オールラウンダー廻 13巻

オールラウンダー廻(13) (イブニングKC)オールラウンダー廻(13) (イブニングKC)
(2014/02/21)
遠藤 浩輝

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オールラウンダー廻 13巻」(感想
(著)遠藤 浩輝

前巻から東北ボランティアツアーから
ライバルで幼馴染でもある喬(タカシ)との
(二人が最初に習った)空手道場での勝負。
主人公・廻も対戦相手を、混戦の中から活路を見出す素質が
当時からあったことを先輩の1人が語っていました。

喬(タカシ)との会話の中で
彼の目標・行動原理が明らかにされ

逆に、廻は名のみ登場していた父親が登場するも
特に大きな変化はなく。
むしろ、姉の過去が明かされることにより

格闘技が実際の人生の問題に対して
何の役に立つのか自問する。

でも、やるんだよ。
というところは読んでいてアドレナリンが出ましたが(笑)
全日本選手権も開幕。相変わらず、見せ方も展開も上手いです。
いいヒキのところで今巻終了。

あとがき・・・どした?
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かないくん

かないくんかないくん
(2014/01/24)
谷川俊太郎

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かないくん」(感想
(作)谷川 俊太郎
(絵)松本 大洋

詩人の谷川俊太郎さんが一夜で物語を綴り
漫画家の松本大洋さんが二年かけて絵を描いた。

ほぼ日刊イトイ新聞を読んでいて、
地元の本屋で購入。その後、ほぼ日特典の副読本が欲しくなり再度購入。

作品の内容については各自、読んでいただくとして。


そういえば、Z会のCM『クロスロード』で新海誠監督の新作を見る事が出来、嬉しい限りです。
『言の葉の庭』の風景シーンでもZ会の看板が妙に目について
スポンサーだったことを改めて思い出しました。




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月光条例 26~27巻

月光条例 25 (少年サンデーコミックス)月光条例 25 (少年サンデーコミックス)
(2013/11/18)
藤田 和日郎

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月光条例 26 (少年サンデーコミックス)月光条例 26 (少年サンデーコミックス)
(2014/01/17)
藤田 和日郎

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月光条例 27 (少年サンデーコミックス)月光条例 27 (少年サンデーコミックス)
(2014/02/18)
藤田 和日郎

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「「月光条例 25~27巻」(感想
(著)藤田 和日郎

まぁ、いつものごとく(笑)最終章の最終決戦が続いておりますが

『うしおととら』『からくりサーカス』の時のように
共に旅してきたり、共に戦ったりすることが少なかったので
そこまではと思っていたのですが・・・

27巻にして、主人公の月光だけでなく、おとぎばなしのキャラクターたちが
自ら「月打」を受け
他の小説・映画・ゲーム・アニメ・演劇・マンガの世界を守るために
戦い、散っていく様。
斉天大聖(そんごくう)・はだかの王様二人が、他のジャンルの作品に対して
複雑な真情を明かしながらも“おとぎばなし”は
それらの作品の“父”であることを気付くシーン。

そして月光とエンゲキブたちと深い関わりのあった
シンデレラ・赤ずきんの思い入れのあるキャラクターたち。
マッチ売りの少女とお菊のラスト。

やっぱり、登場人物の最期に輝きを持たせることに定評のある著者ならでは。

(マンガでは他の著者の作品の登場人物が今回もカメオ出演しています。)
『夜の歌』『からくりの君』の蘭菊・『夜に散歩しないかね』の削夜秋平
『暁の歌』『ゲメル宇宙武器店』のゲメル・『美食王(ガストキング)の到着』の美食王
『邪眼は月輪に飛ぶ』の鵜平
『黒博物館スプリンガルド』のバネ足ジャックなどが登場しているのもファンには嬉しい限りです)

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夜と霧

夜と霧 新版夜と霧 新版
(2002/11/06)
ヴィクトール・E・フランクル

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夜と霧(新版)」 (感想
(著)ヴィクトール・E・フランクル(訳)池田 香代子

再々々読。
リンクを張っているTくんのブログ
“きっ、気候のことより自分の体を心配しなさい!--あがき続けることを誓ったがん患者のブログ”
でも取り上げられていたので、改めて読み返しました。

・・・色々なものが去来して、最初はなかなか入り込めなかったのですが
本当に、自分はこの状況に置かれてこのように振る舞えるのか?
何度も自分に問いかける読書になりました。

『七つの習慣』でも良く語られる、本当の意味での主体性。
刺激と反応のあいだにはスペースがある。
そのスペースに、自分の反応を選択する自由と力がある。
過酷な状況の中で何ができるのか。

自分がコントロールできないことではなく
自分でコントロールできることに目を向けることにより、影響の輪を大きくすること。

言葉で書くと簡単なようですが、
日々の生活ですら、それらを実行することは難しいです。

フランクルが経験した収容所の環境・状況であれば、なおのことで・・・
自暴自棄になる者。密告等をしてなんとか、自己の生存を図る者。
他者を蹴落とし、自分が生き残ろうとする者。

