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個人的順位です

今年も、自宅に帰ってくるのが
遅くなってしまったので
今から、自分の中で個人的な順位
ある意味、一人『こすヨメ』を決めさせていただきます。

印象に残った作品といえば

『砂の栄冠』
『真昼に深夜子』
『悪の華』
『シュガーレス』
『オールラウンダー廻』
『坂道のアポロン』
『脳内ポイズンベリー』
『羣青』
『花もて語れ』
『へうげもの』
『ハチワンイバー』
『テルマエ・ロマエ』
『海街diary』
『3月のライオン』
『友達100人できるかな』
『木村くんは男ともだち』
『デストロイアンドレボリューション』
『拳奴死闘伝セスタス』
『グラゼニ』
『げんしけん二代目』
『鉄風』
『ぼくらのよあけ』
『一匹と九十九匹と』
『イコン』
『進撃の巨人』
『スピカ ~羽海野チカ初期短編集~』
『疾風伝説 特攻の拓 外伝 ~Early Day’s~』
『25時のバカンス』
『鉄楽レトラ』
『ドリフターズ』
『外天楼』
『血潜り林檎と金魚鉢男』
『失恋ショコラティエ』
『リアル』
『狼の口 ヴォルフスムント』
『となりの関くん』
『プロチチ』
『アゲイン!』
『ハンザスカイ』
『とある科学の超電磁砲』
『月光条例』
『宇宙兄弟』
『百舌谷さん、逆上す』
『ちはやふる』
『おおきく振りかぶって』
『羊の木』

今回も悩みましたが
あえて、今まで入れた作品は除外して決定させてもらいます。

どうしても、『3月のライオン』と『友達100人できるかな』
『リアル』は今まで読んできた経緯で
どうしてもこれで、3枠が埋まるんですよね。

今年読んできた作品の中で
残り2作品だけを選ぶのは
流石に、キビシいものがありますので
こういう選定の方法をとってみました。

1位 『疾風伝説 特攻の拓 外伝 ~Early Day’s~』
疾風伝説 特攻の拓 外伝 ~Early Day’s~(1) (ヤングマガジンコミックス)疾風伝説 特攻の拓 外伝 ~Early Day’s~(1) (ヤングマガジンコミックス)
(2011/09/06)
所 十三

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えー。まぁ。
肝心の本文感想も途中放置(笑)状態なので、あれなのですが。

やっぱり、打ち切りを繰り返す原作者と
まさか、オリジナルの絵を担当していたマンガ家が
再度タッグを組み、20年ぶりの新作をだすとは・・・

原作の中でも、独特の個性と存在感を放っていた
彼を主人公に据え

最初は爬虫類顔のナイフを多数持つ、単に危険なキャラクターだった
彼が、物語の中心に存在しだすと
原作者の思い入れもどんどん深くなったらしく
それに比例して、作画の方もどんどん美しくなり

最終的には、彼の呟く宮沢賢治のように
ある種、作中で、聖化まで起きてしまった程です。

自分の所属していた“獏羅天”というチーム内で
引き起こす我儘さ、飽きっぽさ
会長をボコって、“一人獏羅天”を名乗っちまう計算の出来なさ・・・

そこら辺を含めても
結局、この天羽“セロニアス”時貞が好きでたまらないんですよ!!
それにつきます(笑)

2位 『ぼくらのよあけ』
ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)
(2011/06/23)
今井 哲也

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ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)
(2011/11/22)
今井 哲也

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これと3位は本当に悩みましたが

ご近所(団地)SFから
きちんと宇宙にまで展開するスケールの大きさが
2巻できちんと完結している潔さ。

人間と宇宙船(二月の黎明号)
人間と人工知能を有するオートボット(ナナコ)。

彼らですら意志や友情を交わすことができるのに
これが人間同士になるとそうもいかないという皮肉さ。

ここの明暗が作品に深みを与えている気がします。

前作『ハックス!』もそうだったのですが
そろそろ、短期集中連載とかでなく
もう、長期連載を組んでもらいたいという、希望も含めて
この順位とさせていただきました。

3位 『花もて語れ』
花もて語れ 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)花もて語れ 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
(2011/03/30)
片山 ユキヲ

