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マージナル・オペレーション 1~3巻

マージナル・オペレーション 01 (星海社FICTIONS)マージナル・オペレーション 01 (星海社FICTIONS)
(2012/02/21)
芝村 裕吏

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マージナル・オペレーション 02 (星海社FICTIONS)マージナル・オペレーション 02 (星海社FICTIONS)
(2012/09/14)
芝村 裕吏

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マージナル・オペレーション 03 (星海社FICTIONS)マージナル・オペレーション 03 (星海社FICTIONS)
(2013/02/15)
芝村 裕吏

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マージナル・オペレーション 1~3巻」(感想
(著)芝村 裕吏
『月刊アフタヌーン』で新連載された一話目がものすごく興味を惹いたので
数軒の書店を巡って揃え、その日のうちに読了。

30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社だった。
住み慣れた東京を遠く離れた地で訓練を受けるアラタ。

傭兵になるという作品ですと
やはり、日本冒険小説の金字塔『猛き箱舟』
猛き箱舟(上) (集英社文庫)猛き箱舟(上) (集英社文庫)
(1997/05/20)
船戸 与一

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猛き箱舟(下) (集英社文庫)猛き箱舟(下) (集英社文庫)
(1997/05/20)
船戸 与一

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であったり

『危険な夏』等の所謂“挑戦シリーズ”
危険な夏 挑戦シリーズ1 (挑戦シリーズ) (集英社文庫―挑戦)危険な夏 挑戦シリーズ1 (挑戦シリーズ) (集英社文庫―挑戦)
(1990/07/20)
北方 謙三

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『傭兵たちの挽歌』
傭兵たちの挽歌 (トクマノベルズ)傭兵たちの挽歌 (トクマノベルズ)
(1985/10)
大薮 春彦

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等を思いだしますが、
この作品が他の作品と違うのは
主人公の役割・能力が兵士としてではなく、実際の部隊指揮(運用)者として秀でていくところにあります。

文章も読みやすく、物語としても
『BLACK LAGOON』の日本篇を彷彿とさせます
ああ、主人公のアラタとロックが何処となく似ているんだ。
典型的な特徴のない日本人が徐々に軍事的才能や悪党として開花していくさまも・・・
BLACK LAGOON 1 (サンデーGXコミックス)BLACK LAGOON 1 (サンデーGXコミックス)
(2002/12/12)
広江 礼威

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BUTTER!!! 5~6巻

BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(5) (アフタヌーンKC)
(2012/10/23)
ヤマシタ トモコ

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BUTTER!!!(6)<完> (BUTTER!!! (6))BUTTER!!!(6)<完> (BUTTER!!! (6))
(2013/05/23)
ヤマシタ トモコ

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BUTTER!!! 5~6巻」(感想
(著)ヤマシタ トモコ
※スマフォでは表示に異常がでるのは何でだろう???

社交ダンス部青春マンガも完結へ。

ラストの新歓部活紹介の公演が凄く良くて。
『アフタヌーン』連載時も何回も読んだのですが

いじめられた過去を持つ端場が首謀者である村谷に対して
立ち向かうシーン。
村谷 「きみみたいなやつ 嫌うのに
わざわざ理由とか ないっしょ?


端場 「だからそういう 俯瞰した気になってんのを
一生やんのかって 言ってんだよ!!


各々屈託を持っていた登場人物たち
オタクで、卑屈な面と相反して“リア充”に対しての強い怒りを持つ、端場。

明るく、元気な(少し思慮が足りない・・・ともいえる)女の子で
(無意識で)自分が“場”の中心でないとイヤだという自分に徐々気がつく、荻野目。

身長高く、イケメンで、過去グレていた実の兄と確執からか
周囲の人たちとの衝突を好まず“流す”傾向の強い、掛井。

身長が高いことがコンプレックスで、猫背になりがちな女の子で
自己主張もあまり得意ではない、柘。

(二年生は割愛しますが・・・)

ちゃんと部活動を通して成長して“仲間”になっているのに素直に感動。

あと、悪びれない村谷に顧問の鬼田先生が
口にする言葉。
・・・他人やら 世の中やら ナメてんなよ
・・・・・・そうやって ナメた態度とってる限りな
・・・いいコトなんか 何にも巡って
こないんだよ きみには

どれも、心に響きます。

この作品の気に入っているところは
主人公たちのリアルな痛み、めんどくささ。
思春期だからこその、自分でももてあます自意識のようなものを
上手く、マンガとして読ませてくれるところだったり。

教師を含め大人たちも
彼らに対して、都合よく優しくもなく
きちんと、厳しかったり
決して、大人になったからと言ってすべての問題を解決する“力”を
持つわけでもない。
本当に“フツー”の大人たちなんですよね。