そんな中で、他の人間に優しい、思いやりのある言葉をかけ、
なけなしの最後のパンの一片を相手に渡す者たち。

同じ収容所に居ながら、何が人を分けるのか。

過酷でありながらも、そこはやはり人間社会の縮図であるようにも思えます。

人間が人生を問うに先立って、人生から人間は問われている

われわれが人生の意味を問うのではなくて、

われわれ自身が問われた者として体験されるのである。


最近のニュースでも、閉塞感と絶望によって
本当にたやすく自分の命を(手放すかのように)他人を傷つける為に使ったり事を
良く見かけます。

確かに、これから、この国の向かう先はそれほど明るくはないでしょうが。
それでも・・・

どんなに、配られたカードが良かろうが、悪かろうが、それで勝負するしかない。

不条理に思えたり、納得できないものがゴロゴロと転がっていますが

それに、負けずに戦っているTくんの姿に一人の人間として心から尊敬します。

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バビル2世 ザ・リターナー 9巻

バビル2世ザ・リターナー 9 (ヤングチャンピオンコミックス)バビル2世ザ・リターナー 9 (ヤングチャンピオンコミックス)
(2014/02/20)
横山 光輝

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バビル2世 ザ・リターナー 9巻」(感想
(原作)横山 光輝
(漫画)野口 賢

正直、この作品も飽きてきていたのですが・・・
ロデムの復帰と
“六神体”の呼称にびっくり。
まさか『マーズ』と絡めてくるとは・・・

マーズ 全5巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]マーズ 全5巻完結 [マーケットプレイスコミックセット]
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横山光輝

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つのだ じろうの『メギドの火』と『マーズ』は小学生の自分に
凄いインパクトを与えた作品でした。

まぁ、そういった意味では『デビルマン』が一番最初だったですけれども・・・(笑)
あの作品を読んでいなかったら・・・
ある意味、人生を変えた一冊の一つですね。

メギドの火 (1) (竹書房文庫―異界作品集)メギドの火 (1) (竹書房文庫―異界作品集)
(1995/07)
つのだ じろう

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永井 豪

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夢十夜 他二篇

夢十夜 他二篇 (岩波文庫)夢十夜 他二篇 (岩波文庫)
(1986/03/17)
夏目 漱石

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夢十夜 他二篇」(感想
(著)夏目 漱石

こんな夢を見た。”から始まる十篇の連作。
『夢十夜』
文字通り、夢のように曖昧でありながら、変に筋が通っている(特に『第一夜』)
そうかと思うと、やっぱり、辻褄が合わなかったりする。
夢の中でのあの感覚。 

起きてすぐは憶えているのですが・・・
気がつくと忘れているものを
上手く、言葉で掬い取っているようで
不思議な読後感に襲われます。

文豪というイメージよりも、やっぱり、どこか変(偏屈)で
そうかと思うと、さらっと、怖いものも出してくる。
特に第七夜なんて、最後の文章を読むと、ぞくり背筋を走るものがあります。
ロンドン留学時のノイローゼの経験からなのか。
もともと、そういった気質の持ち主なのかはわかりませんが・・・

『文鳥』これも、勝手な話といってはいけないのかな?
自分で飼っておきながら、忙しくなり、“家人”に世話を任せるが
“家人”が餌をやらなかったから、死んでしまった。

儚い、美しいものの脆さを描いているはず・・・なんですが
作家って、勝手だなぁ・・・というのも偽らざる心境です。
さりげなく、自分を棚に上げてしまう。(日本語としては正しくないでしょうが)
その辺の巧妙さ、狡さ、なおかつ連想する“美しい女”に対する行動も含め、どうなの?という気が
今回はしました。 
(昔、読んだときは、素直に作家の生活を描いているという風に感じたのですが)

『永日小品』もその人間性が際立っていて
年をとってから読むとまた、違った感想を持ちそうです。

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はじめの一歩 106巻

はじめの一歩(106) (少年マガジンコミックス)はじめの一歩(106) (少年マガジンコミックス)
(2014/02/17)
森川 ジョージ

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はじめの一歩  106巻」(感想
(著)森川 ジョージ

きちんとボクシングマンガに戻っていたので
久しぶりに良かったです。

WBC世界2位・アルフレド・ゴンザレスとの試合で
今までの試合をして来た人間を思い出すのは、正直感慨深かったです。
(正直、後半の良く分からない色物ボクサーと戦っていたのにも
多少は意味があったのかな・・・と)

あとは、観客席に千堂・間柴と飯村真理(月刊ボクシング)・宮田と藤井(月刊ボクシング)
二つの解説(本当に解説席に座っている伊達・鷹村)を合わせると三視点から解説できるのも
変則的で面白いです。

ただ、宮田とのスパーでの額でパンチを受けるというのは
世界王者・リカルド戦か宮田戦で持ってくるかな~と思っていただけに
いささか、驚きました。

“愚直なまでに、基本に忠実である”一歩という主人公の特徴を表現したのは
本当に、停滞していたこの作品が
少しは原点に返り咲くきっかけになれば・・・と思う次第です。

ただ、一歩の試合でよくある、その試合の前に練習してきたものが
すぐにその試合で生かされるという都合のよさは相変わらずですが・・・
(まぁ、鴨川会長が名伯楽?ということなんでしょうけど・・・)

・・・あとはゴンザレスの悪い癖・・・って
松本大洋の『ZERO』トラビスみたいな展開になるのかなぁ・・・

その展開だと『ZERO』の方が二十数年も前に
数段上の漫画表現と結末を見せてくれたので、止めた方がいい気がするんですが
(余計なお世話ですが)

ZERO―The flower blooms on the ring………alone. (上) (Big spirits comics special)ZERO―The flower blooms on the ring………alone. (上) (Big spirits comics special)
(1995/08)
松本 大洋

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ZERO 下    BIG SPIRITS COMICS SPECIALZERO 下  BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
(1995/08)
松本 大洋