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花もて語れ 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)花もて語れ 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
(2011/09/30)
片山 ユキヲ、東 百道 他

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この作品は、すべての世代の方に読んでもらえる普遍性があります。
主人公のハナと満里子、彼女たちの友情の美しさ、純粋さ。
“朗読”というものから
本当にここまで世界が広がるかわかりません。

でも、著者の描く“絵”そして、新たな“解釈”によって
物語が全く別の姿を見せる。
この驚き。

次巻ではヒロイン二人の関係を揺るがすような
出来事が起こりそうですが

どんなに大変なことがあっても
それを糧にまた彼女たち成長してくれそうなところにも
期待しています。


4位 『宇宙兄弟』
宇宙兄弟(13) (モーニングKC)宇宙兄弟(13) (モーニングKC)
(2011/03/23)
小山 宙哉

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宇宙兄弟(14) (モーニングKC)宇宙兄弟(14) (モーニングKC)
(2011/06/23)
小山 宙哉

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宇宙兄弟(15) (モーニングKC)宇宙兄弟(15) (モーニングKC)
(2011/09/23)
小山 宙哉

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宇宙兄弟(16) (モーニング KC)宇宙兄弟(16) (モーニング KC)
(2011/12/22)
小山 宙哉

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色々なマンガ紹介本でも上位に登場するこの作品。
正直、わざわざ今更・・・という気もしないではないのですが

特に、この作品の最近の出来は凄いです。
もう、場面の見せ方から、読者の感情の振るわせ方
巻を増すごとに、本当にどんどん上手くなっていっています。

今回、特に16巻での主人公たちの葛藤と
それを、どう乗り越えるのか。

甘いと言われるかもしれませんが
少しの感情のもつれが、それが命にかかわるミスにつながるであろう
宇宙飛行士という仕事。

その過酷な環境の中で生き残るために

選ばれる為には、他人を蹴落とせばいいのか。
相手の欠点、失点を指摘すればいいのか。

パイは本当に限られているのか?

そこで、主人公のとった行動とは?

ただ、今年は、『月光条例』も12巻~14巻までなら
思い入れがあるのでこの順位も変わっていたかもしれません。

(15巻がなぁ・・・)

5位 『脳内ポイズンベリー』
脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)
(2011/05/19)
水城 せとな

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この順位も
『一匹と九十九匹と』か『イコン』
あるいはインパクトのあった『血潜り林檎と金魚鉢男』
『25時のバカンス』

『鉄楽レトラ』あるいは『外天楼』のような作品か
迷ったのですが。

普通の恋愛を描いているようで
全くそうじゃない。
コメディのようで、そうじゃないところも垣間見える
一筋縄でいかないところが魅力的でした。

あとは、著者の(自己の登場人物のはずなのに)、
女性をみる視点の鋭さ、容赦のなさが気持ち良いです。

次点 『羊の木』
羊の木(1) (イブニングKC)羊の木(1) (イブニングKC)
(2011/11/22)
いがらし みきお

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これは、昨日読んだ作品なので
ちょっと、時間を置きたいというのか
冷静になって考えたいというのが、正直なところでした。

しかし、1巻中盤から後半にかけて
作品からかもたらされる不穏さ。
そして、生理的にくる拒否感と怖いものみたさが
入り混じった不思議な感覚は
今までにあまり、感じたことのないものでした。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

23 : 55 : 00 | こすヨメ関連 | TB(0) | Comment(2) | UP↑

羊の木 1巻

羊の木(1) (イブニングKC)羊の木(1) (イブニングKC)
(2011/11/22)
いがらし みきお

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羊の木」(感想
(原作)山上たつひこ
(作画)いがらしみきお

かつては海上交易で栄えた港町・魚深市。
ここが、犯罪を犯し、刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる
政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。

一般市民には何も知らせずに、元受刑者の過去を隠し転入させる
このプロジェクトの全容を知るのは市長・鳥原とその友人月末、大塚の3人のみ。
移住するは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。
はたして、このプロジェクトの行方は!?

