1日で読める平家物語
2013/05/24 ( Fri )
![]() | 1日で読める平家物語 (2011/12/08) 吉野 敬介 商品詳細を見る |
「1日で読める平家物語」(感想)
(著)吉野 敬介
全192話からなる「平家物語」の全容が一日でわかる,スーパー入門書。
特に66の名場面は丁寧に,そして吉野流の笑いを誘う解説で展開。
平家物語絵巻の図版もカラーで多数掲載。
小学5年の息子の音読を聴いているのですが
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。
末尾の“風の前の塵に同じ”
宇多田ヒカルの『Traveling』でも歌詞にサラっと登場していたのを
思い出しました。
そんなこんなで書店でいくつかさがして
読みやすそうなこの本を購入。
期待以上の読み易さで
かつ重要なところには、ページを割いてあって
原著の方にも時間があれば手を出してみたいです。
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