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テラフォーマーズ 8巻

テラフォーマーズ 8 (ヤングジャンプコミックス)テラフォーマーズ 8 (ヤングジャンプコミックス)
(2014/02/19)
橘 賢一

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テラフォーマーズ 8巻」(感想)
(原作)貴家 悠
(作画)橘 賢一

飽きてきました。

・・・この一行ですますのもあれなので。
なんだろう、後出しジャンケンみたいな感じ、といいますか。
火星で進化したGとの戦いだけでなく
今度は、各国の争いが顕在化。
今巻のメインは蟹対蛸(笑)

前巻から続く、地球上での争いや秘密も明かされず。
うーん。引っ張るねぇ。

Gたちもまた進化を遂げていたり、進歩していたり。
泣きのエピソードも、ここまで続くと流石に・・・

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いつか、夜明けの空で待ってる。3巻

いつか、夜明けの空で待ってる。(3)<完> (少年マガジンコミックス)いつか、夜明けの空で待ってる。(3)<完> (少年マガジンコミックス)
(2014/02/17)
荒木 宰

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いつか、夜明けの空で待ってる 3巻」(感想
(著)荒木 宰
1巻から引いてあった重要な伏線もあっさり処理。
ああ、もっと一人一人の関係とかを丁寧に描いてくれたら・・・と
本当に思います。

とてもとても悲しいものだ
と少佐の演説を引用したいぐらいです・・・。

・・・ああ、本当にもったいない。(2013/12/22)

と書いていたこの作品、最終巻が発売されました。

雑誌掲載時といくつか描き変えた部分、追加部分があり。
巻末の後日譚があって、ようやくホッとしたというか。
きちんと、登場人物のその後を描いてくれて
少し救われた気がします。

まぁ、この作品が初連載ということですから
次の作品に大いに期待したいところです。

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もっと厭な物語

もっと厭な物語 (文春文庫)もっと厭な物語 (文春文庫)
(2014/02/07)
不明

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もっと厭な物語」(感想
(著)夏目漱石 エドワード・ケアリー 氷川瓏
シャーロット・パーキンズ・ギルマン アルフレッド・ノイズ
スタンリイ・エリン 草野唯雄 クライヴ・バーカー
小川未明 ルイス・バジェット


『夢十夜』 より『第三夜』
『私の仕事の邪魔をする隣人たちに関する報告書』
『乳母車』
『黄色い壁紙』
『深夜急行』
『ロバート』
『皮を剥ぐ』
『恐怖の探究』
『赤い蝋燭と人魚』
『著者謹呈』の10篇収録

前作が好評だったらしく今度は日本人作家も登場。
夏目漱石の『夢十夜』 より『第三夜』
これも嫌な話ですが、個人的には『第七話』のラストの“とりかえしのつかない”ラストも
良い味を出していると思います。 教科書等で有名な『第六話』も好きです。

個人的に印象に残ったシャーロット・パーキンズ・ギルマン『黄色い壁紙』
解説を読んでみると著者の経験を知ると、登場人物の精神状態の描写の迫力もむべなるかな。

有名な『ロバート』
スタンリイ・エリン『特別料理』『九時から五時までの男』『最後の一瓶』『鏡よ、鏡』『闇に踊れ!』とか
必死に集めていた頃を思い出します。
本当に、話としては、「ああ、なるほど」という感じなのですが
そこから、もう一個、山場があるのがポイントが高いです。

『皮を剥ぐ』『恐怖の探究』
なんか、作品集のスタンスがちょっと変わってきたような気もする作品二つ。
グロテスクな描写があるので、読まれる方はご注意を。

それにしても、夏目漱石とスタンリイ・エリンとクライヴ・バーカーが入った
アンソロジー・・・ってすごいですね(笑)。

そして、救いのないラストがトラウマになる方も多い
『赤い蝋燭と人魚』!!
絵本にもなっているのですが、有名ないわさきちひろ(画)の絵本も酒井駒子(画)の絵本も
半端なく、怖いです(笑)

酒井駒子さんって『よるくま』描いた人なのに・・・
こういう絵柄も描けるんだと。
そういった意味でも、驚かされる作品です。

今回も末尾に相応しい『著者謹呈』
このラストには思わず、口笛を吹いてしまいました。

今回も読みごたえのある作品集でした。
ちょっと『皮を剥ぐ』『恐怖の探究』の系統が増えるのは正直、苦手なので
(次回があれば)もっと、心理的にくる作品を期待します。

太宰治 『トカトントン』とか村上春樹『沈黙』とか。

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ももいろのきりん

ももいろのきりん (福音館創作童話シリーズ)ももいろのきりん (福音館創作童話シリーズ)
(1965/07/01)
中川 李枝子

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ももいろのきりん」(感想
さく中川 李枝子(なかがわ りえこ)
中川 宗弥(なかがわ そうや)

るるこはお母さんから、とても大きいももいろの紙をもらいました。
のりとはさみとクレヨンを持ってきて、その大きなももいろの紙で
世界一きれいなきりんをつくり、キリカと名づけました。
るるこがクレヨンで大きな目と口をかくと、キリカはしゃべりはじめます。

自分が幼稚園の時に何度も何度もずっと読んでいた本です。

自分が本というものの面白さを知った一番最初の体験でした。
この本を読まなかったら、今の自分はないでしょう
それくらい大切な本です。

すごいことに、いまだに読んでも面白さが減らない。
3人の子供たちにそれぞれ読み聞かせても、
皆、キリカが生まれる“とても大きいももいろの紙”が欲しくなり
センス・オブ・ワンダー(当時はもちろんそんな言葉は知りませんが)に
満ち溢れていて
その不思議な紙から生まれた、キリカとるるこの冒険に心躍らせます。