子供の頃、大人になればもっと自由に生きられると思っていました。
砂を噛むような、(ガキの)無力感からも開放されるのだと。

確かに、僅かばかりの金をようやく稼ぎ
税金を納め、それなりの大人になったようなフリが出来るようになり

年齢を経ていくと嫌な経験も、良い経験も得ることができ
少々、世の中のことが分かったような気になりました。

ただ、大人でも解決できないものはあり
やはり無力感にぶち当たることも実は多いけども
なんとか、えっちらおっちらやっていくしかないことを
分かっているだけの存在だと気がつかされてくれる作品です。

おすすめです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

20 : 50 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

デッドマン・ワンダーランド 12巻

デッドマン・ワンダーランド -12 (カドカワコミックス・エース)デッドマン・ワンダーランド -12 (カドカワコミックス・エース)
(2013/05/23)
片岡 人生、近藤 一馬 他

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デッドマン・ワンダーランド 12巻」(感想
(著)片岡人生 近藤一馬

だいぶ、待たされた感はありますが
12巻です。
いよいよ、最終局面に突入し
主人公だけでなく、他の仲間たちにもしっかり
活躍の場が与えられます。

ちょっと敵の前巻の余裕っぷりと
今巻の凋落ぶりの落差ががひどいところもありますが(笑)。
いよいよ、次巻最終巻とのこと。
(千地さんが死なないことを祈るばかりです)

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

08 : 00 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

オールラウンダー廻 11巻

オールラウンダー廻(11) (オールラウンダー廻 (11))オールラウンダー廻(11) (オールラウンダー廻 (11))
(2013/05/23)
遠藤 浩輝

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オールラウンダー廻 11巻」(感想
(著)遠藤 浩輝

そろそろ、タイトルのオールラウンダーらしくなってきた主人公。
主人公がどこに活路を見出すのか。
関西選手権も終了。

挿話の一つとして語られる“勝負論”は
ある種、既存の格闘マンガへの否定をも含んでいます。
極めて論理的なそれを主人公は飲み込めずにいます。
(実は今回の“あとがき”とも微妙にシンクロしているのですが)

そして、今巻表紙を飾り、ライバルとして設定されている喬(タカシ)の
中学時以降の物語『Way Of The Dragon』
タイトルからしてもある世代以上のオッサンにはツボでした。

一見“閉じている”ようにも周囲の傍観者のように
見えながらも、人が人に与える影響を静かに描いています。

一転して、ラストはメインヒロインのマキちゃんを据え
可愛らしい物語が展開します。

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周辺雑記 59

『進撃の巨人 第8話』を観ました。

7話も良いですよねぇ。

ミカサの言語能力の低さとか。
絶望に陥った彼女の前に現れた
“巨人を攻撃する巨人”
ミカサのモノローグを後半に持ってくることにより
いい意味で、人類の今置かれている状況をより明確になった気がします。

※嬉々とした声で銃に弾を込める人間の描写といい。
(何の為かはあえて書きませんが)

第8話も
極限状態でのリーダーの資質が語られていたり
アルミンの才能が開花し始めたり

あとは、本編屈指のギャグパートも含んでいるのですが
原作以上に分かりにくくなっている(笑)

それにしてもクオリティ高いなぁ・・・

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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周辺雑記 58

『惡の華』 アニメの第8話観ました。

狂乱ともいうべき、一夜が明けて
手を繋いで帰る二人の姿に

一瞬、(文字通り)“初めての朝帰り”の二人という言葉が
頭をよぎったのですが

春日のふらふらとした、どこかおぼつかない足取りが
そんな、甘やかさなど、消え去り

ゆっくりと、朝の町を歩いて、家路に向かう二人。
ここの描写の丁寧さが
二人の新たな関係を表しているような気がします。

(確実に、誰かに姿を見られたらアウトなんですが)

ただ、その時の手の力の入り具合、歩く勢いとか。
ここら辺の女の子の吹っ切れた時の強さも感じさせます。

じゃあ、あたしの家、こっちだから」とか。

じゃあ、また今日
うん、また今日
二人だけの秘密めいたやり取り、とか
手の繋ぎ直し方、とか。
カーブミラーに映る、手を離した後の、春日の手の動きとか
初々しい恋人同士のようだ・・・

(そう考えると、ポツンと教室に置かれた佐伯さんの体操着が意味深だなぁ・・・)


そして、夏服に着替え、通る通学路。
同じ通学路のはずなのに。

(・・・風景の使いまわしとも言えますが(笑))

確実に中身は変わってしまった春日の姿。

そうかと思うと、校門前で
露見する事に恐れを感じ

ダメだ やっぱりダメだ。

旅に出よう 

このまま、どこか 旅に出よう


とか呟いちゃう。

安定の春日クオリティ(笑)

旅に出ようってなんだよ。

(“どこにも行く場所が無い”とも“どこへ行っても同じだ”と語っている
彼(ら)なのに?)

思考の跳び方が半端なく面白い。
妄想でのクラスメートの罵倒シーンも・・・特に山田くんの顔。

(お前、本当は友達と思ってねぇだろ?)

教室に行っても山田くんの鬱陶しさは炸裂しています。

それにしても、あれだけ汗かいて、挙動がおかしければ、
普通の人でも、気がつくような気はしますが
(それとも、いつも、挙動がアレなので気がつかれないのか?)

