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自殺島 7巻

自殺島 7 (ジェッツコミックス)自殺島 7 (ジェッツコミックス)
(2012/03/29)
森恒二

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自殺島 7巻」(感想
(著)森 恒二

7巻目ともなると
それぞれのキャラクターが自己主張をはじめ
「おお、このキャラクターがこんなことを思っていたんだ」とか
色々な意味で登場人物たちの成長。変遷を感じることが
出来ました、

次巻はまた、物語が動きそうな展開・予告があり
なかなか、楽しみです、
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事件屋稼業 TROUBLE IS MY BUSINESS

事件屋稼業 (Action comics)事件屋稼業 (Action comics)
(1992/11)
関川 夏央、谷口 ジロー 他

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事件屋稼業」(感想
(原作)関川 夏央
(画)谷口 ジロー

大好きな漫画の一つ。
続編の『新事件屋稼業』も含めて好きです。

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オールラウンダー廻 8巻

オールラウンダー廻(8) (イブニングKC)オールラウンダー廻(8) (イブニングKC)
(2012/03/23)
遠藤 浩輝

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オールラウンダー廻 8巻」(感想
(著)遠藤 浩輝

ようやく、オールラウンダーらしくなってきました。

今回は
主人公のもっとも身近なライバル兼仲間の北村。

彼と彼の兄の会話が胸に染みました。

あとはヒロインと主人公の意外な関係の進展も

今回はあとがきは上手くまとまりきれなかった感じでした。
残念。

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霊界トトカルチョ

霊界トトカルチョ (Beam comix―熱血SF短編集)霊界トトカルチョ (Beam comix―熱血SF短編集)
(2001/02)
島本 和彦

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霊界トトカルチョ」(感想
(著)島本 和彦

時々読み返す著者の短編集の一つです。
昔、ログインに連載していた『ワンダービット』の再編集本なんですが。

ショートショート等でよくあるいわゆる「3つの願い」ものの設定を逆手にとって
禁じ手ともいえる、願いの増量(?)に成功し
「1万もの願い」をかなえてもらうようになった
主人公・山ちゃんの顛末を描いた『山ちゃんと魔法のランプ』

昔、何かのインタビューで語っていた
藤子不二雄先生の名作『ふたりぼっち』を島本流にアレンジした傑作。
『敵に勝つより己に勝て!!』
島本イズムというか。
まず、先に言い切ったもの勝ちというか。
その勢いを保ったままラストになだれ込む上手さ。

この2作はいつ読んでも自分の心にしっくりきます。
(特に疲れている時にはたまらないものがあります)

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デラシネマ 5巻

デラシネマ(5) (モーニング KC)デラシネマ(5) (モーニング KC)
(2012/03/23)
星野 泰視

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デラシネマ 5巻」(感想
(著)星野 泰視

サード助監督となった風間俊一郎は
“世界のモリシマ"こと巨匠・森島貢監督の新作『花、ひとひら』の撮影に赴く。
主演の国民的女優・生方朋子の「女優を辞める」という秘めた気持ちを知りながらロケに向かうが
ロケ先で遭遇する森島のあまりの横暴さに他のスタッフとの不満、軋轢は限界に・・・

同じ頃、大部屋俳優・宮藤武晴は、御大・市岡歌蔵を清水次郎長とする
新春オールスター映画・『東海任侠道』に参加し、はじめてセリフのついた役をもらう。

喜んだのも束の間、ニュースターとして作品内でも独特の存在感を誇る
市岡光春との殺陣は、互いの間合いを読み合う心理・肉体双方を使う主導権争いへと
変化していく。

互いのパートが十分面白いのですが。

今回は“世界のモリシマ”の我欲の強さと女優・生方朋子との間に挟まれ
俊一郎は、“演者”と“監督”の二人に起きる関係に衝撃を受け

御大にも認められ、端役ではあるがセリフを貰い
順風満帆に見えた宮藤も市岡光春の底知れぬ技量に驚かされる。

二人が、まだまだ成長過程にあることを描くには十分なエピソードなんですが。

今回、一番興味深かったのは
物語第一話目から登場している笹木監督
主人公たちの目指す“リアルな映画”とは違う
“美しい(現実を忘れるための)娯楽”として映画を撮っている
と思われていた彼の意外な過去。
“世界のモリシマ”との接点も含め

単なる脇役の一エピソードに見せかけて

笹木監督が口にするセリフ。
(東北弁がなんとも良い感じ)

そして、何より
ラストカットの上手さ。

主人公たちの全く知らないところで
読者にだけに見せる品のよさ。
これで一気に、作品に深みが増した気がします。

お見事!!