作者のなかがわ りえこさんは
もちろん『ぐりとぐら』『そらいろのたね』『いやいやえん』など
名だたる作品群を書いた方として有名な方なのですが
この作品もとても、とても素敵な作品です。

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ビリオネアガール 3巻

ビリオネアガール(3)<完> (アフタヌーンKC)ビリオネアガール(3)<完> (アフタヌーンKC)
(2014/02/07)
桂 明日香

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ビリオネアガール 3巻」(感想
(著)桂 明日香
(原作)支倉 凍砂

実は総資産170億円の凄腕デイトレーダーの彼女と
平凡な大学生の格差と“お金”についての物語。

うーん。完結してしまいましたね。
3巻目は高遠恵の基本的で、トレードを成功させる為に
行っていることが書かれていました。

ただ、これを実行させるのがまた難しいですよね。
その感情をいかに律するか、他者の感情を如何に読み切るか。

ただ、大学生がトレードの世界に飛び込んでいく展開ではなく
ある意味、予定調和とも言える恋愛譚(それも駆け足で)で終わってしまったのは
勿体なかったかな?

主人公二人が、自分の本当に欲しいものは何か、見出す作品だったのかなと
自分も、少々テーマを読み違えていたようでした。

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さびしんぼう

さびしんぼう [DVD]さびしんぼう [DVD]
(2001/07/25)
富田靖子、藤田弓子 他

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さびしんぼう」(感想
(監督)大林 宣彦
(主演)尾美 としのり 富田靖子

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
7作目はこの作品です。

尾道三部作ではやはりこの『さびしんぼう』
もう、リリシズムやノスタルジアを詰め込んで
テーマである“母親への息子の愛情”の表現には息子の一人としては納得しかねるところがありますが(笑)
これは、本当に素晴らしい作品です。

小林稔侍演じる父親との風呂での会話が妙に沁みます。

尾道にも何度か友人と行きましたが本当に
あんな感じの坂の多い、素晴らしい町でした。

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ふたり

ふたり デラックス版 [DVD]ふたり デラックス版 [DVD]
(2002/02/22)
石田ひかり、中嶋朋子 他

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ふたり」(感想
(原作)赤川 次郎
(監督)大林 宣彦
(主演)石田ひかり 中嶋朋子

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
6作目はこの作品です。

どこか、遠くへ、行きたいな。こう呟いてはため息をつく、というのが
実は姉の内緒の癖でした・・・
この世の中で 一番幸福だと思える姉が どうしてよそへ行かなくてはならないのでしょう


落ち着いて 最初の和音 フォルテ 力強く

なに言ってんの こどものくせに
なに言ってんの オバケのくせに

数ある、大林宣彦作品の中でも一番観た回数が多いのは『青春デンデケデケデケ』です。
ダビングしたテープをほとんど毎日観ていて
多分、ほとんどのセリフがソラで言えるぐらい(笑)。
あと、四国に行ったとき・香川の観音寺にも行きました。

せつなさでは、やっぱり『廃市』かなぁ・・・

新・尾道三部作ではやはりこの『ふたり』が群を抜いていますね。

どこか茫洋とした、小説を書くのが趣味の中学二年生の北尾実加(石田ひかり)
秀才にしてピアノや演劇でも主役を演じるしっかり者の高校二年生の姉・千津子(中嶋朋子)
彼女たちの生活が変化したのは姉・千津子が不幸な事故で亡くなってしまってからだった。

そして、あることがきっかけで姉の姿が見えるようになった実加は
様々なことに遭遇し、成長していく。

もう、キャストが良い。
母親役・富司純子。
父親役・岸部一徳。
この二人の関係の変化が実加の心にも大きく影響を与えていく。

親友真子役・柴山智加。ビンタを張るシーンがとても印象的。
『青春デンデケデケデケ』にも出てましたね。
そういえば、彼女のいとこ役で林泰文(ちっくん!)が出てました。

中学生の頃に実加に関わりをもつ前野万里子役・中江有里。
高校生の頃に関わりをもつ中西敬子・島崎和歌子。

大事な人を喪った時に人はなにを思うのか。
実加が千津子に対して口にした言葉。
鏡で互いを見ながらの二人の演技。
その後の母親の台詞。

千津子の見守ることしかできない辛さ。
どんどん成長していく妹の姿。
ラストで実加の成長が部屋にも表れていたり。

かと思うと
タクシーで父親のネクタイの柄を不審に思う首の傾げ方など
そっくりなところもおかしい。
おかしくて悲しくて、だからこそ大事な作品の一つだと思う。

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ザ・フォール/落下の王国

ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]
(2009/02/11)
リー・ペイス、カティンカ・アンタルー 他

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ザ・フォール/落下の王国」(感想
監督ターセム・シン
主演リー・ペイス カティンカ・アンタルー

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
5作目はこの作品です。

これも年下の映画好きの方から教えていただきました。

まず、OPから「なんだ、これ?」
動いているのか?静止画なのか?わからない映像のあと物語は始まります。

オレンジの収穫中に木から落ち、腕を骨折して入院していたもうすぐ5才になる女の子・アレクサンドリアは
ギブスをつけながらも病院の中をうろうろとしている。自分の好きなものを一杯つめた箱をもって。