最後の最後で、とんでもない本を読んでしまいました。
原作は『がきデカ』の山上 たつひこ
作画は『ぼのぼの』『Sink』『I(アイ)』などのいがらしみきお。

巻末対談で原作者は
元受刑者と市民の生理、皮膚感覚とのせめぎ合い。
徹頭徹尾それを書こうと思った。
ですから、地域社会の問題とか元受刑者の社会復帰とか罪とか赦しとか
そういう高尚なことは一切考えていないんです(笑)


本当に読みながら、皮膚感覚
後半は、鳥肌がゾワゾワと立ちまくりでした。

幸福のDNA、不幸のDNA。
謎の奇祭“のろろ祭り”等エピソードもたっぷりで
話はますます面白くなっていきそうなのですが

受刑者たちがなにを考えているのか。

実際に正体を知っている、市長鳥原・月末・大塚の三人にも
それぞれの形で受刑者との関わりが生まれ
それがどういう形で
今後に影響するのか。
タイトルでもある“羊の木”は改めて、どういう意味を読者に提示するのか?

原作自体はもう書き終えられているということなので
いがらしみきおが どう料理してくれるのか
楽しみです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

23 : 25 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

エンジン ENGINE

エンジン/ENGINEエンジン/ENGINE
(2011/05/31)
矢作俊彦

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エンジン ENGINE」(感想
(著)矢作 俊彦

高級外車窃盗団を追う築地署の刑事・游二の前に
その女は現れた。

ティファニーのショーウインドーに30カービン弾をぶちこみ、消えた女。
無垢な少女の微笑と、妖艶な獣の哄笑を残して・・・

取り憑かれたかのように、彼は女を追い始める。

そして次々に起こる凄惨な殺しと爆破事件。
謎が謎を呼び、事態は一気に緊迫の局面へ。

宝石店襲撃、刑事殺し、高級車炎上、ビル爆破・・・。

大藪春彦に対するオマージュであると著者が言うように
なんだか、とても懐かしいというか。

「こういう作品、なかったよな~、最近」と思わせる気持ちの良さ。

後半の展開はいささか強引なところも感じますが
それらを差し引いても
前半の勢いやカーチェイスシーン等
久し振りにそれだけを堪能できる
現在としては稀有な作品といえるかもしれません。

『ティファニーで朝食を』のオマージュでもある
というのを読んで
「あ、そういえば、そうだ。そういうことか」と
“膝を打つ”という言葉を久し振りに思い出しました。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

08 : 00 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(2) | UP↑

ジャイアントロボ バベルの籠城 1巻

ジャイアントロボ~バベルの籠城 1 (チャンピオンREDコミックス)ジャイアントロボ~バベルの籠城 1 (チャンピオンREDコミックス)
(2011/12/20)
横山 光輝、今川 泰宏 他

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ジャイアントロボバベルの籠城 1巻」(感想
(原作)横山 光輝(脚本・演出)今川 泰宏
(漫画)戸田 泰成

“バベルの籠城”から十年。
この戦いに参加した者はすべて姿を消した。

国際警察連合・梁山泊頭領・草間大作。
BF団策士・孔明。
九大天王。
十傑衆。
そしてBF団首領“ビッグ・ファイア”
最大にして、最後の死闘の全貌が今、明かされる。

最初に、銀玲?(鈴)と鉄牛が出ている段階で感慨深いのですが。
そこから、急展開。

「え、え?」と思っているうちに
あの人が、次にあの人・・・という具合に再登場。

そして、設定だけだったあの方も登場してくれるのですが
「え?話、違うんじゃ」と思う暇なく

THE ANIMATION最終話を彷彿とさせるような
ある人物の散り際。

それだけでも、単なるチョビ髭の胡散臭い詐欺師の印象が
払拭されて、良かった・・・。

最後の最後で、いよいよ、あのお方も
文字通り、降臨されて

ファンとしては嬉しい限りというか
もはや、ありがたいというか、拝みたいレベルに達してますね(笑)

