メガバンク絶滅戦争
2015/04/20 ( Mon )
![]() | メガバンク絶滅戦争 (2015/01/30) 波多野 聖 商品詳細を見る |
「メガバンク絶滅戦争」(感想)
(著)波多野 聖
とうとう訪れた、日本国債暴落――破綻寸前に陥る巨大銀行。
売国奴たちの野望に、二人の男が立ちはだかる!
一夜にして巨大負債を抱え、機能不全に陥る巨大銀行。
外資ファンドが買収に名乗りをあげ、エリート行員達が無力に泣き崩れる中で
辣腕ディーラーの桂と気くばり総務の二瓶のコンビが史上最大の買収合戦に挑む!
五千億円を動かし、国際経済の裏表を知り尽くした伝説の投資家による、全ビジネスマン必読のエンタメ経済小説!
シドニィ・シェルダン作品の“勢い”を思い出しました。
ディーリングルームでの桂の行動規範。
二瓶の気配りの細やかさ。
桂と二瓶のコンビと言うよりは
彼らが一人一人が魅力的でコンビとして、機能していくのは
ほぼ、後半になってからなんですが。
メガバンク上層部の思惑。
それを知って餌をぶら下げる官僚。
そこから、一気に物語は走り出し、あれよあれよという間に読み終えてしまいました。