そして、前回とはうって変わって
静かなEDへの入り方なんですが
それでも、十分衝撃的な終わり方でした。

いやー。
それにしても春日くんの覚悟のなさが
男の弱さ、見苦しさを見せられているようでした。

(あそこで別れを切り出すって、責任を取っているんじゃなくて
完全な責任の放棄、逃げだよなぁ・・・)

それに比べて、女の子たちの胆力というか
いざ、腹をくくった時の怖さ(笑)

あとは、お母さんの「寿命縮まった」発言も変に面白かったり
仲村さんの舌を出すシーン(これまた、ニッチなサービス?)
後半の、佐伯さんのなんともいえない目の色とか
色んなところで楽しませていただきました。

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12 : 00 : 00 | 雑記 | TB(0) | Comment(2) | UP↑

煙の殺意

煙の殺意 (創元推理文庫)煙の殺意 (創元推理文庫)
(2001/11)
泡坂 妻夫

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煙の殺意」(感想
(著)泡坂 妻夫

出所して間もない手許不如意のひだるさに、
島津亮彦は身なりを繕って花見客さざめく多武の山公園へ。
知人に出会い、誘われるまま鍋をつついたその翌日…愛すべき傑作「紳士の園」や
殺人現場に赴いた風変わりな捜査官が織り成す推理の妙「煙の殺意」など八編を収録。
興趣の尽きないストーリーと騙される快感が堪えられない名作品集。

どれも色あせずに、謎そのものの美しさというか、魅力そのもの。
手垢のついた表現で申し訳ないけども
万華鏡を覗くような楽しみがあります。
中でも『椛山訪雪図』は
ぞわぞわと背筋を這い上がる寒気が、だんだん癖になるような
なんともいえない逸品です。

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1日で読める平家物語

1日で読める平家物語1日で読める平家物語
(2011/12/08)
吉野 敬介

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1日で読める平家物語」(感想
(著)吉野 敬介

全192話からなる「平家物語」の全容が一日でわかる,スーパー入門書。
特に66の名場面は丁寧に,そして吉野流の笑いを誘う解説で展開。
平家物語絵巻の図版もカラーで多数掲載。

小学5年の息子の音読を聴いているのですが

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、
ひとえに風の前の塵に同じ。


末尾の“風の前の塵に同じ”
宇多田ヒカルの『Traveling』でも歌詞にサラっと登場していたのを
思い出しました。

そんなこんなで書店でいくつかさがして
読みやすそうなこの本を購入。
期待以上の読み易さで
かつ重要なところには、ページを割いてあって
原著の方にも時間があれば手を出してみたいです。

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capeta(カペタ) 29~32巻

capeta(29) (KCデラックス)capeta(29) (KCデラックス)
(2012/08/17)
曽田 正人

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capeta(30) (KCデラックス)capeta(30) (KCデラックス)
(2012/11/16)
曽田 正人

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capeta(31) (KCデラックス)capeta(31) (KCデラックス)
(2013/02/15)
曽田 正人

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capeta (32) (KCデラックス)capeta (32) (KCデラックス)
(2013/05/17)
曽田 正人

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capeta(カペタ) 29~32巻」 (感想
(著)曽田 正人

「マカオGP篇・開幕」
レースの臨場感・ドライバーの心理状態を描いた
29巻・30巻は素晴らしい。

ただ・・・31巻の帯で「えっ?!」となってしまい
かなり心理的に失速しました。

ただ、ここではライバルである源の在り様。
どうやって、世界とやり合うのか、彼の“武器”が明かされます。

そして、32巻。
その源の武器を目の当たりにしながら
カペタは自身の原点を再び確認することになります。

そして、カペタは『F』の赤木軍馬とは違う
自分がどうなりたいのかという“姿”に気がつきます。

そこからのレースの結果は・・・実際に読んでもらうことにして。

個人的に、十分楽しませてもらいました。

今までの“曽田作品”の主人公たちとはまた違う存在といいますか。
自分の“我”だけで色んなものを薙ぎ倒してきた
彼(彼女)らとは違い、集団の中で生きること。
スポンサーに自己をプレゼンできること。
そして、感謝をすること。

それらが備わった主人公だったと思います。

ただ、これまた、今までの登場人物とは違う
個性を発揮してくれそうだった“ノブ”の扱いや“秦さん”の
エピソードももう少し読みたかった気がします。

なにはともあれ、完結、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

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周辺雑記 57

『疾風伝説 特攻の拓 外伝 ~Early Day’s~』が次号最終回だって(笑)

もはや、失笑しか浮かばないレベル。

怒りすら覚えんわ~(笑)

まぁ、セロニアスの姿が読めただけでも、僥倖と思うことにしますかね。

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はじめの一歩 103巻

はじめの一歩(103) (はじめの一歩 (103))はじめの一歩(103) (はじめの一歩 (103))
(2013/05/17)
森川 ジョージ

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はじめの一歩 103巻」(感想
(著)森川 ジョージ

・・・ヴォルグ戦終了。

不満がないことはないですが
まぁ、良しとしましょう。

ただ、その後に、“一歩が弱くなった”とかいう
展開になるのはどういうことでしょうかね(笑)

経験を積ませるために、色物ボクサー達と
しょーもない日本タイトルマッチやってきた訳だったような・・・

描きたいモチベーションが保てないのならば
もう、早く終わしてもいいのでは?

