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クラバード

クラバートクラバート
(1980/05)
オトフリート=プロイスラー

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クラバート」(感想
(著)オトフリート プロイスラー
(翻訳)中村 浩三

村から村への浮浪生活を送っていた主人公・クラバート。
ある晩より、奇妙な夢を見続けるようになる。

「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」
そして、止まり木に止まった十一羽の鴉たち。

その声に従うように、その水車場の見習となったクラバートは
昼は仲間たちと水車場の職人として働き、金曜日の夜には
謎の親方から、十二羽目の鴉となり、魔法を習うことに・・・

水車場での過酷な労働。
友人たちの謎の死。
3年間の水車場の生活の中で
クラバートは親方との次第に対決の姿勢を露わにしていくのだが・・・

最近、再読した傑作
『友達100人できるかな』
友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(1) (アフタヌーンKC)
(2009/08/21)
とよ田 みのる

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友達100人できるかな(2) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(2) (アフタヌーンKC)
(2009/12/22)
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友達100人できるかな(4) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(4) (アフタヌーンKC)
(2010/11/22)
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友達100人できるかな(5) (アフタヌーンKC)友達100人できるかな(5) (アフタヌーンKC)
(2011/04/22)
とよ田 みのる

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作中で、(主人公の将来の妻)が好んで読んでいたのが印象的だったので
読んでみました。

あとがきを読むまで『大どろぼうホッツェンプロッツ』の著者とは気がつきませんでした・・・。

水車場は、多くの秘密を抱え、前半部は特に陰鬱で過酷です。
魔法の師匠である“親方”の存在。
“親方”の上に居る“大親分”
彼らの呪いの連鎖。

何度も何度も壊しても蘇える“棺”の怖いこと・・・
子供の頃に読んだら完全にトラウマのレベルです。

絶望に支配されそうになる彼の心を支えるのは
友人と彼を心から愛する女性の存在。

クラバートは水車場から脱出するために
魔法の勉強に情熱を傾けます。

親方はクラバートに取引を持ちかけます。
自分の後継者となり、この水車場で“親方”にならないかと。

もし、断って出て行くのならば自らも含め、愛する彼女も
死ぬことになる。
よしんば、生き残ったとしても
彼が培った魔法の力は完全に失われることも・・・

クラバートはどう決断するのか。

ラストの知恵比べ。
水車場の様々な登場人物。
断片的に語られる、水車場や新月の謎の行動。
親方をやり込める“デカ帽”の存在などなど・・・

本当に、読み応えがありました。
この本を読んだあとに
『友達100人できるかな』も読み返しましたが
納得する部分も多く、新たな発見がありました。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

20 : 00 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(2) | UP↑

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コメント
世界にはまりました
魔法物が好きな頃、独特な表紙の絵にも惹かれて、図書館で手にしました。
遅まきながら「ゲド戦記」に感動した頃です(大人になってから読んでいますので)。
ハリーポッターは何故か駄目でした。
「グラバート」は期待を裏切らずに応えてくれた本です。

詳しい内容はうろ覚えですが、
きみやすさんのレビューでおぼろげながら思い出せましたよ。


by: しずく * 2012/02/10 18:03 * URL [ 編集] | UP↑

しずくさん こんばんば
コメントありがとうございます。

> 魔法物が好きな頃、独特な表紙の絵にも惹かれて、図書館で手にしました。
本当に、この表紙は凄いですよね。
インパクトがあって、人を選ぶというか。

> 遅まきながら「ゲド戦記」に感動した頃です(大人になってから読んでいますので)。
『ゲド戦記』は本当に面白いですよね。

遠い昔、あまりにもおもしろくて、図書館で何度も読んだ挙句に
当時の昼食代を削って、『影との戦い』や『こわれた腕輪』を購入したのを思い出しました。

> 「グラバート」は期待を裏切らずに応えてくれた本です。

すべての謎が解決されていないところや
最後の親方との勝負の結末。
どれをとっても本当に、読み応えのあるファンタジーでした。
by: きみやす * 2012/02/10 19:12 * URL [ 編集] | UP↑

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