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

11 : 05 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

デラシネマ 1~4巻

デラシネマ(1) (モーニング KC)デラシネマ(1) (モーニング KC)
(2011/04/22)
星野 泰視

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デラシネマ(2) (モーニングKC)デラシネマ(2) (モーニングKC)
(2011/07/22)
星野 泰視

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デラシネマ(3) (モーニングKC)デラシネマ(3) (モーニングKC)
(2011/10/21)
星野 泰視

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デラシネマ(4) (モーニング KC)デラシネマ(4) (モーニング KC)
(2011/12/22)
星野 泰視

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デラシネマ 1~4巻」(感想
(著)星野 泰視

昭和28年──

人々は

娯楽を“映画”に求めていた。


観客動員数が、のべ十億人超えた巨大産業であり、
かつ旧態依然とした、格式や伝統、慣習が重んじられる世界でもあった
日本映画の黄金期。

そんな中で、底辺からてっぺんを狙う、根無し草(デラシネ)二人。
フォース助監督・風間俊一郎。
大部屋俳優・宮藤武晴。

二人は美しい「活動写真」ではなく
自分たちの望む本物の「映画」を目指す。

カバー下マンガ“デラマンガ”で
『サンクチュアリ』の愛が十二分に感じられるこの作品。

“絆”しか持たない二人の男がいかにして
のし上がっていくのか。

最新刊の4巻では本筋だけでなく
脇の人物やいわゆる撮影所の怪談も
取り入れ、どんどん物語そのものに厚みが
増してきています。

読み始めるなら、今!のマンガです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

10 : 25 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

ケルベロス 9~10巻

ケルベロス 9 (少年チャンピオン・コミックス)ケルベロス 9 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/10/07)
フクイ タクミ

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ケルベロス 10 (少年チャンピオン・コミックス)ケルベロス 10 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/12/08)
フクイ タクミ

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ケルベロス 9~10巻」(感想
(著)フクイ タクミ

噂には聞いていたけど・・・
すごい終わらせ方でした。

10巻まで出てるってことは、そこそこ人気もあっただろうに・・・。

『キガタガキタ!』の5巻もでないみたいだし・・・

チャンピオンの編集部の考えというのも
よく分からないですね。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

09 : 55 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

百舌谷さん逆上する 6・7巻

百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する(6) (アフタヌーンKC)
(2011/04/22)
篠房 六郎

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百舌谷さん逆上する(7) (アフタヌーンKC)百舌谷さん逆上する(7) (アフタヌーンKC)
(2011/12/22)
篠房 六郎

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百舌谷さん逆上する 6・7巻」(感想
(著)篠房 六郎

6巻の感想も(以下略)

7巻の帯に書かれているように“ツンデレから、クライム・サスペンスへ!!”
という感じではあるのですが

基本的には、いつもの篠房マンガといいますか・・・
いつも以上といいますか。

えーと。
・・・病んできたなぁ、といいますか。

(言葉を選んで、これかよ)

物語の進行としては過去と現在の交差を含め
入り組んではきているのですが。

そんな中でも
セリフに力があって

自分の心の奥から、見たくないもの
無意識に蓋をしているようなものを
わざわざ、外して。

著者も、おそらくは、かなりの苦痛を伴いながら
借り物じゃない、本気の言葉を選んでいる気がします。

ここまでくるともはや“業”の域といいますか。

ブラックなコメディから
コメディ部分の下にあるドス黒さがすけて見えるところが
なんとも・・・

てめえの対人関係のしくじりを
架空の病気のせいにするとか 
全くもって反吐がでる


この辺の、針とかカミソリとかナイフとかと違って
刃物で言えば、ナタ位の重みと殺傷力を秘めたところがたまりません。

まったく違いますけど
『聖☆高校生』の時の小池田マヤを思い起こさせます。

本当に、精神的にもや肉体的にも無理をしないように
一読者として祈るばかりです。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

