鏡の中の針栖川 全3巻
2013/01/23 ( Wed )
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「鏡の国の針栖川 全3巻」(感想)
(著)叶 恭弘
子供の時に命を救った里見真桜(1巻表紙)に告白もせず
友人関係を保つ高校生の針栖川哲(1巻表紙・鏡の中)。
そんなある日、再び真桜を事故から救うのだが
気付くとそこは真桜の持つ鏡の中で・・・
真桜の親友である松川咲(2巻表紙)にも徐々に気づかれつつ。
3人の微妙な三角関係に変化していく。
『ニセコイ』がいけるなら、これもおすすめですと。
取引先の方から貸してもらいました。
・・・なるほど。
個人的には3巻できちっと終わらせたところが
まず、良いと思います。
まぁ、メインヒロインの造形は
今も昔も変わらんものかと・・・少々疑問を感じなくもないですが。
こういった作品の肝であるもう一人のヒロインが
魅力的かどうかによって
作品全体の評価、緊張感にもつながっていく
と思うのですが。
この作品の“咲”というキャラクターには
十分、メインヒロインにない部分と
話を動かす“勢い”等十二分に活躍したと思います。
鏡から出る条件も上手く
直接的な三角関係を顕在化させず
なおかつ、最終話の予定調和を軽く飛び越える
良いギミックとして機能したと思います。
面白かったです。貸してくれてありがとうございました。
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