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刻刻 5巻

刻刻(5) (モーニング KC)刻刻(5) (モーニング KC)
(2012/03/23)
堀尾 省太

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刻刻 5巻」(感想
(著)堀尾 省太

永遠の6時59分。

誘拐された甥・真を助け出すため
先祖代々に伝わる祖父の「止界術」により
時間の止まった世界“止界”へと入った佑河樹里。
彼ら以外動けないはずの世界で、何者かに襲撃される。

襲撃者の意図はなんなのか。
わからないまま、突如として現れる異形の存在、神ノ離忍。
そして、襲撃者の一人をねじり潰す。

その圧倒的な力と存在に驚く、佑河家の面々と
襲撃者たち=謎の男・佐河率いる宗教団体「真純実愛会」の信者と
実行部隊を名乗るチンピラたち。

時の止まった世界で争う二つの集団を描く。

まずはヒロインの兄・父親・祖父が見事なまでのダメ男っぷり。
(比較的まともなのは、祖父ぐらい?かな)

重要なことを口にしない、佐河に疑心暗鬼に陥っていく
「真純実愛会」の面々。

今巻ではいよいよ佐河の目的が明らかになったり
話も一つの方向に収束していきそうですが

チンピラたちの生存を賭けた“セコさ”や
家族内での見事なまでに
チームワークの“なさ”が際立つ佑河家の面々など

異形の存在の描き方や
登場人物たちそれぞれの思惑等
感心するところや凄いところも
色々あるにもかかわらず

それよりも、緊迫した状況でありながら
どこか可笑しい印象が強い、変なマンガです。

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宇宙兄弟 17巻

宇宙兄弟(17) (モーニング KC)宇宙兄弟(17) (モーニング KC)
(2012/03/23)
小山 宙哉

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宇宙兄弟 17巻」(感想
(著)小山 宙哉

前巻のヒキも、序盤でしっかり説明され
六太の成長ぶりがよく解ります。

一方、弟・日々人の苦悩も
イヴァン・オリガのDVDや他の援助者のお陰で
少しずつ快方に向かいつつあるのですが。

ある部分で壁にぶち当たります。

そして、吾妻・ブライアン(!)の助言に従って
とうとう、自分の置かれている状況を
六太に告げることに・・・

より、タイトルが染みる巻でした、

今までは、弟を追いかける兄という展開で
話が動いてきた、この作品も
ようやく、頼るに値する(?)兄になった。
昔に戻った印象もあります。

そこで、兄の口から出た言葉。
これがまた、スコーンと突き抜けていて
そのおかしみが、まず
苦悩の中に居る弟に響いていく樣は
やっぱり、うまいです。

主人公・六太は、意識的・無意識的にかかわらず
よくこういった、思考の“ずらし”を行い。
硬直化した状況からのブレイクスルーを行います。

“我々の直面する重要な問題は
その問題を作ったときと
同じ考えのレベルで解決することはできない”という言葉を
思い出しました。

それにより、気持ちを新たにした
日々人の最終適正テストが行われるのですが・・・

これまた、いいところで終わっていて。
毎回毎回、次が楽しみになります。

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BUTTER!!! 4巻

BUTTER!!!(4) (アフタヌーンKC)BUTTER!!!(4) (アフタヌーンKC)
(2012/03/23)
ヤマシタ トモコ

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BUTTER!!! 4巻」(感想
(著)ヤマシタ トモコ

