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群緑の時雨(じう) 全4巻

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群緑の時雨 全4巻」(感想
(著)柳沼 行

江戸時代初期、幕府が開かれた直後は
まだ地方では小さな国同士の争いが起こっていた。

その中のひとつ、士々国(ししこく)の武家で育てられている中谷霖太郎は
父親が戦で背中を斬られて死んだという不名誉な噂で他の武士から蔑まされていた。

それでも霖太郎は親友の志木 府介や
お転婆な家老の八番目の息女・差床(さしゆか) 伊都と共に
その幼い胸に武士の誇りを刻み、まっすぐ生きようとする。

もうね・・・最終巻でボロ泣き。
3巻までの少年達の葛藤もありながら、それなりに穏やかだった日々。
読み手としても「まぁ、こういう穏やかな作品も、いいかな」ぐらいの印象だったのですが

(正直、購入そのものの一月程時間が経ってからでした)

4巻半ばからの展開のもの凄いこと。
著者自らラストシーンを目指すために描いているとインタビューで答えているだけ
あって圧巻。

一つの事柄が明らかになってから、作中に散りばめられていた
伏線が明かされ、全く違う光景が読み手の前に現れます。

そして、後半の台詞を排して
絵とコマ間で読ませる登場人物たちの心情。

ラストシーンの切なさと美しさ。

前作『ふたつのスピカ』を読んでいる人間には「ああ!そういうことか」という
おまけもついています。

改めて、1~3巻を再読すると
本当に、考え抜かれて、台詞や場面を構築してあり
その丁寧な仕事に舌を巻きます。

(見た目の)派手さはありませんが
おそらく、自分の本棚に長く残るコミックスだと思います。

ありがとうございました。
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テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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