capeta(カペタ) 29~32巻
2013/05/23 ( Thu )
![]() | capeta(29) (KCデラックス) (2012/08/17) 曽田 正人 商品詳細を見る |
![]() | capeta(30) (KCデラックス) (2012/11/16) 曽田 正人 商品詳細を見る |
![]() | capeta(31) (KCデラックス) (2013/02/15) 曽田 正人 商品詳細を見る |
![]() | capeta (32) (KCデラックス) (2013/05/17) 曽田 正人 商品詳細を見る |
「capeta(カペタ) 29~32巻」 (感想)
(著)曽田 正人
「マカオGP篇・開幕」
レースの臨場感・ドライバーの心理状態を描いた
29巻・30巻は素晴らしい。
ただ・・・31巻の帯で「えっ?!」となってしまい
かなり心理的に失速しました。
ただ、ここではライバルである源の在り様。
どうやって、世界とやり合うのか、彼の“武器”が明かされます。
そして、32巻。
その源の武器を目の当たりにしながら
カペタは自身の原点を再び確認することになります。
そして、カペタは『F』の赤木軍馬とは違う
自分がどうなりたいのかという“姿”に気がつきます。
そこからのレースの結果は・・・実際に読んでもらうことにして。
個人的に、十分楽しませてもらいました。
今までの“曽田作品”の主人公たちとはまた違う存在といいますか。
自分の“我”だけで色んなものを薙ぎ倒してきた
彼(彼女)らとは違い、集団の中で生きること。
スポンサーに自己をプレゼンできること。
そして、感謝をすること。
それらが備わった主人公だったと思います。
ただ、これまた、今までの登場人物とは違う
個性を発揮してくれそうだった“ノブ”の扱いや“秦さん”の
エピソードももう少し読みたかった気がします。
なにはともあれ、完結、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
スポンサーサイト