そこで知り合った青年ロイ。
足の感覚がないロイと意気投合したアレクサンドリアは
彼の始めた即興の“愛と復讐の叙事詩”に引き込まれていく。

実は、動けない自分に代わって自殺するための薬を彼女に盗ませようと思い付き
アレクサンドリアを操る為にお話を聞かせ始めるのだった・・・

まず、アレキサンドリア役のカティンカ・アンタルーがちょうどいい感じで可愛くない(笑)
物語が進むにつれ、その自然な表情にハッとさせられる
そこら辺のバランスがとてもいい。

そして、物語のきらびやかさが彼女の想像力によってより一層際立ち
石岡 瑛子デザインの衣装はやっぱり、凄く映えますね。
立体にすると特に凄いです。
(登場人物たちが(彼女の知る現実の人物たちから)採られている
=彼女の視点で、物語が再構築されているのをあとになって気がつくのですが。

ロイの作った即興のお話が良い所で邪魔が入り
彼女に指示を与えていくのですが
彼の怪我の理由。自殺願望の理由。
色んなところで“落下”というテーマが何度も登場します。

即興だったはずのお話は次第に変化していき
ロイの自暴自棄さはお話の中にも顕著になっていきます。
そこでのアレクサンドリアの言葉。

そして、物語のラストで無声映画を観るシーンがあるのですが
そこで起きた笑い声によってロイが救われていくさま。

今までのきらびやかな色彩とは全く逆のモノクロの無声映画
しかし、そんな中で人を笑わせ、喜ばせる先人たち、映画そのものへの愛情と敬意を感じました。
ここで“落下”の意味が肯定化されるのも驚きました。

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ルビー・スパークス

ルビー・スパークス [DVD]ルビー・スパークス [DVD]
(2013/10/02)
ポール・ダノ、ゾーイ・カザン 他

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ルビー・スパークス」(感想
監督ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
主演ポール・ダノ ゾーイ・カザン

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
4作目はこの作品です。

これは年下の映画好きの方から教えていただきました。

若き天才作家としてデビューしながら、その後、極度のスランプに陥っていた主人公・カルヴィン。
彼は、気晴らし程度に、理想の女の子“ルビー・スパークス"を主人公にした小説を書き始める。
そんな彼の前に不意に登場したのは現実のルビーだった・・・。

これだけ読むと何処の男子中学生の設定だよ(笑)という感じなんですが
脚本を“ルビー・スパークス”を演じたゾーイ・カザン(女性)が書いているのがポイント。
(ちなみに、カルヴィン役を演じたポール・ダノとは実際のカップルだそうです)

理想の女の子からが現れ、もうこの上なく幸福と思いきや
人間関係の薄さや努力の少なさを指摘されるカルヴィンが・・・切ない。
次第に自我に目覚め、自分から離れていこうとするルビーに対し

彼自身のこだわりと感じさせるタイプライターを叩くことにより
ルビーを変化させることができる。

しかし、それで、彼女から愛されているといえるのか
彼女を愛しているといえるのか。

何度目かの改変の後に、訪れる別れの時。

結末は、ちょうど良い所で終わっていて。
この辺は一番評価が分かれるところでしょうが・・・

実際にカップルであるからこそ、出来る演技も含めて
男女の些細な諍い等のリアルさが共感を得られるような気がします。
(あと、カルヴィンの母親にアネット・ベニング
その再婚相手にアントニオ・バンデラスが出ていたのには驚きました)

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

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ニューヨーク1997

ニューヨーク1997 [DVD]ニューヨーク1997 [DVD]
(2012/04/13)
カート・ラッセル、リー・バン・クリーフ 他

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ニューヨーク1997」(感想
監督ジョン・カーペンター
主演カート・ラッセル

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
3作目はこの作品です。

主役のカート・ラッセルはやっぱりいいなぁ。
リー・バン・クリーフもアーネスト・ボーグナインも
味のある顔で素晴らしい。

もはや、ネットスラングと化した“スネーク”も
この映画に影響された小島秀夫が製作した
ソリッド・スネークが活躍する『メタルギア・ソリッド』シリーズにも受け継がれた
単独潜入。タイムリミット等。

1988年、犯罪増加率が400%に達したアメリカは
ニューヨーク・マンハッタン島を15メートルのコンクリート壁で囲み
島全体をアメリカ最大の刑務所とした。

・・・この状況説明だけでも、普通の映画だったらもっと時間をかけるのに
テンポ良く説明され、早速物語が展開していきます。

大統領専用機がテロリストに乗っ取られ、マンハッタン島内に墜落させられる。
大統領は脱出用ポッドで機外に逃れたが、救助に向かった強行突入部隊が発見したのは、
大統領の姿はなく、残されていたのは刑務所周辺の警備撤退を要求する囚人たちの要求書と
切り落とされた大統領の指だけだった。

リー・バン・クリーフ演じる警察本部長は
元特殊部隊員でレニングラード降下作戦の英雄ながら
武装強盗の罪でマンハッタン島に収監される予定だったスネーク・プリスキンを
釈放を条件に単身潜入させる事を思い付く・・・。

まず、グライダーで潜入する際のモニターの画像が、懐かしいやら、格好いいやら。
最初の潜入先のビルが世界貿易ビルであることに改めて衝撃を受けました。

あとは、囚人たちがほとんど、スネークを知っていることにも驚き
どれだけ有名人なんだよ(笑)

大統領と囚人たちを率いる“ニューヨークのデューク”とのやりとり。
警察本部長とスネークとのやりとり。
最後のテープの使い方にしても上手くまとめたなぁと
思うことしきりです。