社交ダンス部青春マンガも4巻目。

今回は学園祭です。

相変わらず、その当時の自意識の重さみたいのを
描きながらも
本当に、少しづつ登場人物が前に進んでいる感じがなんとも・・・

今巻は地味目の部長・高岡が
学園祭の公演1回目を終えてからの
違和感を口にするところが、良かったですね。

もっと、楽しかったのはずなのに。
もっと、達成感があったはずなのに。

このマンガ、大人が変に優しくないところも
気に入っています。

主人公たちを子供としてではなく
きちんと一人の人間として扱い
訊かれたのであれば、
きちんと耳の痛い言葉でも答えるところ。

そこで、彼らは達成感を、喜びを
得たいのならば、
何を、どうしなければならないのか
気がつかされます。

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3月のライオン 7巻

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)
(2012/03/23)
羽海野 チカ

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3月のライオン 7巻」(感想
(著)羽海野 チカ

もうね。 ボロ泣き。

前巻ラストでも感動的で。

次、どういう展開になるのか。
零とひなの関係が変化していくのかと
思っていたら

王道の少女漫画モノローグ。
「おおっ!これは」と思ってページをめくると

そこは上手く場面を変えて
三姉妹のスイーツの話とか

前回の新人王戦の相手・山崎順慶の挿話だったり
零の将科部の部活の話とか

色々なエピソードを
組み合わせて飽きさせません。

特に、前巻で悪役の印象が強かった
山崎順慶の印象がガラッと変わるつくりなんて
本当に上手い。

普通の友人からの無神経な一言に傷ついたり
自分の限界を感じつつも
しがみつくしかできない自分を自覚している辺りの葛藤。
そして、彼の目から見た二階堂と零の姿。

(正直、著者と印象がダブります)

天から与えられたものではなくて
自らの力で、痛みを、苦しみを受けながら
何度も何度も、掴んでくるもの。

島田八段が敗北で新しい何か得たように
山崎順慶も敗北することで
自分の居場所(居たいと思うところ)を再確認します。


そして、5巻からの重要なエピソードである
ひなのクラスで起こった“いじめ”にかんしても
新しい展開に移行していきます。

学年主任で新しい担任を兼任する
国分先生の登場。

まず、第一声から

“――こんな時期に担任が変わって 君らには 気の毒だし
今 不満の声も聞こえたけれど
でもこれ

転校する者が出る程のいじめがあったのに
お前ら38人もいて当事者以外
誰一人 声を上げず
ここまで
見て見ぬフリをして来た代償だから


よっしゃー。
真っ当な先生来たーー!!


そして、ひなのセリフも
“おねいちゃん
ひな 解った

アイツらは きっと 何があっても 認めない
悪い事したなんて
思ってもいない。

――そして ちほちゃんの時とおんなじだ
過ぎちゃえば
ホント簡単に
ケロッと忘れちゃう。



――そんな ヤツらの為に

私が私の人生を

棒にふる理由は

ひとつも無い。




私は
学校には
絶対最後まで
来る!!

無視はこらえる!!

――でも
やられたら「やめて」って声を上げる

黙ったりなんかしない!!



――こんな所

何があったって 

生きて卒業さえすれば

私の勝ちだ



ああ。本当にこのひなってキャラクター。
素晴らしい。

そして、それ以上に著者が本気でスゲェ。

あの5巻でも、とんでもなかったのに
まだ、その上、いくか。

本当に若い人に読んでもらいたい。
そういう境遇にある人。
(直接的にも間接的にも)苦しんでいる人は
是非、読んでもらいたい。

あとは、日本橋ヨヲコの『プラスチック解体高校』の
オープニングのモノローグも。
胸を撃ち抜くような“言葉”がつまってます。

加害者側の言い分も
今の世相を端的に切り取りっていて
普通の人間なら
ある程度、言葉に詰まってしまいそうに
なるのですが。

それに対する、国分先生の返答が本当に良いです。

ズバッと鋭いことを口にした後
読者を笑わせるような言葉も口にする。

ここら辺の緩急のつけ方も本当に上手い。

事なかれ主義の前担任の事情も
きちんと語らせ、描くところも
どちらか、一方的にならないよう配慮されているところも
好感がもてました。

ちほちゃんからの手紙(ここでまた、涙腺が緩む、緩む)や
クッキーの話。
口を開いてみせる、ひなの姿が
本当に輝いていて。

今考えると、元より、可愛くて、気の利くヒロインではあったのですが
この数巻の経験によって、彼女自身も知らなかった
自分の感情と向き合い、より一回り成長した印象を受けます。