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四月は君の嘘 6巻

四月は君の嘘(6) (四月は君の嘘 (6))四月は君の嘘(6) (四月は君の嘘 (6))
(2013/05/17)
新川 直司

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四月は君の嘘 6巻」(感想
(著)新川 直司

読んでいて、涙が出た。

通称「ガラコンサート」への招待状が届いたヴァイオリニスト宮園かをりは
再び公生を伴奏者に指名する・・・。

・・・悲劇の予感をはらみつつも
少年は、確実に成長していく。
1巻の頃の面影はとうになく。
灰色だった世界からの、帰還を成し遂げつつある公生。

彼を苦しめていた“演奏中に音が聞こえなくなる”ということが
どういう風に、克服、もしくは払拭されるのかというところに
大勢の読者が期待していたと思うのですが。

今回、ある人物の言葉によって
その致命的とも思えた“欠点”が
全く別の表情・意味を見せ始め

後半の演奏シーンへと。

そして、ラストの見開きで
思わず、もらい泣き。

こんな風に話を持っていくとはなぁ・・・

ただ、このコンサートの後は
そろそろ、繰り返し示される、もう一つの伏線と
彼ら、四人組の関係も変わっていくんだろうな、と思うと
一抹の寂しさを覚えます。

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復活するはわれにあり

復活するはわれにあり復活するはわれにあり
(2013/04/17)
山田 正紀

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復活するはわれにあり」(感想
(著)山田 正紀

余命を宣告された、車椅子のワンマン経営者・権藤。
ジエイゾと名乗る者に拉致され、男が所有する大型船「南シナ海号」に乗船することになったが
船はハイジャックされ、権藤は人質となってしまう。
犯人の背後に蠢く得体の知れない陰謀を感じつつ
超ハイテク車椅子(サイボイド)と共に果敢に立ち向かう。
海上を舞台とした、著者久々の冒険小説!!

それにしても、あとがきや『このミス』で書かれていた病気の方も
良くなられたみたいで、そのことがまず、純粋に嬉しいです。
本作のタイトルも、噛み締めて読んでしまいました。

そして、帯にもありましたし、あとがきにもありましたが
“冒険小説の復活”を謳っています。
山田流の変格とも取れる冒険小説の数々
『崑崙遊撃隊』『謀殺のチェス・ゲーム』『火神(アグニ)を盗め』
『50億ドルの遺産』『ツングース特命隊』『虚栄の都市』等の系譜に繋がる物語です。

日本の冒険小説が強大な敵と戦う物語から
“自己の弱さ”を如何にして克服していく物語と変化し
あらゆるジャンルの物語と同じように拡散・変質していった印象を持っているのですが

脊髄に腫瘍を持ち、下肢の麻痺を持ちながら登場する主人公・権藤。
『神狩り』の主人公・島津のような自我(エゴ)の強い人物。
山田作品が好きな方ならば、懐かしくもあり

(テロリストたちや自分の部下たちも旧友に会えたような感慨を覚えます)

著者自らの経験を活かした、車椅子での介助・苦労と
それらを払拭するために登場した(サイボイド)も
すべて主人公にプラスに働かない所も、皮肉が効いていて。

だからこそ、唐突ともいえるラストシーンの描写が際立つのですが。

次は『神々の埋葬Ⅱ』ですかね?
・・・これも個人的に好きな作品なだけに
どきどきしてしまいます。

個人的には、コンゲームを主体とした“犯罪者もの”も好きなので
新作を書いて欲しいなぁ・・・と期待するばかりです。

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周辺雑記 56

『惡の華』 アニメの第7話観ました。

いやー。
一気に行きましたね。
今回もあっという間でした。

アニメ・1話目のテンポの遅さから
てっきり今回のシーンぐらいで
13話消化するのかな?とか思っていたのですが・・・
(残り6話でどこまで行くのかな?)

後半は良かったなぁ。
(警備員や宿直の先生等の存在はスルーの方向で(笑))
仲村さんの目つきとブチ切れ方。

つまんない つまんない つまんない
つまんない つまんない つまんない
つまんない つまんない つまんない
つまんない つまんない つまんないイイァィー


(今回は仲村さん役の声優さんのトバしっぷりが素敵)

仲村さんの真情の吐露は
春日の行き場のなさと呼応し
彼を突き動かす。

マンガ版の春日のテンパり具合からの開放も好きだったけど

アニメでしかできないチョークの乱舞シーン。
EDとテロップを流しながら
飛び散る墨汁。
筆、ノート。倒されていく机や椅子。
散乱していく様の美しさ。

恍惚の表情で踊り狂う仲村さん。
衝動に身を任せて、徐々に喜びを目に宿していく春日。
(・・・そのくせ、笑みは固まったようで
この笑みの固さがアニメ版春日の真骨頂かもしれない)

二人を照らす月光。

ゾクゾクしたなぁ。

共依存とも
互いの存在が
鬱屈した自己の開放に繋がると知った
彼らの“共犯関係”の行く末は如何に?