作中でも、続編の『エスケープ・フロム・L.A.』で大統領の扱いが独特で
ジョン・カーペンターという監督の違った面が垣間見ることができます。

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遊星からの物体X

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(2012/04/13)
カート・ラッセル、・ウィルフォード・ブリムリー 他

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遊星からの物体X」(感想
原作ジョン・W・キャンベル
監督ジョン・カーペンター
主演カート・ラッセル

今回の今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
昨晩から観た訳ですが
なかなか、ファンタジーって難しいですよね。

(変に思い入れがあるジャンルなんですが(笑))

今回初めてわかったのは、意外と他の人に聞きづらいテーマですね。
「今までで怖かった映画って何?」←聞きやすい。
「好きなミステリ映画ってある?」←聞きやすい。
「好きなファ、ファンタジー映画ってある?」←聞きにくい(笑)
最初の、ファがいけないのか、
いいオッサンが、ファンタジーって単語を口にするのはかなり勇気がいります。

・・・まぁ、何回もファンタジーと書いていると
みつめあえば ハートに流れる 不思議な Melody
二人にしか みえない扉を 開けば Fantasy

愛が上手く 喋れなくて ピアノを弾いたのさ・・・

と脳内再生されてくる自分もいかがななものかと思いますが。

というわけで、『ネバーエンディング・ストーリー』は貸し出されていたのと
『タイタンの戦い』は2010年度版しか置いていなかったので
2作目はこの作品です。

氷の中から発見され“それ”と孤立した南極基地の隊員たちとの死闘を描く。

いやー。この作品も最初に観たのは『日曜洋画劇場』かな。
もう、犬がね。犬。
子供の頃、びっくりしたんですよ。

『エイリアン』もかなり子供の頃は「勘弁してくれ・・・」って感じですが
今では逆に、『プレデダー』と戦ったりするので
もはや笑いの方に移行してしまう感じです。
(H・R・ギーガーのデザインにも慣れたし)

“それ”のデザインが本当に既成の生物を変形させる怖さと
密閉空間での疑心暗鬼に陥る様が
凄く良いですね。

ラストも色々と含みがありそうで
きちっとした結末が出ていない分、余韻が残って良い感じです。

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コナン・ザ・グレート

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(2011/08/03)
アーノルド・シュワルツェネッガー、マックス・フォン・シドー 他

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コナン・ザ・グレート」(感想
原作ロバート・E・ハワード
監督ジョン・ミリアス
出演アーノルド・シュワルツェネッガー

今回のプログ・DE・ロードショーは
第2回真冬のファンタジー企画(SFも可)ということで
1作目はこの作品でした。
日曜洋画劇場でよくやっていたよなぁ・・・と懐かしんでしまいました。

敵役のタルサ・ドゥームを
ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダ―の声優を務めたことでも一部で有名)が
良い感じで演じていますが

この作品の一番の見どころ
何が良いかって、シュワルツェネッガーの肉体から生じるリアリズムがこの作品を支えていると
いいと思います。

演技という演技はアレですが、改めて見て

『D&D』だとか本当に、TRPGの時代。
“剣と魔法”といかいうシロモノがまだ一部の好事家のものだった頃
騎馬に、剣で、向かっていくのは、正直無理やわ~とか
盗賊はこうでなければとか。
女戦士はこんな感じとか
マコ岩松演じる、呪術師らしさとか。
色んな意味で影響を受けた作品の一つです。

今見ると、テンポの悪い所もありますが『七人の侍』を
意識しているようなシーンもあり
「おおっ!!おもしれえ」と素直に思いました。

ちなみに好きなシュワルツェネッガー映画は『ラスト・アクションヒーロー』
あの創作物と現実の境界線を感じさせるところが結構好きだったりします。
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(2005/09/28)
アーノルド・シュワルツェネッガー、オースティン・オブライエン 他

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切り裂きウォルター 2巻

切り裂きウォルター 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)切り裂きウォルター 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2014/02/12)
中原 開平

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切り裂きウォルター 2巻」(感想
(著)中原 開平

最近、BSで
ジェレミー・ブレット演じる、紳士探偵が楽しくて仕方がないのですが

この作品では、探偵の相棒である元軍医が活躍してくれます。
主人公の謎の左腕の正体とは!?

うーん。今回は正直、豪快に打ち切られた感じが強く残念です。
もっと、もっと著者が投入しようとしていたアイデアが垣間見える分惜しいです。

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殺人者と恐喝者

殺人者と恐喝者 (創元推理文庫)殺人者と恐喝者 (創元推理文庫)
(2014/01/29)
カーター・ディクスン

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殺人者と恐喝者
(著)カーター・ディクスン

夫が殺人者であると知った若妻ヴィッキー。居候を決め込んでいる叔父もその件を嗅ぎつけた。
家庭内騒動の渦中に、衝撃的な事件が発生するが。
H・M卿、回想録口述の傍ら、不可能犯罪を推理する・・・。

これは、賛否両論わかれても仕方がないかもしれませんが
自分は好きです。

解説の麻耶雄嵩氏が言われているように
自分も騙されるのが楽しいです。
(解説も読みごたえがあります)

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春のソナタ

春のソナタ春のソナタ
(1995/02)
三田 誠広

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春のソナタ」(感想
(著)三田 誠広

見えない明日に揺れ惑う17歳の岐路―。
バイオリンの天才で、大学進学をめぐって悩む高校生の直樹。

『いちご同盟』で中学生
『永遠の放課後』で大学生を、“楽器を奏でる”主人公に据えた作品の一つ。
今回は高校生なんですが
前述の二つの作品に比べると少々、落ちるかなというのが
正直なところです。