そこでの零の気持ちと
ひなの気持ちのズレがとても微笑ましい。

零と宗谷名人との対局も決まったり
話もどんどん動いていますが
今回も読みどころたっぷりです。

・・・そういえば、こないだNHKの『グレーテルのかまど』で
ラムネやってましたね。
著者の肉声も聞けて
非常に得した気持ちになりました。

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修羅の門 第弐門 5巻

修羅の門 第弐門(5) (講談社コミックス月刊マガジン)修羅の門 第弐門(5) (講談社コミックス月刊マガジン)
(2012/03/16)
川原 正敏

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修羅の門 第弐門 5巻」(感想
(著)川原 正敏

うーん。第一戦目~二戦目まではなかなか良かったんですが
今回の、少々??逆に物足りない感じを、何故か受けました。

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エクゾスカル零 2巻

エクゾスカル零 2 (チャンピオンREDコミックス)エクゾスカル零 2 (チャンピオンREDコミックス)
(2012/03/19)
山口 貴由

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エグゾスカル零 2巻」(感想
(著)山口 貴由

うーん。何だろう、この感覚。

期待していた爽快感のようなものは全くなく
かといって面白くない訳ではない。
不思議な感じ。

ダンテの『神曲』をモチーフにしているのか
葉隠覚悟の地獄遍歴ともいえる内容で
『覚悟のススメ』のような、彼が守るべき者が存在しない世界を
旅する樣は、彼の“正義”すら消えてしまいそうで
なんとも、不思議な読後感をもたらします。

これは、何回か読みかえしたり
あるいは、時間がたってから読むと
また印象が変わりそうな作品ですね。

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ハチワンダイバー 24巻

ハチワンダイバー 24 (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 24 (ヤングジャンプコミックス)
(2012/03/19)
柴田 ヨクサル

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ハチワンダイバー 24巻」(感想
(著)柴田 ヨクサル

個人的に一番好きなキャラクター・右角が
予想外の理由(笑)で苦戦しているのですが・・・

そして、その「好きでもない男」右角を助けるために
凛が体を張っています。

そして右角の元に、例の物が手渡され
スーパー右角モード発動となるのですが。
スーパーサイヤ人みたい(笑)

2段階目ともなるとそういう感じなのか・・・

個人的には、最初の“人じゃない”感じが
全面にでた、野性味溢れる右角が好きだったのですが。

まぁ、3段階目があることを期待しておきます。

あとはプロ棋士の皆さんが
色んな意味で凄かったのには笑ってしまいました、

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となりの怪物くん 9巻

となりの怪物くん(9) (KC デザート)となりの怪物くん(9) (KC デザート)
(2012/03/13)
ろびこ

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となりの怪物くん 9巻」(感想
(著)ろびこ


“オレ あんたと

友だちになるつもりはないよ”


うおお。ヤマケン。
格好いいよ。
ある意味、男の鑑ですな。

自業自得ともいえますが
(彼氏が居るのを知っているにもかかわらず)
自分から告白して、玉砕した女に
普通に接された時の返答。

無理に道理のわかった、良い男ぶろうとするよりも

好きであるがゆえに友人にはならない。

すっげぇ、よくわかるというか。

偏見なんですが、好きな女の子とか、前つきあっていた女性と
「友達でいましょう」とか言われて
本当に友達になれる男が自分にはよく理解できません。

好きとか、そういった感情って
ある種“暴力”に近いもので
一旦、それを行使したら
必然的に今までの関係は変わらざるを得ないわけで

そこで、友達に戻れるってのは
その程度の“好き”か。

何食わぬ顔をして、ポジションをキープして
虎視眈々とその先を狙っているかの
2パターンしか考え付かないんですが・・・
      ↑
こういうこと言っていたら
「だから、女友達少ないんだよ」とばっさり
女性の先輩に切り捨てられたことをを思いだしました・・・・

・・・ま、まぁ、自分の人間の器の小ささはさておき

次巻からの主人公・ハルの出生にかかわる物語も含め
今回のもう一つのメインの話ともいえる
なんでもそつなくこなして、器用そうに見えるササヤン。
色んな意味で残念な美少女・夏目さん。
この二人の関係も変わってきそうです。

