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悪いやつの物語 (ちくま文学の森)

悪いやつの物語 (ちくま文学の森)悪いやつの物語 (ちくま文学の森)
(1988/08)
安野 光雅、 他

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悪いやつの物語 (ちくま文学の森)
『囈語』 山村暮鳥
『昼日中 老賊譚』 森銑三『鼠小僧次郎吉』 芥川龍之介
『女賊お君』 長谷川伸
『金庫破りと放火犯の話』チャペック
『盗まれた白象』 マーク・トウェイン
『夏の愉しみ』アルフォンス・アレー
『コーラス・ガール』チェーホフ
『異本「アメリカの悲劇」』J・コリア
『二壜のソース』 ダンセイニ
『酒樽』 モーパッサン
『殺し屋』 ヘミングウェイ
『中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃』三島由紀夫
『光る道』 檀一雄
『桜の森の満開の下』 坂口安吾
『女強盗』 菊池寛 
『ナイチンゲールとばら』 ワイルド
『カチカチ山』 太宰治
『手紙』 モーム
『或る調書の一節』谷崎潤一郎
『停車場で』小泉八雲 収録

純粋に読み物として面白かったのは
森銃三『昼日中/老賊譚』

まぁ、これも入るのかと思うのが
『二壜のソース』
『殺し屋』
(大幅に脚色された映画『殺人者たち』も好きですが・・・)

吹っ切れた感じが、強い印象を残す三島由紀夫の
『中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃』 
(これが初期作品であることに戦慄をおぼえます)

編者の意図を感じる『光る道』と
有名な“あとに花びらと、冷めたい虚空がはりつめているばかりでした。”のラストがいつ読んでも冴える
坂口安吾の『桜の森の満開の下』の並び方。

『ナイチンゲールとばら』
子どもの頃、アニメか何かで見てその救いのなさに
ショックを受けたのですが、原作を読むともっとひどい(泣)

哀れなナイチンゲール(夜啼き鳥)の姿に思わず
出てくる登場人物(女だけでなく、学生も)みんな不幸になれ!!と
思わず思ってしまいました。

『幸福な王子』や『ドリアン・グレイの肖像』を書く人間は
やっぱり何か違うよなぁ・・・

かちかち山をこんな風に改変するかと驚かされる太宰治の『カチカチ山』

モームのイヤーな感じを味わう『手紙』

平常運転の感のある(それもおかしな話ですが)
谷崎潤一郎の『或る調書の一節』

『停車場にて』 これを末尾にもってきて正解だと思います。

この作品がないと読後感の印象は
だいぶ違ったものになるだろうなと思います。
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