(日本人)

(日本人)(日本人)
(2012/05/11)
橘 玲

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(日本人)」(感想
(著)橘 玲
3・11以後、マスメディアやインターネット上で
さまざまなひとたちが「日本」や「日本人」について論じた。
その論旨は、次の一文で要約できる。

「日本の被災者は世界を感動させ、日本の政治は国民を絶望させた」。
過剰な「日本」に溺れて
私たちは自分が何者で
世界がどんなところなのかを見失っている。
はたして「日本人」とは何なのか。

「日本人的なもの」があるとすれば
それはむしろ世間(ムラ社会)ではなく
世俗(神を信じずに功利的に生きる)の方にある。

日本人性の謎を解くカギは
巷間いわれているような「空気=世間」ではなく、「水=世俗」にこそあるのだ――。
(帯より一部抜粋)

結論から言えば

博覧強記な著者が様々なデータを統合させ
従来の「日本人」像を突き崩していきます。

前半のゾクゾクするような話のもっていき方から
中盤のいささか強引であったり、以前の作品でも目にした記述に
少々、中弛みを感じつつも
後半になると、橋本大阪市長に対する言及などもあったり
色々と話は飛躍するしながら

最終的には、ここ数年の著作で結実してきた
“伽藍からバザールへ”というところに帰結します。

同じ著者の作品を読んできた方ならば
正直、「またか」とは思いつつも
具体的な対案を思いつかない
自分にも苛立ったりするかもしれません。

ある意味、あとがきで
著者自らが何者であるか、気づく描写が
一番鮮烈だったかもしれません。
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