・・・それにしても、正直、ヤマケンをメインで
この作品読んでいたので、彼がこのまま
フェードアウトなんてことになりませんように
切に願うばかりです。

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ちはやふる 16巻

ちはやふる(16) (BE LOVE KC)ちはやふる(16) (BE LOVE KC)
(2012/03/13)
末次 由紀

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ちはやふる 16巻」(感想
(著)末次 由紀

いよいよ、個人戦なんですが・・・

おいおいおいおい。
展開、早い。
けれども内容もしっかりしています。

新が本当の力を出し始め
太一の呟いた言葉。

ちはやは何を見出しはじめる。
クイーンの過去。

肉まんくん・・・。

そして、机くんの描かれていない勇姿。

各級の決勝戦開始のところで
今巻は終わりますが、最後の最後で
また、良い感じのヒキが入ります。

上手いというかなんというか・・・

あとがきマンガのヒョロくんのセリフにも笑わせて
貰いました。

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月光条例 17巻

月光条例 17 (少年サンデーコミックス)月光条例 17 (少年サンデーコミックス)
(2012/03/16)
小学館

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月光条例 17巻」(感想
(著)藤田 和日郎

話が変わって、月光サイドの物語に戻りました。
そうなると、面白くなるのが困ったところ。

前巻のことは忘れて読むことができました。

そして、ようやく月光の正体が明らかになりましたが。
まだ、完全じゃないところはいつもの通りで(笑)

“センセイ”の正体も皆さん思っていた通りの人物で
この人物が“作者”の一人であることに気づきますが

それよりも彼との生活によって
月光自身も大きく変わろうとしています。

“センセイ”が月光条例執行者の極印を持っていて。
鉢かずき姫との再会
桃太郎の物語が月打されたエピソードにからんだり

謎の新しい女性キャラが登場したり
雲外鏡のおんじがカメオ出演していたり
前巻よりは遥かに楽しめました。

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美大受験戦記 アリエネ1巻

美大受験戦記 アリエネ 1 (ビッグ コミックス)美大受験戦記 アリエネ 1 (ビッグ コミックス)
(2012/01/30)
山田 玲司

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美大受験戦記 アリエネ1巻 」(感想
(著)山田 玲司

『Bバージン』やその裏面ともいえる『ストリッパー』を思い起こさせる
ある意味、山田玲司らしさが出ている作品です。

思いこみが激しい主人公が何か行動を起こす時に
導くように登場するヒロイン。
彼女に認められるために自分の枠を壊して、成長していく過程を描く。

今回の話では美大受験を目指すことにした主人公・歌川有。
そして絵の基礎を教えてくれる葛飾夢の二人なんですが
他の作品と違うのは、主人公が家族に愛されて褒められて育っていること。

これが今の時代の主人公として必要な資質として著者が感じているのか。
こんな時代だからこそ、こういった主人公でなければ・・・と思ったのか。
今後の彼らの奮闘ぶりに期待したいものです。

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ゴールデンタイム 4巻

ゴールデンタイム〈4〉裏腹なるdon’t look back (電撃文庫)ゴールデンタイム〈4〉裏腹なるdon’t look back (電撃文庫)
(2012/03/10)
竹宮 ゆゆこ

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ゴールデンタイム 4巻」(感想
(著)竹宮 ゆゆこ

正直、読み続けるか、思案中です。

記憶を失っていた主人公が、失う前から想っていた相手。
記憶を失った後に、好きになって、現在付き合っている彼女。

過去の記憶が一瞬、甦り

1巻当初から示されていた
主人公の二重性が明らかになり

記憶を失ったのちに構築された現在の人格。
それを幽霊のように見守る過去の人格。

この引き裂かれた主人公がどちらのヒロインを選ぶのか。

基本的に王道のラブコメで・・・
どの作品でもダブルヒロインのうちどちらを選ぶのか。
流石に、またかって思ってしまいました。
わたしたちの田村くん (電撃文庫)わたしたちの田村くん (電撃文庫)
(2005/06)
竹宮 ゆゆこ

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わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)
(2005/09)
竹宮 ゆゆこ

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一番好きな『わたしたちの田村くん』は
ダブルヒロインが(お互いの存在を知りつつも)
直接、出会わない構成の上手さ。

どちらのヒロインにも長所と短所を持たせ
読者を引き込む魅力があり

なおかつ、主人公の田村がいい意味で“ガキ”なんですよね。
自分の気持ちに正直であるが故に
悩み、自分の無力さを噛み締め
それでも、叫びだし、走りだす。

著者お得意の悪フザケも2巻という短さでは
そこまでは発揮されず読みやすい。

ただ、明らかに原作を読んでない挿絵には
興ざめするけど・・・

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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砂の栄冠 7巻

砂の栄冠(7) (ヤンマガKCスペシャル)砂の栄冠(7) (ヤンマガKCスペシャル)
(2012/03/06)
三田 紀房

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砂の栄冠 7巻」(感想
(著)三田 紀房

まさかのガーソ表紙(笑)