09 : 45 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

宇宙兄弟 15・16巻

宇宙兄弟(15) (モーニングKC)宇宙兄弟(15) (モーニングKC)
(2011/09/23)
小山 宙哉

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宇宙兄弟(16) (モーニング KC)宇宙兄弟(16) (モーニング KC)
(2011/12/22)
小山 宙哉

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宇宙兄弟 15・16巻」(感想
(著)小山 宙哉

15巻の感想を書くの、忘れてました。

15巻では今まで完璧とも思える存在だった弟・日々人の苦悩と
わずかながる、光明をみせる展開

そして、16巻では兄・六太と同期のケンジが受ける
フロリダの海底訓練を描いています。

もうね、繰り返しになりますけど
本当に、巻数を増すごとに、マンガを描くのが上手くなってるな~
という印象を受けます。

特に、16巻なんて、そりゃ・・・
ある意味、閉鎖空間の訓練とか、
もうこのマンガでも何回やったよ、とか思うのですが。

それでも、面白いってどういうこと?

今までのケンジとのやりとりを含め、設定が深みを増し
あくまで、訓練でありながら“選抜試験”でもある
過酷さ。

それを知らされた二人の葛藤。
変化していく二人の間の空気。

そんな中で周囲の人間の言葉や
自分の心の中で、六太が選んだ選択とは?

何回、読んでも、胸と涙腺にキますね。

この巻だけでも、クオリティが本当に高い・・・

ラストのヒキも上手くて。
次が早く読みたくて、仕方ありません。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

09 : 05 : 00 | コミックス感想 | TB(1) | Comment(2) | UP↑

ハチワンダイバー 23巻

ハチワンダイバー 23 (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 23 (ヤングジャンプコミックス)
(2011/12/19)
柴田 ヨクサル

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ハチワンダイバー 23巻」(感想
(著)柴田 ヨクサル

相変わらず、ガシガシ進んで行っている、このマンガ。

実際に、闘いとしてならば
前作『エアマスター』の方が、もっと前の作品の『谷仮面』にしたって
痛みとか強いはずなんですが・・・

盤上の戦いでありながら
登場人物の緊張感や痛み、賭けているものを強く感じるのは
何でなんだろう。

「ここで、このキャラを・・・」と思わないわけでないのですが
潔いというのか
上手く言葉にできませんが

登場人物の散らし方というか
そのキャラクターのもつ“輝き”を描き切る
著者の強さ。

究極、他人がどう思うかなんてどうでも良い。
手前がどう感じるか。

この著者の“背骨”とも言える考え方は
相変わらず健在。

主人公の一人、そよは少ないページながらも
変貌の過程を見せつけ

個人的に一番好きなキャラクター・右角が
予想外の理由(笑)で苦戦することに・・・

そして、その右角の想い人である
凛に“見せ場”がやってくるという巻でした。

凛のモノローグで(そよに向かって)

なにやら破滅に向かうオマエを・・・
なんとなくだけど・・・
ワタシが守ってやるよ。


この“なんとなく”ってところであったり

あとは

「好きでもない男」と
「好きになってくれない男」のために・・・
私は何をやってんでしょうね
え? 姐さん


そう言いながらも
「好きでもない男」(右角)の為に
体(命)を張る所は
やはり格好が良いです。

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08 : 25 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

はじめの一歩 98巻

はじめの一歩(98) (講談社コミックス)はじめの一歩(98) (講談社コミックス)
(2011/12/16)
森川 ジョージ

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はじめの一歩 98巻」(感想
(著)森川 ジョージ

とりあえず、青木と絡めて前回の小島の懺悔(?)からスタート。
あとは、いつものようにギャグを交えたパートが何話か。
後半に板垣と冴木戦の始まり、という巻でした。

特に、感想としては何もないというのか・・・
しいていうなら
板垣戦を描いてる時が本当に、楽しいんだろうな~~と
いうのが自然と伝わってきます。

あ、あとA級トーナメントの優勝者は
優先的に王座挑戦の権利が与えられる、ということですので
(すっかり失念してました)

思ったよりも早く
板垣、一歩戦が実現するかもしれません・・・?

