創業者を超える二代目経営者の成長ルール
2015/04/10 ( Fri )
![]() | 創業者を超える二代目経営者の成長ルール (DO BOOKS) (2010/05/19) 吉崎 誠二 商品詳細を見る |
(著)吉崎 誠二
学校卒業後の進路、実家企業への入社と実績の積み方、社長になるための修行期間
社長として「引き継ぐもの」「改革するもの」
古参社員との付き合い方、採用と人材育成…など
二代目経営者と同世代の現役経営コンサルタントが書いた現場に即した成長ルール。
最近以前からお付き合いのある会社の社長さんから相談を受けた件で
後継者教育のビジネス書も読んでいるのですが。
この本もそのうちの一つです。
先日、二代目になる息子さんとお会いしたのですが
(当たり前ですが)わりと、きちんとしたと言うか、行儀が良い若者(笑)だったので
ある意味、叩き上げの父親と(おっとりとした感じ)息子さんなので、それが吉凶どちらに出るか・・・
何にせよ、実績(実力)があるのか無いのかは、その社員たちだけでなく、関係得意先からも
注視されているので、対外的にも証明し続けなければならないことと。
否が応でも、社内政治の一つの極となっていくので、きちんと社員さんとの距離感も持たなければ
ならない。
(特に、嫌でも、苦言を呈する人の言葉に耳を傾けることが重要・・・みたいなことを
エラそうに語ってしまいました(恥))
まぁ、あとは、社長として「引き継ぐもの」「改革するもの」
をどうとらえるのか。
それを、いつ行うのか。引き継いだ会社をどうしていきたいのか。
一人で出来る事はやはり限界があるので、組織を形成する意味があると思うのですが
そこに集う人たちの事を考え過ぎてもダメでしょうし、考えなくても、またダメでしょうから。
社会で言われているほど二代目も楽じゃないんだな・・・と思った次第でした。