高校野球界最高峰とも言われる
東横浜高校(トーヨコ)との接戦も、決着。

“黒い”七嶋も再度登場し
今度はそちら側のテコ入れもするのか、と
驚かされます。

高校野球・甲子園の見方そのものが
変わるぐらいの説得力。

主人公たちが取り組む、新しい練習法も含め
こういった地味な部分をしっかり描くと
本当に上手いです。

それにしても、監督・ガーソの図々しさは
ここまでくると
逆に爽快感すら感じてしまいます。

主人公や周囲の気持ちなどは
まったく気にせず
自分勝手で、自己中心的。
ただひたすら迷惑な姿には

どことなく、金子信雄演じた
『仁義なき戦い』の山守組組長・山守義雄を思い出させます。
(あそこまで、毒はないけども)

最後まで、ずーっと改心なんかせず
主人公たちを苦しめて欲しいです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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屋上姫 3巻

屋上姫 ? (フレックスコミックス)屋上姫 ? (フレックスコミックス)
(2012/03/12)
TOBI

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屋上姫 3巻」(感想
(著)TOBI

平凡な主人公と、“屋上姫”と呼ばれる生徒会長との
嘘から始まった偽りの恋愛も
いよいよ佳境に入ってまいりました。

一人の少女の苦し紛れの“嘘”
自分の心をどうにか偽るものだったとしても
それによって恋する気持ちを知った主人公と
彼に想いを寄せる同級生の女の子。

この作品はどちらかというと比較的ゆるーく
進んでいくような印象を持っていたのですが

今巻では三人+一人の感情がむき出しになる
場面も多く、緊張感のある内容に仕上がっています。

良い意味で予想の上を行かれて
気持ち良かったです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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ゴールデンラッキービートルの伝説

ゴールデンラッキービートルの伝説ゴールデンラッキービートルの伝説
(2012/01/20)
水沢 秋生

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ゴールデンラッキービートルの伝説」(感想
(著)水沢 秋生

小学六年生のジュンペイとヨータの秘密基地には
“ゴールデンラッキービートル”と名付けた廃車のワーゲンがある。

ある日、ヨータは、ジュンペイがウサギ殺しの犯人と疑うクラスメートの女子・ヒナが
そのビートルから何かを持ち出すのを目撃する。
河原に向かったヒナが手にしていたのは、挙銃だった・・・。

希望にみちた青春小説。第7回新潮エンターテインメント大賞受賞作。

こういった作品大好きなんですよね。
秘密基地。少年二人の友情。
謎の女の子。

子供の頃から進歩してないなぁと思うのはそんな時です。
ただ、この作品は単なるノスタルジーを味わうだけの作品でなく。

小学生のパートと大人になった現在のパートを交互に使い
クラスメートがどんな大人になっていったのか。
読み進めていくうちに、徐々にわかっていくところが気持ちいいです。

三人の少年少女たちの成長が丁度、良いところで終わっていて
その先の物語に想いを馳せることの出来る余地を
読者に与えて終わる構成も上手いです。

また、次の作品が楽しみな作家さんが
できました。

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素晴らしき哉、人生!

素晴らしき哉、人生!【淀川長治解説映像付き】 [DVD]素晴らしき哉、人生!【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
(2009/02/20)
ジェームズ・スチュワート、ドナ・リード 他

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素晴らしき哉、人生!」(感想
(監督)フランク・キャプラ
(主演)ジェームズ・ステュアート

今回の“ブログDEロードショー”の作品はこちらです。

タイトルだけは知っていましたが
初めて観た作品でした。

予備知識なく観たのが逆に良かった気がします。

正直、前半は長く感じました。
(観終わってみると必要性がわかるのですが・・・)

後半のたたみ込み方が凄かった。

甘いといえば甘いし
ご都合主義と切り捨ててしまえばそうなんだけど。

人間が誰でも陥るであろう危機。
自分の人生に対する否定。
動けなくなってしまうような絶望感。

そんな時に
自分の人生が無駄でなかったと
誰かに認めて、肯定してもらいたい。

甘っちょろい考えだとは思うのですが。
年間3万人も自殺者を出す国だからこそ
余計にそう思います。

テーマ:DVD - ジャンル:映画

22 : 45 : 00 | 映画・アニメ・DVD・TV感想 | TB(0) | Comment(6) | UP↑

BILLY BAT 8巻

BILLY BAT(8) (モーニング KC)BILLY BAT(8) (モーニング KC)
(2012/02/23)
浦沢 直樹、長崎 尚志 他

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BILLY BAT 8巻」(感想
(著)浦沢 直樹 
(ストーリー共同制作)長崎 尚志