それにしても、EDが相変わらず、頭がおかしい(笑)

後半がインパクトがあったので薄れてしまいましたが

さりげなく、OPも「惡の華 -佐伯奈々子-」変更になっていて
最後の歌詞も笑ってしまいました。

(OPの歌詞にそれぞれの登場人物の心情が
表されていて、それだけでも聴き応えがあります)

相米慎二監督の『台風クラブ』
柳町光男監督の『十九歳の地図』(原作:中上健次)
長谷川和彦監督の『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』
石井 聰亙・澤田幸弘監督『高校大パニック』
青山真治監督『Helpless』とかが好きな人にはおすすめです。

来週も楽しみです。

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屋根裏の散歩者

屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)
(1987/06)
江戸川 乱歩

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屋根裏の散歩者」(感想
(著)江戸川 乱歩

江戸川乱歩との出会いは多くの少年たちと同じく
ポプラ社の『怪人二十面相』もしくは『少年探偵団』シリーズでは
ないでしょうか。

ある程度、読み進めた後に、短編等に手をだし
今まで読んでいたものが
この大きな作家の一部に過ぎないことに気がつかされます。

『パノラマ島奇譚(談?)』『鏡地獄』『陰獣』『孤島の鬼』『人間椅子』
『芋虫』『人でなしの恋』『押絵と旅する男』『黒蜥蜴』『白髪鬼』などなど
どれだけ、影響を与えたか分かりません。

その中でも自分の好きな作品は表題作『屋根裏の散歩者』です。
主人公・郷田三郎の犯した犯罪の動機。

屋根裏の散歩者〈完全版〉 [DVD]屋根裏の散歩者〈完全版〉 [DVD]
(2005/02/25)
三上博史、宮崎ますみ 他

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こちらも素晴らしい。
正直、宮崎ますみなんてどうでもいい。

三上博史の演技とラストで語られるある人物との会話。
犯人と被害者と探偵の人間の相似形の示唆も含め
屋根裏の美しさすら感じる映像。
そこで、ある人物が主人公に口にした台詞の皮肉さ。
そういったものも含め、好きな作品の一つです。

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殺人遊園地 悪党パーカー

殺人遊園地―悪党パーカー (ハヤカワ・ミステリ 1275)殺人遊園地―悪党パーカー (ハヤカワ・ミステリ 1275)
(1977/01)
リチャード・スターク

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殺人遊園地―悪党パーカー」(感想
(著)リチャード・スターク

逃げ道は遊園地だけだった。パトカーのサイレンの中
パーカーは銀行の現金輸送車を襲撃して奪った金と共に身を隠した。
が・・・その姿を街のギャング、カリアートが見ていたのだった。

そして、深夜の遊園地は金を巡る戦いの場と化すのだった。

再読。
やっぱり パーカーはいいなぁ。
読み物としてのに楽しみに特化していて

こういった作品は
公的に評価される機会は少なくても
必要だと思います。

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伝奇集

伝奇集 (岩波文庫)伝奇集 (岩波文庫)
(1993/11/16)
J.L. ボルヘス

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伝奇集」(感想
(著)ボルヘス

夢と現実のあわいに浮び上る「迷宮」としての世界を描いて
二十世紀文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九‐一九八六)。
本書は、東西古今の伝説、神話、哲学を題材として精緻に織りなされた彼の処女短篇集。
「バベルの図書館」「円環の廃墟」などの代表作を含む。

序盤を何回読んでも、活字が上滑りするというか
内容が自分の中に入らないという変な感じが続いたのですが

有名な『バベルの図書館』を読んでからは
比較的スムーズに読み終えることが出来ました。

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死に金

死に金死に金
(2013/03/27)
福澤 徹三

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死に金」(感想
(著)福澤 徹三

末期癌で死に瀕する男―矢坂。
闇金で築いた巨額の遺産をめぐって五人の人生が交錯する。
実話をもとにした衝撃のミステリー。

最後が若干綺麗すぎかな・・とも思いましたが
おもしろかったです。

馳星周ならこの倍の量を使って
金に踊らされていく人間達をもっと描いた感じもしますが

逆に、連作単編集という体裁をとることで
それぞれの人間たちの金への関り方が浮き彫りになり

飯島:若い頃、矢坂と親交があったがあることを元に袂をわかったヤクザ。
   辰野組若頭補佐。 賭場の支払いが滞っている。

刈谷:三十過ぎの経済ヤクザ。辰野組内で頭角を現している。

辰野:辰野組組長。三次団体から直参への野心を抱く。

浩美:矢坂の別居した妻。矢坂の莫大な遺産を目当てに籍を抜かない。

瑞希:看護師志望の大学生。入院患者として矢坂と知り合う。

そうすることで、病室に寝ている“矢坂”という男の印象も
対比としてどんどん濃くなっていくのが
印象的でした。

金が無意味だとわかるのは、本気で金に執着した人間だけだ
勝つついうことは、何かを捨てるということだ
 人生に勝つというのなら、それに見合うだけのものをすてねばならん。
 おまえにそれができるか