良くも悪くも、個々のエピソードがバラバラで
どちらかというとまとまりに欠ける印象が
終盤まで続いていたのですが

ただ、後半の父親の独白シーンから物語が引き締まる感じがありました。

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危(アブ)ノーマル系女子 2巻

危ノーマル系女子 (2) (メテオCOMICS)危ノーマル系女子 (2) (メテオCOMICS)
(2014/02/12)
真田ジューイチ

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危(アブ)ノーマル系女子 2巻」(感想
(著)真田 ジューイチ

いやー。2巻目、こう話を転がすかと。
しばし、絶句した後に笑ってしまいました。

本当に乙一作品・特に『GOTH』や『ZOO』なんかが
好きな人にはおススメ。

今巻で登場するある人物(この人物だけでも十分におかしいのですが)を
狂言回しとすることにより
女の子たち“壊れっぷり”と
彼女らの言葉の端々から感じられる主人公自身も
やはり、常人の枠から、さりげなく、
外れている感じの見せ方が上手いです。

※残酷・残虐なシーンがあることを予めお伝えしておきます。
プロモーション動画があったので追加します。


別冊 少年マガジン 2014年 03月号
別冊 少年マガジン 2014年 03月号 [雑誌]別冊 少年マガジン 2014年 03月号 [雑誌]
(2014/02/08)
不明

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『惡の華』 おおー。こう来るかと
噛み締めて読みました。
しかし、本当に、常盤さんいいキャラクターだ。
しみじみ思います。

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弁護側の証人

弁護側の証人 (ミステリ名作館)弁護側の証人 (ミステリ名作館)
(1993/11)
小泉 喜美子

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弁護側の証人」(感想
(著)小泉 喜美子

ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、結婚したのだが
しかし、幸福な新婚生活は長くは続かなかった。
義父である当主・龍之助が何者かに殺害されたのだ。
真犯人は誰なのか?“弁護側が召喚した証人”をめぐって、法廷での闘いが始まる。

再読。

やっぱり、再読に耐える作品というのは、すごいなと思います。
続きを読む

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地下室の手記

地下室の手記 (新潮文庫)地下室の手記 (新潮文庫)
(1970/01/01)
ドストエフスキー

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地下室の手記」(感想
(著)ドストエフスキー

極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち
地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通して
理性による社会改造の可能性を否定し
人間の本性は非合理的なものであることを主張する。

人間の行動と無為を規定する黒い実存の流れを見つめた本書は
初期の人道主義的作品から後期の大作群への転換点をなし
ジッドによって「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と評された・・・そうです。

いやー。久しぶりに読むとキますね。
週末に読んで、“労働力の再生産”とかに全く繋がらない(笑)

ただ、最初の読み始めた時と中盤の勢い
活字を追うことが、耳元で話されているかのように感じる程です。

そして、いつの間にか
この面倒くさい人物と自分との近さに驚きます。

ここら辺は『人間失格』に近いかなぁ・・・
感染性が高いというか、思春期に読まなくて良かったなぁ。と
思うことしきりです。

第二部になってからの
リーザ(『罪と罰』のソーニャの原型と思われる)=他者(訪問者)の存在は
皮肉にも、彼を地下室から出すことになるのだが・・・

その後味の悪さったら・・・
ただ、その救いのなさも含め、なんと言うか、変な魅力というか
吸引力のある作品です。

まぁ、自分は普通の人間なので
彼の言う“安っぽい幸福”を選びますが。

地下室を出た後も“高められた苦悩”に閉じ込められた彼は
著者の後期の作品の中でも姿形を変え、様々な作品へと登場することに
なる気がします。

(感想を書くだけでも一苦労、書いては消し、書いては消しの繰り返しで
結局、自分の文章力のなさを思い知らされるのみです)

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人間ぎらい

人間ぎらい (新潮文庫)人間ぎらい (新潮文庫)
(1952/03/24)
モリエール

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人間ぎらい」(感想
(著)モリエール

主人公のアルセストは世間知らずの純真な青年貴族であり
虚偽に満ちた社交界に激しい憤りさえいだいているが

皮肉にも彼は社交界の悪風に染まったコケットな未亡人、セリメーヌを恋してしまう――。
誠実であろうとするがゆえに俗世間との調和を失なっていくアルセスト。

『異邦人』を読んだ後に、『ペスト』か『地下室の手記』を読もうか迷ったのですが
この本を手にとりましたが

前半のアルセストの勢いとセリメーヌと出会ってからの変化。
喜劇と悲劇の二面性(二層性とでも言うべきか?)自分と切り離し、客観視できることがらであれば
“笑い”は生まれる。
ただ、自分と切り離せない場合、主観が入りすぎることは“笑えない”

・・・ああ、その間の、自分の過去・未来で行われそうで主観がそこまで入らなければ
よくある“あるあるネタ”として共感の笑いが生まれる場合もありますね・・・

そして、セリメールがああいう人格の登場人物でなければ
この作品は、ちょっとした変わった恋愛小説(戯曲)で終わっていたでしょう。。
まさしく、セリメールはアルセストの対極いるような人物であることが明らかになり
それによって、一転して、(そういった相手に恋する皮肉も含め)
恋愛ものでありながら、価値観の違う男女の姿。
そして、社交界という人間関係の中でも虚飾や欲望に溢れた場所であること。

ひいては、アルセストのような〝純度”の高さは
疎外を受けざるを得ないのか。

はたして、誠実さと(お世辞や嘘も含めた)社交性

どちらに軍配があがるのか?