ようやく、散らばっていた伏線・断片が一つの方向に向かい始めた。
そんな印象です。

コウモリを感知(幻視)できる人間たち。
彼らにコウモリは何をさせようとするのか。

そして、コウモリから何を得ようと
画策する者たち。

できれば、これ以上引き伸ばさずに
きちんと風呂敷をたたんで終わってもらいたいものです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

20 : 00 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

ロボット残党兵 零

ロボット残党兵 零 (リュウコミックス)ロボット残党兵 零 (リュウコミックス)
(2012/02/13)
横尾 公敏

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ロボット残党兵 零」(感想
(著)横尾 公敏

太平洋戦争末期 秘密裏に計画されていた
機械化人間・通称“日の丸人”たちの活躍を描く。

個人的に、全五巻の本編も好きなのですが。
設定が違うために
今まで出せなかった作品が出版されるのは
とても嬉しいです。

内容は本当に著者が“描きたいものを描きたいように描いた”感じが
とても強くて、読んでいて気持ちが良いです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

20 : 00 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

ハンザスカイ 10巻

ハンザスカイ 10 (少年チャンピオン・コミックス)ハンザスカイ 10 (少年チャンピオン・コミックス)
(2012/02/08)
佐渡川 準

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ハンザスカイ 9巻」(感想
(著)佐渡川 準

インターハイ・千葉県予選もいよいよ決勝に。

白帯の主人公・半座が属する御門高対
個人戦優勝者・吹越を擁する要陵学園との対戦になります。

そして、先鋒で対戦することに
白帯対最強。
一人ぼっちの強さから、仲間と共に得た強さを持とうとする者と
仲間にあえて背を向け、孤独でありつつも勝ち続ける者の戦いです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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バクマン。17巻

バクマン。 17 (ジャンプコミックス)バクマン。 17 (ジャンプコミックス)
(2012/03/02)
小畑 健

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バクマン。17巻」(感想)
(原作)大場 つぐみ
(漫画)小畑 健

相変わらず、中途半端に問題提起(?)して
終わるマンガですね。

ネタバレあります。

カッコよく去って行きながら
親の金を使って新たなるいわば“七峰システム”を構築し
再度、主人公に戦いを挑む七峰だったが・・・。

あっけなかったというか。
その理由で負けか・・・と少々拍子抜けでした。

好きではないんですが
“七峰システム”の完成度の高さは
ある程度評価してもいいんじゃないかな~。

昔のマンガを薦める人もいたり
“マンガエリート(笑)養成所”っぽかったり

ただ、七峰という頭がアレだっただけで

独創性は少ないかもしれませんが
アベレージの高いマンガは量産できた気がするのですが・・・

前半、読んでいて
ユニコーンの『パパは金持ち』が頭の中を巡ってました。

服部服部
(1995/12/13)
UNICORN

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♪ おまけに おまけに 何といーっても
僕んちパパが金持ち
(略)
何か欲しいものはないですか
金のカードが味方なんだな
パパが何とかしてくれる 

って感じかな

まぁ、この七峰くんとの戦いで
伏線を探し、生かす方法を身に付け

七峰くんの負け方によって
主人公たちも、今までの邪道から
脱皮する方向に向かい始めます。

それにしても、マンガの終わり方、終わらせ方。
マンガ家と年齢。

マンガ家の終わり方を
後付設定でなく、しっかりと
向き合って欲しかったなぁ・・・

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

20 : 00 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(4) | UP↑

キッド

キッドキッド
(2010/09/17)
木内 一裕

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キッド」(感想
(著)木内 一裕
ちっぽけなビリヤード屋を経営する二十歳の若者・石川麒一が
何故か、死体遺棄をすることに。
無事に、死体を埋めたと思ったら・・・・

この人の作品(小説)を最近いくつか読んできましたが。
のびのびとした筆致で。

いい意味でハードボイルドの枠組みを取っ払って
読みやすい。

常人よりもちょっと(?)肝が据わっていて
少々お人よし。
機転もしっかり利く主人公。

特殊な才能はないと作中では書かれていますが
単なる二十歳の兄ちゃんが
こんなに死体遺棄の(失敗例)や塩素ガスの起こし方を知って
いる訳ない(笑)

