません)により
生者は、操られるだけの存在のようにも思えます。

特に好きな台詞は

主人公たちの直属の上司で
警視庁警備部特科車両二課第二小隊長・後藤喜一が、

いつもの昼行灯の仮面を脱ぎ捨て

犯人の帆場の事を同僚である二課第一小隊長・南雲しのぶに語るシーンです。

後藤「MIT時代の帆場について調べてもらったんだけどさ、彼
向こうじゃ エホバって呼ばれてたらしいんだ


南雲「エホバ? 旧約聖書に出てくる神の名前ね。
名前も似てるし それほど天才的だったってことなんじゃない


後藤「ところがこれには後日談があってね。
正確にはヤーベ、あるいはヤハウェと発音するのが正しい。

エホバってのは誤って広まった呼び方なんだそうだ。
それを聞いた帆場は狂喜したそうだよ
(中略)
警察なんぞ はなから 相手にしていやしない。
自分のプログラムに絶大な自信をもっていたのさ。

そうでなけりゃ結果も見定めずに死んだりしやしない。

おそらく あいつは 俺たち、いやこの街に住むすべての人間を 
嘲笑しながら 飛び降りたに違いないよ


南雲「ねえ、気がついてる?
あなた帆場の話をするとき 何でか とても嬉しそうな顔してるわよ


この辺の犯人と探偵(この場合警察官ですが)の相似形というのは
とても、好きなテーマですね。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

23 : 40 : 00 | 映画・アニメ・DVD・TV感想 | TB(0) | Comment(6) | UP↑

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コメント

(ネタバレあり)

僕にとってロボットアニメ史上最高傑作、キタ―!シゲさんの下宿でのシミュレーションから、台風によるウイルスの起動範囲の拡大がわかっていくシーンなんか、鳥肌ものです。

あと空港での、"Sightseeing?", "No. Combat" のシーンや、クライマックス、箱舟の残骸の上で対峙する2機の背後に朝日が昇ってくるシーンなんかも素晴らしい。

娯楽作品として楽しめる点では、押井作品最強では。政治色が強くなりすぎた2作目も、あれはあれで好きだけど。
by: Tくん * 2013/11/11 08:13 * URL [ 編集] | UP↑

「パトレイバー」がありましたね~!
わたしもアニメでいいのがないかと考えていたんですけど、こちらの事をすっかり忘れてました。
内容も忘れかけてますが(笑)、押井監督の持ち味が存分に発揮されていたのは覚えてます。
ふたりの会話シーンも、読んでいたら蘇ってきました。

>ある意味『犬神家の一族』に近いですね。

確かに…!
その発想はありませんでした。「犬神家」もホント深いですよね。

11作目もありがとうございました!
by: 宵乃 * 2013/11/11 11:01 * URL [ 編集] | UP↑

Tくん こんばんは!!

> 僕にとってロボットアニメ史上最高傑作、キタ―!シゲさんの下宿でのシミュレーションから、台風によるウイルスの起動範囲の拡大がわかっていくシーンなんか、鳥肌ものです。

だよね!!だよね!!やっぱり、こういう時、説明いらないところはいいね!!

> あと空港での、"Sightseeing?", "No. Combat" のシーンや、
香貫花~。

クライマックス、箱舟の残骸の上で対峙する2機の背後に朝日が昇ってくるシーンなんかも素晴らしい。
あそこは、本当にイングラムの捕縛術と零式の相手を破壊するための抜き手という違いも
いいよねぇ。

> 娯楽作品として楽しめる点では、押井作品最強では。政治色が強くなりすぎた2作目も、あれはあれで好きだけど。
これは、完全に同意ですね~。
押井作品の中で、(アニメを普段見慣れていない)一般の人が観ても楽しめる娯楽作品としてはギリギリかな。『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、やはり原作を読んでいないとツラい気がします。 

>政治色が強くなりすぎた2作目も
漫画『とどのつまり』なんか、昔読んでいたのですが
学生運動の影響や軍事好きということもあって
戦車を公道で走らせたい欲求(東京を戦場にしたい)がある気がします。
1作目は遺作としての犯罪。(正確には死体は上がっていないけど)
2作目は虚構の戦争。それが現実を侵食していく様が怖かったですね。

(ある意味、神林長平や大友克洋もそういう要素はもっている気がします)
コメントありがとうございました!!
by: きみやす * 2013/11/13 22:17 * URL [ 編集] | UP↑

宵乃さん こんばんは

> 「パトレイバー」がありましたね~!
> わたしもアニメでいいのがないかと考えていたんですけど、こちらの事をすっかり忘れてました。
> 内容も忘れかけてますが(笑)、押井監督の持ち味が存分に発揮されていたのは覚えてます。
> ふたりの会話シーンも、読んでいたら蘇ってきました。

再見して、やっぱり、面白かったですね。
司直の手の届かないと所へ行った人間に翻弄される人間たち。

> その発想はありませんでした。「犬神家」もホント深いですよね。

やはり、『犬神家の一族』もすごい話ですよね。
でてくる一族のほとんど、ろくでもないという(笑)

どうでもいいですが、『リーガル・ハイ』というドラマの第7話では、全編
『犬神家』のパロディやってます。
機会があれば、見られてみて下さい。
製作者側も、俳優陣もノリノリです。
ちなみに、第9話で、村人に助けを求められるシーンで『七人の侍』のパロディもやってます。
それでは!!
by: きみやす * 2013/11/13 22:51 * URL [ 編集] | UP↑

こちらも観ましたよ!
再見して気付いたんですが、わたしTVシリーズをまったく覚えてなくて、キャラの人柄や人間関係が表面的にしかわからなかったです…。
同じ時期にオンエアしていたミニパトはノリで楽しめたんですけどね~。
TVシリーズを再見したいなぁ!

きみやすさんがお気に入りの後藤さんと南雲さんのシーン、印象的でした。”嬉しそう”と言われたお顔も見られて満足でした(笑)

全体的にBGMが近未来戦争アクションゲームとかに使われてそうな感じでカッコよかったです!
by: 宵乃 * 2014/04/12 10:16 * URL [ 編集] | UP↑

宵乃さん こんばんは!!
> こちらも観ましたよ!
おわわわわ。

>とりあえず、シバさんが独断でOS書き換えを阻止してたところには痺れた。
ここも良かったですよね!!

何かのフリーソフトで HOSの起動画面が再現されているものがあるらしくて(笑)
友達と、「入れる?」「いや、ウイルス感染したらいやだし(笑)」とか言ったことを思い出しました。

> 同じ時期にオンエアしていたミニパトはノリで楽しめたんですけどね~。
> TVシリーズを再見したいなぁ!

たぶん、今度のレイバーの件で再放送する可能性は高そうですね!!

> きみやすさんがお気に入りの後藤さんと南雲さんのシーン、印象的でした。
”嬉しそう”と言われたお顔も見られて満足でした(笑)
ありがとうございます。

あの二人の関係も、好きなんですよねぇ。
いい大人なんだけど、色々なものが互いの中にあって
あの距離感を形成している感じが好きです。

> 全体的にBGMが近未来戦争アクションゲームとかに使われてそうな感じでカッコよかったです!
本当ですね!!。 
(ちなみに劇場版2では押井守が好きな“虚構の(東京での)戦争”が大きなテーマとなっていますが
RPG“Wizardry”からいくつかの単語が取り上げられていますね~)
by: きみやす * 2014/04/18 17:46 * URL [ 編集] | UP↑

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