・・・もう少し、板垣を描きたいだろうから、今回もよくわからない理由で流れる気もしますが。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

07 : 40 : 00 | コミックス感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

げんしけん 二代目の弐 11巻

げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の弐(11) (アフタヌーンKC)
(2011/12/22)
木尾 士目

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げんしけん 二代目の弐 11巻」(感想
(著)木尾 士目

正直、半ば以降は『アフタヌーン』で読んでいるので
そこまで驚かなかったのですが・・・

斑目(マダラメ)が主人公じゃないみたいですね・・・

まぁ、なんのかんの言っても部活マンガなので
卒業して数年経ってる先輩を主人公に据えるのも・・・。

相変わらず、着地点が全く見えず

新入生3人の波戸・矢島・吉武
3人ともにお互いに対するコンプレックスや
好意などをもちつつ進んでいる状態といったところです。

斑目が遭遇する情熱の低下とかは
状況の差こそあれ、個人的には少し分かる気がします。

学生という時間に注ぎ込めていたものと
社会人になったからはやはりどこか違ってくる。

否が応でも、生活の為に
時間をとられてしまう・・・。

話を動かすテコとして
少々強引なアンジェラから斑目とのアプローチ。
それに動揺する波戸。
そして、スー(?)も

と本筋とは別に
現部長・荻野のトラウマの原因である中島の登場。

それに対し、(昔、荻上と対立していた)藪崎が
やり返す辺りの、無駄に濃い心理戦は
初代げんしけんの後半を思い起こさせ
読み応えがありました。

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グラゼニ 2~3巻

グラゼニ(2) (モーニングKC)グラゼニ(2) (モーニングKC)
(2011/09/23)
アダチ ケイジ

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グラゼニ(3) (モーニング KC)グラゼニ(3) (モーニング KC)
(2011/12/22)
アダチ ケイジ

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グラゼニ 2~3巻」(感想
(原作) 森高 夕次
(漫画)アダチ ケイジ

2巻がようやく、戻ってきたので
3巻と併せての感想です。

このマンガの面白さは
主人公の凡田(凡打とかけてあるのでしょうか?)の
現実の認識能力の高さ。

常識人であるからこそ見える景色。

言い換えると
“お金”と“プロ”という環境の中で
醒める訳でもなく、どっぷりと溺れる訳でもなく。

持ち前のバランス感覚を活かしながら
なんとか生きていこうとする姿に、共感する気がします。

2巻で、相手打者からのお酒を奢ってもらわないエピソードが
結構、好きです。

いざというときの為に余計な負い目をつくらない。

一社会人としてもそこら辺はよく分かる気がします。

3巻の「コドクなグルメ」編も
タイトルだけで笑ってしまいます。

本家『孤独のグルメ』読者も十分、笑わせながら
凡田が勝手に選んだ“お嫁さん候補”との
顛末も楽しませてくれます。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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ピアニストを撃て

ピアニストを撃て (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)ピアニストを撃て (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2004/05/11)
デイヴィット・グーディス

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ピアニストを撃て」(感想
(著)デイヴィット・グーディス
(翻訳)真崎 義博

長年会うことすらなかった兄が突然姿を見せたとき、しがないピアノ奏者・エディの生活は急転した。
兄を追って二人の男が現われ、エディはとっさの機転で兄を店外に逃がしてやる。
だがそれがきっかけで、彼はギャングとのトラブル、そして自身の過去の傷と向き合うことに・・・
フランソワ・トリュフォー監督が映画化した、ノワールの名作。