でも、そのツッコみを入れる暇もなく
次から次に話が展開するので
あっという間に読み終えていました。

桑原 譲太郎の作品等好きな人には
間違いなく、おススメです。

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罪悪

罪悪罪悪
(2012/02/18)
フェルディナント・フォン・シーラッハ

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罪悪」(感想
(著)フェルディナント・フォン・シーラッハ
(翻訳)酒寄 進一

前作『犯罪』が圧倒的存在感を示した
高名な刑事事件弁護士が描く第二短編集

『ふるさと祭り』『遺伝子』
『イルミナティ』『子どもたち』
『解剖学』『間』『アタッシュケース』
『欲求』『雪』『鍵』『寂しさ』
『司法当局』『清算』『家族』『秘密』
の十五編収録。

登場人物たちに対し距離を置いたような
独特の語り口は、今回も健在。

今回は特に暴力の具体的描写等が
際立っていましたが・・・

ただ、前作があまりにも
構成を含め、良かったために
今回は十五話という多さも含め
少々散漫といいますか。

ただ、末尾の『秘密』のオチには
笑わせていただきましたが・・・。

前作に比べると
どうしても、見劣りするかな、というのが正直な印象です。

期待が高くなっているので、どうしても
評価が厳しくなってしまいます。

現在、執筆中の初の長編が
評価が変わってくる気がして
楽しみでもあり、怖くもあります。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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きょうの私は、どうかしている

きょうの私は、どうかしているきょうの私は、どうかしている
(2006/11/24)
越智 月子

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きょうの私は、どうかしている」(感想
(著)越智 月子

40歳を迎えようとする女性たちが主人公の肉体(性)・仕事・家族等を切り取った
十一編収録の短編集。

まず、巻頭の『取り扱い注意』が秀逸
キャリアは積みつつも、肉体の衰えも、いやがうえにでも
感じさせる、赤裸々な描写。
家族の中でも“取り扱い注意”になってしまった
主人公の行き場のなさ、閉塞感はかなりのものです。

同じような境遇のヒロインたちが多い為
少々飽きる部分はありますが

同じじ名前の男なども登場したり、おそらくは
連作短編集やオムバス形式を
意識しているのでしょうが・・・
それが、まだ上手く機能していない
まとまっていない印象を受けました。

ただ、まだこれがデビュー作とのこと
これからが楽しみです。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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よいこの黙示録 2巻

よいこの黙示録(2) (イブニングKC)よいこの黙示録(2) (イブニングKC)
(2012/02/23)
青山 景

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よいこの黙示録 2巻」(感想
(著)青山 景

よっしゃー。2巻でた!!

・・・って何、この終わり方、と思って調べてみて
落ち込んでしまいました。

そりゃねーよな・・・・

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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拳奴死闘伝セスタス  2巻

拳奴死闘伝セスタス 2 (ジェッツコミックス)拳奴死闘伝セスタス 2 (ジェッツコミックス)
(2012/02/29)
技来静也

商品詳細を見る
拳奴死闘伝セスタス 2巻」(感想
(著)技来 静也

今巻序盤で
前巻で死闘を繰り広げた
フェリックスと長年の友人のように語り合うセスタス。

そして、いよいよ
かつての友人であり、宿敵であり
同じ人を喪失した哀しみを
この世界で唯一共有できる可能性をもった
ライバル・ルスカとの再会が描かれます。

ただ、セスタスの言葉はルスカに
まるで届きません。

反対にルスカの口から出た“拳奴”という言葉。

幼き頃、セスタスに対して
身分を離れ、対等に接しようとしていた彼からの言葉。

ルスカは未だに、自分自身も許せてはいないようです。
そんな彼が、他者を許すことは
その第一歩となる可能性を秘めているのですが・・・

彼らの溝は容易に修復できないようです。

おそらくは前半で示唆されているように
肉体を使った対話“闘争”ことが
やはり、彼らの共通言語になるかもしれません。

そして、3巻予告では、
作品の重要人物であるもう一人の少年が
(もう、みんな少年というより青年ですが)
登場するようです。

彼はどのような第一声を
セスタスとルスカに、かけるのか。
楽しみです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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