ラストも見事な作品です。

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異邦人

異邦人 (新潮文庫)異邦人 (新潮文庫)
(1963/07/02)
カミュ

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異邦人」(感想
(著)アルベール・カミュ 

母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び
映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し
動機について「太陽のせい」と答える。
判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し
処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。

通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に
理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作・・・との事なんですが

中学生の頃、頑張って、読んでみてさっぱりおもしろくなくて
「なんじゃこりゃ?訳わかんね~」と思っていたのですが。

改めて読んでみると、不謹慎ですが、おかしいし、面白かったです。
司祭に対する言葉も含め。

この世界で生きていくある種の規範・周囲の感情にそぐわない
行動をによって
〝異物”と認識された時に、こんな奇怪で、面妖な世界が出現する。

ムルソーがもともと、そういう人間なのか。
それとも実は、それらの規範・感情(宗教も含め)で覆わなければ
世界(人間社会?)そのものがおかしいのか?

(ムルソーという男を世界に投入することにより
この世界の強度はどれくらいなのかと・・・
ある種の思考実験が行われた気すらします)

その価値観の逆転。

勿論、様々な読み方ができると思います。
そうは言っても、やはり、“母親の死”がきっかけとなったのでは?

ムルソーは狂人に祭り上げられてしまうほどの“理性的”な人間だった?
(自身の欲望も相対化できるほどの)

彼は司祭の言うことも否定しますが

彼のいう幸福である(はず)行動は
彼の否定するキリスト教的(聖書的な)スケープゴートを連想させます。
それは、そこまで、キリスト教的世界観がから逃れなかったことを意味するのか。
それとも、彼は本当に“幸福な死”を迎える事ができたのか?

その答えは、(著者が何と記そうと)各々の読者にゆだねられている気がしてならない。

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寝ぼけ署長

寝ぼけ署長 (新潮文庫)寝ぼけ署長 (新潮文庫)
(1981/08/27)
山本 周五郎

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寝ぼけ署長」(感想
(著)山本 周五郎

五年の在任中、署でも官舎でもぐうぐう寝てばかり。
ところが、いよいよ他県へ転任が決ると、別れを悲しんで留任を求める声が市民たちからわき起った…。
罪を憎んで人を憎まずを信条とする“寝ぼけ署長”こと
五道三省が、「中央銀行三十万円紛失事件」や「海南氏恐喝事件」など十件の難事件を、
痛快奇抜で人情味あふれる方法でつぎつぎと解決する。
山本周五郎唯一の探偵小説である。


読んでいるうちに滋味のように出てくる
著者の人間観。
探偵小説としても、人間を描いた小説としても
十分、否、十二分に楽しめる小説です。

特に、表面に現れた問題(謎)の解決方法だけでなく
その後の処理、問題の根幹の部分にまで
さりげなく、解きほぐしていく様が、良いです。

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殺人交叉点

殺人交叉点 (創元推理文庫)殺人交叉点 (創元推理文庫)
(2000/09)
フレッド カサック

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殺人交叉点」(感想
(著)フレッド・カサック
(訳)平岡 敦

十年前に起きた二重殺人は、単純な事件だったと誰もが信じていました。
殺人犯となったボブを熱愛していたルユール夫人でさえ、何も疑わなかったのです。
しかし、真犯人は、私なのです。

時効寸前に明らかになる驚愕の真相。
1972年の本改稿版でフランス・ミステリ批評家賞を受賞した表題作に
ブラックで奇妙な味わいの「連鎖反応」を併録。

今日は、先日の出張の代休が取れたので
いつものごとく、本棚の整理という名目で読書。

ビル・S・バリンジャー セバスチャン・ジャプリゾ
クリスチアナ・ブランドなどの棚から取り出し
再読。

最近、ありがたいことに、だいぶ、ちょうどいい感じで
物忘れが出始めましたので(笑)
途中まで、ものすごく、新鮮に読むことができました。

これもある意味♪としをとるのはステキなことです そうじゃないですか
ってことなんですかね(笑)

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王様達のヴァイキング 2~3巻

王様達のヴァイキング(2) (ビッグコミックス)王様達のヴァイキング(2) (ビッグコミックス)
(2013/12/23)
さだやす、深見真 他

商品詳細を見る

王様達のヴァイキング 3 (ビッグコミックス)王様達のヴァイキング 3 (ビッグコミックス)
(2014/01/30)
さだやす、深見 真 他

商品詳細を見る


王様達のヴァイキング 2~3巻
(作画)さだやす
(ストーリー協力)深見 真
2巻目はハッキングの腕を買われた是枝一希が
遭遇するのは、友人の加藤からの依頼による
先輩のPCからのパスワード解析。

これが単純なパスワードでなく
あらゆる手を尽くす、是枝と加藤。
行き詰った彼らを救ったのは
ある歌ともう一人の主人公・投資家である所も上手い。

後半は、ある鉄工所を舞台に
いま、現実に起こりあるであろう身近なサイバーテロの姿を
描いています。

そして、是枝の過去。
コンピューターと同化とするような彼の才能に。

サイバーテロの真犯人は同族を見つけたように
是枝に興味を示し、彼の前に姿を現す・・・。

3巻はクラッカーとの遭遇。
そして、投資家となった坂井の半生が語られます。

次巻への期待を孕みつつ
物語は進んでいきます。

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