スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | UP↑

死霊狩り(ゾンビーハンター) 1~3巻 

死霊狩り (1) (角川文庫 緑 383-7)死霊狩り (1) (角川文庫 緑 383-7)
(1975/05)
平井 和正

商品詳細を見る

死霊狩り(ゾンビ・ハンター) 2 (角川文庫 緑 383-12)死霊狩り(ゾンビ・ハンター) 2 (角川文庫 緑 383-12)
(1976/10)
平井 和正

商品詳細を見る

死霊狩り 3―ゾンビー・ハンター (角川文庫 緑 383-13)死霊狩り 3―ゾンビー・ハンター (角川文庫 緑 383-13)
(1978/01)
平井 和正

商品詳細を見る

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)全3巻」(感想
(著)平井 和正

宇宙からの侵略者。
それは人体に寄生し、人間を生ける死体“ゾンビー”へと変えてしまう。
この侵略者に対抗すべく、極秘裏に超国家的機関が組織された。

大事故による瀕死の重傷から生還したレーシング・ドライバー
田村俊夫はとあるトラブルから、行き場を失ない
日本脱出と大金を餌に
その組織の試験を受けることに。

カリブ海の孤島で彼を待っていたのは
強靭な生命力を持った人間を
さらに選別する為の悪意と冷酷さの満ちた
地獄の生存試験だった・・・。

再読。
連休ずっと、初期の平井和正作品を読んでいました。
本当に、この頃の平井節と言いますか、粘着質な文章がたまらなく好きです。

この作品を最初に読んだのは、おそらく、中学2年頃で
著者があとがきで書いていた「人類ダメ小説」にどれだけ傾倒したことか。

類稀なる身体能力とエゴを持った田村俊夫ですら
予想を上回る、生存試験の過酷さ。
その後の訓練の厳しさ。
そして、心の奥底に閉じ込めていた僅かばかりの人間性ですら
破壊しようとする話の展開。

特に1巻ラストの格好の良さ。
内容も文章も憶えているにもかかわらず
いまだに読んでも、ゾクゾクします。

そして2巻・3巻と続いていき
壮絶さと美しさを兼ね備えたラスト。

当時の少年に凄まじい衝撃を残してくれました。

個人的には表紙も生頼範義氏のあの絵でないと
あの平井和正のどろどろとした文章に拮抗することができない
そんな気がしています。

思わず、漫画版の『デスハンター』や
『スパイダーマン』(池上遼一版)も読んだりしていました。
これも傑作。
スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

22 : 30 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(4) | UP↑

<<夜回り先生 希望編 | ホーム | ポンチョ 1~2巻>>
コメント
はじめまして
 二年前に当時のコミック版を読んで、この作品に傾倒した者ですが、最大の謎は、どうして作者がこの時点で物語を切ってしまったかですね。

 自分的には、「外部からの救済」という構図が、作者の嫌う、いわゆる「戦後日本」のイメージに重なったからではないかという感じですが。
by: JIN * 2012/09/06 20:49 * URL [ 編集] | UP↑

JINさん こんばんは
はじめまして 
コメントありがとうございました!!

正直、この記事にコメントを頂くとは思っていなかったので
嬉しいやら気恥ずかしいやら(笑)

>  二年前に当時のコミック版を読んで、この作品に傾倒した者ですが、最大の謎は、どうして作者がこの時点で物語を切ってしまったかですね。

あとがきでも著者が書かれているように
「人類ダメ小説」に自ら引導を渡すことにより

次の段階『幻魔大戦』『真幻魔大戦』を書くための
ある種のスプリングボードとしての作品の終わらせ方だったのかなと思います。

破滅・救済どちらとも取れる一種のリドル・ストーリーとも読めるところも
個人的には気に入っていて

お書きになられているように
>「外部からの救済」という構図
では、(SF的には有りだと思うのですが)
あまりにも心もとない。

ここまで、描かれてきた“S”や林石隆(ラストでは既に死んでいますが)が
それを許容するとは思えない。

他の作品でも「ハッピーエンドは物語の死である」と書いていた著者の
最上の終わらせ方だった気がします。
(ただ、著者自身、時代によって言動が変化する作家さんなので何とも言えませんが)

だからこそ、その後には人間の獣性から「自らを成長させ、救済していこうする」作品群が
必要だったのかもしれませんね。

>作者の嫌う、いわゆる「戦後日本」のイメージに重なったからではないかという感じですが。

ああ~!!これは目から鱗でした。
なるほど。
これは考え付きませんでした。

あとブログの方も先ほどお邪魔させていただきました。
『コードギアス』のスザクについての感想も非常に面白かったです!!
あのキャラクターに対して、そこまで考えたことがなかったので
非常に新鮮でした。

繰り返しになりますが
コメント有難うございました。

またブログの方も遊びに伺わせていただきます。
それでは!!
by: きみやす * 2012/09/06 21:44 * URL [ 編集] | UP↑
板にもお出でいただいたみたいで
 どうもありがとうございます。

 とにかく彼ってのは、今までに無い、実に噛めば噛むほど味の出るキャラですよね。

 スレは古い物からどんどん上げて頂いて結構ですので、どうかお気楽に御参加されてください。

 もちろん新しいスレ立ても大歓迎です。

 
by: JIN * 2012/09/07 19:47 * URL [ 編集] | UP↑

JINさん こんにちは

>  とにかく彼ってのは、今までに無い、実に噛めば噛むほど味の出るキャラですよね。
確かに、そう考えてみると面白いキャラクターですね。

>  スレは古い物からどんどん上げて頂いて結構ですので、どうかお気楽に御参加されてください。
ありがとうございます。
『スプリンター』だけでなく『愛がゆく』(!!)なんて懐かしい。
久しぶりに実家に帰って『愛がゆく』さがしてみようかな、と思っています。

懐かしい作品を思い出させてくれてありがとうございました。
 
by: きみやす * 2012/09/08 13:54 * URL [ 編集] | UP↑

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


| ホーム |

プロフィール

きみやす

Author:きみやす
ご訪問、ありがとうございます。

このブログは管理人である“きみやす”が
ひたすら、本やマンガの感想を
書き連ねていくブログです。

お手すきな時にでも
のぞいてみてください。

カテゴリー

最近の記事

ブログランキング

FC2ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ ランキングはこちらをクリック! BS blog Ranking 人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

ブログランキングに参加しています。 よろしければ、ポチッとお願いします。

月別アーカイブ

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

最近のコメント

最近のトラックバック

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。