おまえは金の奴隷だ。金に使われえる奴が持っている金を死に金というんだ
見栄は金と時間を無駄にするうえに、余計な負担をしょいこむ

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周辺雑記 55

『進撃の巨人 第6話』を観ました。

あ・・・5話の記事を書いてないや。
良いですよねぇ。4話からの引き。

エレンが「巨人たちと戦える!!」と思った瞬間に
宿敵ともいえる超大型巨人の登場。

・・・駆逐・殲滅させると言っていた彼だが
巨人たちの圧倒的な強さに絶望の淵へと。

そして、6話ではミカサの圧倒的戦闘能力・逸材ぶりが
発揮されますが
この話でようやくエレンとの関係が語られます。
(彼女が何故、エレンに、強い思いを抱くのか
彼らの“恐るべき子供たち”ぶりも明らかになります)

原作では比較的、序盤に語られたこのエピソードを
ここで持ってくることにより
(内容が内容なだけに、瞬間の回想で済ませるのかな~と思っていたのですが)
次回への良い引きとなり、ミカサの心情に共感させながら
話を進める構成は見事だと思います。

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周辺雑記 54

『惡の華』 アニメの第6話観ました。

今回も面白かったなぁ。
もう、あっという間でした。

「ハナガ~」ってEDが掛かった時には
「ええ?!まだ15分くらいじゃ・・・」と錯覚するほどでした。

明らかに仲村さんが可愛くなっているような・・・
やってることは、迷惑極まりないのですが(笑)

ほんとに
気配を消してからの前話の水ぶっかけ。
今回のピンポンダッシュ。
無駄に、行動力高い。

今週の名言は

「鏡で、自分を、


よく見ろよ」



他にもあるのですが
ちょっと・・・書けるような内容ではないので(笑)

主人公の春日を翻弄し、楽しんでいるかのようです。

それにしても主人公の声をあてている声優の人
新人さんらしいですけど、ぴったりですよね。
まさに、はまり役。

彼の狼狽具合が楽しくてなりません。

あとは、友人の山田くんの鬱陶しさ(笑)
安心感すら覚えます。

絵的にも各キャラクターの頬の赤らめ方や
歯の表現も慣れてきました。

来週も楽しみです。

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02 : 00 : 00 | 雑記 | TB(0) | Comment(2) | UP↑

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ [DVD]ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ [DVD]
(2000/09/01)
ライ・クーダー、イブライム・フェレール 他

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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(感想
(主演)イブライム・フェレール
(監督)ヴィム・ヴェンダース  

今回のプログ・DE・ロードショーはこの作品でした。

いや~、やっぱり、これはいいわ~♪

女性シンガーである オマーラ・ポルトゥオンドが
普通に町を歩いていて『ベインテ・アニョス(二十年)』を歌い出すと
自然に通りすがりの女性も(無論素人と思われる)共に歌い出す

あるいは音楽一家に生まれた
エリアデス・オチョア・ブスタマンテが
『エル・カルテーロ(荷馬車引き)』を廃線の線路の上で
ギターを弾き、歌う姿が
とても、自然で。

日本じゃ、やっぱり考えられないけど。

あの国ではおかしくないというか
風土というか、異国の日常が
その辺の雰囲気も
フィルムに納められていて
やっぱり好きです。

イブライム・フェレールが、自宅のアパートで
聖ラサルについて語るとき
彼の信仰心を

母の思い出を語るとき

歌と音楽と技術(それに費やした時間)
さまざまなものを
感じさせてくれます。

・・・・それにしても
皆、自分より遥かに高齢なんですが
着てるシャツの色なんかも
エラく格好いい。

(煙草をやめて、二十年近くなりますが)
葉巻が吸いたくなる映画です(笑)

鉦鼓亭さん ありがとうございました。

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23 : 05 : 00 | 映画・アニメ・DVD・TV感想 | TB(0) | Comment(8) | UP↑

軍艦島 全景

軍艦島 全景軍艦島 全景
(2008/12/10)
オープロジェクト

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軍艦島 全景」(感想)

本棚の奥から発見して再読。

子ども心に公共広告機構のCMはインパクトがありました。
それ以来、どこか心に残っていて

小学生の頃、友人と共に行く計画を立てたものでしたが
電話をしたら無造作に「あー、あっこは三菱の管理下だから入れないよ」と断られたのを
思い出します。

それからン十年がたち、今では見学が(一部)できるようになりましたが
あの"廃墟”の持つ吸引力は今も変わりませんが・・・

改めて、あのCMで語っていた資源と人の有り様を
単なる好事家たちだけのものではなく
感じさせてくれます。

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23 : 00 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

文体練習

文体練習文体練習
(1996/11)
レーモン クノー

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文体練習」(感想
(著)レーモン クノー
(翻訳)朝比奈 弘治

他愛もないひとつの出来事が
99通りものヴァリエーションによって変幻自在に書き分けられてゆく。
20世紀フランス文学の急進的な革命を率いた
クノーによる究極の言語遊戯が遂に完全翻訳された。
前人未到のことば遊び。

部屋の片付けが一段落したことにして
階下に下りると見慣れたマークが・・・

さすがに、家人の冷たい目を浴びながら
読み始めたのですが

なんだ、これは!?

“面白い!!くだらないけど面白い” 『笑の大學』より

正確にいうと、くだらないかそうでないか
ギリギリのところで、やりきっている著者の挑戦心
(ある意味、文化=暇潰しということを示す)遊び心も感じさせます。
遊びだからこそ、真剣というか。
感動も、涙とも無縁でありながら

“ものごとを記述する”ということが
こんなに、豊かなものかとにやにやと笑いながら
驚かされます。

初期の神林長平作品を何故か思い出しました。

あとは、この作品を翻訳した翻訳者の苦労も相当なものだったと思います。

そして、装丁、中身の字体、デザイン等も含め
作品の面白さを最大限、引き出すように作られているのにも
驚かされます。

この作品の存在を教えてくれた友人のTくんに感謝を。
ありがとうございます。

著者は『地下鉄のザジ』を書いた人でもあるそうです。

映画(ルイ・マル監督だったんだ)をかなり昔、親が観ていたのを
何故か、一緒に観た記憶があります。

やばい、『死刑台のエレベーター』も観たくなってきました。
あのサントラも格好良いんですよね・・・

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23 : 55 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

周辺雑記 53


・・・なんか、リアル『倉庫番』と『テトリス』をやっている気分です。

あっちの空間をあけてから これを入れて。

これは、新潮・早川・創元・文春・岩波は・・・

この人は作家別に・・・

これは、思い切って処分!! 

・・・そんな感じです。

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22 : 30 : 00 | 雑記 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

周辺雑記 52

昨日から、本棚の入れ替えをしていたのですが

本棚そのものが倒れてきまして
本気で身の危険を感じました。

よく「倒れてきたら。危ないな・・・」とかは
とは思っていたのですが。

洒落にならないですね・・・

何とか、咄嗟に、両手で上半身は守ったものの
本棚から飛び出た本が下半身、特に足を強打しました。

目立った外傷等はなかったのですが
軽い打ち身が幾つかと

・・・あとは、散乱した本の山に
呆然とするばかりです。

・・・まぁ、そうは言っても自分の本なので
自分で片付けるしかないのですけど・・・・

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21 : 45 : 00 | 雑記 | TB(0) | Comment(6) | UP↑

オイディプスの刃

オイディプスの刃 (角川文庫 緑 376-3)オイディプスの刃 (角川文庫 緑 376-3)
(1979/05)
赤江 瀑

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オイディプスの刃」(感想
(著)赤江 瀑 
夏の光が明るくかがやく日の午後、大迫家に惨劇が起こった。
庭の赤いハンモックに寝ていた刀研師
秋浜泰邦の若い肉体を、名刀「次吉」が切り裂いた。

息子からそれを知らされた母は、同じ刃で胸を突いた。
一方父は、罪をかぶるために割腹自殺を遂げたのだった。

三人の死は、残された異母兄弟三人の運命を狂わせる。
魔性の名刀「次吉」に魅入られた者たちの行きつく果てを妖美華麗な世界に描く、傑作長篇。

久しぶりに再読。
どっぷりと浸かっていた時期がありました。

この濃密な作品世界、自分の人生と恐らくは
全く交差しないであろう「刀」と「調香師」の世界。
明らかに分かっているからこそ
読みたくなる作品というものが
この世にはあるのだと教えてくれた作品です。

ラベンダーの香りから連想する作品が
『時をかける少女』からこの作品に切り替わったことも懐かしく思い出します。

なぜ、ラベンダーの香りだったのか
花言葉を読んで想像するのも一興かと。


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天平の甍(いらか)

天平の甍 (新潮文庫)天平の甍 (新潮文庫)
(1964/03/20)
井上 靖

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天平の甍(いらか)
(著)井上 靖
天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった。
故国の便りもなく、無事な生還も期しがたい彼ら――

在唐二十年、放浪の果て、高僧鑒真(鑑真)を伴って
普照はただひとり故国の土を踏んだ……。

鑒真(鑑真)来朝という日本古代史上の大きな事実をもとに
極限に挑み、木の葉のように翻弄される僧たちの運命を
永遠の相の下に鮮明なイメージとして定着させた画期的な歴史小説。

日本史等で登場する鑑真来朝を描いた作品です。
個人的に、一番好きな井上靖作品はやはり『敦煌』なのですが
井上靖の描く歴史小説には
他の作家が書く作品に比べ、史実よりもどちらかというと

主人公たちに力点が置かれ
(歴史小説を描きながら、主人公に配された青年たちは
大陸への憧れ、真理に対する強い欲求、挫折であったり、若さゆえの驕り、恐怖も含め
実に、普遍的な若者の姿に感じられます)

その中の一人、普照はどんな気持ちで鑑真と共に故国に着いたのか。
そして鑑真は、失明を含めさまざまな、苦難の末に何故、異国の土を踏んだのか。

人を真に“動かす”ものはなんなのか
改めて考えさせられる作品でした。

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悪いやつの物語 (ちくま文学の森)

悪いやつの物語 (ちくま文学の森)悪いやつの物語 (ちくま文学の森)
(1988/08)
安野 光雅、 他

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悪いやつの物語 (ちくま文学の森)
『囈語』 山村暮鳥
『昼日中 老賊譚』 森銑三『鼠小僧次郎吉』 芥川龍之介
『女賊お君』 長谷川伸
『金庫破りと放火犯の話』チャペック
『盗まれた白象』 マーク・トウェイン
『夏の愉しみ』アルフォンス・アレー
『コーラス・ガール』チェーホフ
『異本「アメリカの悲劇」』J・コリア
『二壜のソース』 ダンセイニ
『酒樽』 モーパッサン
『殺し屋』 ヘミングウェイ
『中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃』三島由紀夫
『光る道』 檀一雄
『桜の森の満開の下』 坂口安吾
『女強盗』 菊池寛 
『ナイチンゲールとばら』 ワイルド
『カチカチ山』 太宰治
『手紙』 モーム
『或る調書の一節』谷崎潤一郎
『停車場で』小泉八雲 収録

純粋に読み物として面白かったのは
森銃三『昼日中/老賊譚』

まぁ、これも入るのかと思うのが
『二壜のソース』
『殺し屋』
(大幅に脚色された映画『殺人者たち』も好きですが・・・)

吹っ切れた感じが、強い印象を残す三島由紀夫の
『中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃』 
(これが初期作品であることに戦慄をおぼえます)

編者の意図を感じる『光る道』と
有名な“あとに花びらと、冷めたい虚空がはりつめているばかりでした。”のラストがいつ読んでも冴える
坂口安吾の『桜の森の満開の下』の並び方。

『ナイチンゲールとばら』
子どもの頃、アニメか何かで見てその救いのなさに
ショックを受けたのですが、原作を読むともっとひどい(泣)

哀れなナイチンゲール(夜啼き鳥)の姿に思わず
出てくる登場人物(女だけでなく、学生も)みんな不幸になれ!!と
思わず思ってしまいました。

『幸福な王子』や『ドリアン・グレイの肖像』を書く人間は
やっぱり何か違うよなぁ・・・

かちかち山をこんな風に改変するかと驚かされる太宰治の『カチカチ山』

モームのイヤーな感じを味わう『手紙』

平常運転の感のある(それもおかしな話ですが)
谷崎潤一郎の『或る調書の一節』

『停車場にて』 これを末尾にもってきて正解だと思います。

この作品がないと読後感の印象は
だいぶ違ったものになるだろうなと思います。

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呪術の王国―憑鬼25話

呪術の王国―憑鬼25話呪術の王国―憑鬼25話
(1991/04)
ソーマデーヴァ

商品詳細を見る

呪術の王国―憑鬼25話」(感想
(著)ソーマデーヴァ

インドからの贈物。
謎解きの楽しさと人生の知恵の宝庫
三超軍王と憑鬼が織りなす25話から我々は数々の知恵を学ぶ。
古代インドの呪術的世界に繰り広げられた数々の秘話―。(帯より)

インド版説話集と言えばいいのか。
謎の婆羅門からある憑鬼を連れて来るよう頼まれた王
“三超軍”は憑鬼を背に何度も向かおうとするが
そのたびに憑鬼の口にする物語を聞かされる。

物語の“元型”ともいえるそれらの最後には
必ず、謎が用意され
“この話で一番、幸せなものは誰か”
“この話で一番、不義なものは誰か”などなど

流石に、24話(25話目は大団円)も続くと
話としては、中だるみが起きそうなのですが。
最後の質問とそれに対する三超軍王の回答によって
物語の緊張は何とか保たれている印象はあります。

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周辺雑記 51

『惡の華』 アニメの第5話観ました。

今回は、仲村さんが可愛く見えてきました。

尾行の際に、自分の口で「サササササッ」とか言ってる(笑)。

楽しそうに尾行するシーンの背景や
佐伯さんに告白をOK受けた後の天使が降りてくる場面の長いこと。

原作を下敷きとはいえアニメスタッフ、確信犯ですね。

告白を又聞きしたときの、仲村さんの表情も良し。

至福から突き落とされる展開もいい感じで・・・
(ちょっと、ドリフを思い出しましたが(笑))

この展開で原作のどこまで消化できるかだけが少々心配になりますが
毎週、楽しませてくれます。

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