正直、トリュフォーの映画は十数年前に一度観たきりで
あまり記憶に残っていません。

個人的には、この原作は拾い物といいますか
そこまで期待していなかった分
非常に楽しめました。

孤独なピアニストという主人公の印象が
物語の進行とともに変化していくさま。

ラストが綺麗に終わっているように見えて
なんともいえない収まりの悪さが独特の読後感を引き起こします。

主人公に関わる二人の女性の強い印象。
特に現在のパートに登場する彼女との関係。

普通の作品なら、もっとページを割いたり
様々な描写等を組み込むと思うのですが

そこら辺を省くことにより
余計に色々なものを浮き彫りにしている気がします。

あとは、主人公の二人の兄。
彼らの中に流れる“血”の考察等は
『心臓を貫かれて』をどこか彷彿とさせます。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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東京ロンダリング

東京ロンダリング東京ロンダリング
(2011/07/26)
原田 ひ香

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東京ロンダリング」(感想
(著)原田 ひ香

内田りさ子。32歳。離婚歴あり。
ひょんな事から、いわくつきの物件に住む事により
物件を正常化・洗浄化する“ロンダリング”を生業にした彼女。

周囲の人間と最低限の関係を保ち
僅かの楽しみといえば古本屋で買ったミステリーを読むくらい。
“ロンダリング”を終えるとまた新しい物件に住むことを繰り返す
孤独で、静かな日々。

ところが、ある物件での人々たちの出会いが
彼女の心を少しづつ動かしていく・・・。

先日、コメントを頂いたbambooさんからお薦めしていただいた本です。

おもしろかったです。
主人公のちょっとした才能(?)
ロンダリングできる能力。

登場する二人の大人の
“仕事”に対する考え方が
まるで違っていて

一人は不動産会社の社長・相場
彼女にロンダリングの仕事を紹介する人物なのですが。

いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず
礼儀正しく、清潔で、目立たないように。


意外とロマンチストなところを含め
男性の経営者な感じがします。

一方、ロンダリング先の家主・真鍋夫人。

私は働ける間は働くわよ、それが私の生き方だもの。
働くのが生きること。


こちらもまた生きている理由をきっちり持っている
あるいは自覚している人間で。

正論ではあるけれど、だからこそ重く、耳に痛いです。

それらがどちらも正しく感じます。

二つの言葉によって、
徐々に徐々に、主人公が変化していくさまが
気持ち良かったです。

ラストのエピソードは少々強引な気がしましたが
面白かったです。

良い本を紹介していただきありがとうございました!!

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ビブリア古書堂の事件手帖 1~2巻

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
(2011/10/25)
三上 延

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ビブリア古書堂の事件手帖 1~2巻
(著)三上 延

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。
そこの店主は、初対面の人間とは口もきけない極度の人見知り・篠川栞子。
接客業を営む者として心配になる女性ではあるのだが
古書の知識は並大低ではない。

本に関しては、雄弁になり、愛情を持って接する彼女の元には
いわくつきのものが持ち込まれることも・・・
彼女は「古書」にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

彼女に惹かれて行く、語り手の“僕”。
五浦大輔は、不思議な体質と彼自身も知らない秘密があった。

これは“古書と秘密”の物語。

ある種の安楽椅子探偵ものとも
北村薫の『空飛ぶ馬』の系譜を次ぐ
“本”に対するミステリーものの一つです。

古本の知識や
美しく、不器用なヒロインが主人公という部分だけが魅力ではなく
細かなところに伏線を張り、回収する手腕が見事。

語り手、ヒロインの関係に、にやにやさせられながらも
ヒロインの持つ“知性”の危うさや登場人物たちの過去など
様々な不安要素や謎を提示され
次巻以降に否が応でも期待が高まります。

そして、いつものように
この時期になると再読する『空飛ぶ馬』。
空飛ぶ馬 (鮎川哲也と十三の謎)空飛ぶ馬 (鮎川哲也と十三の謎)
(1989/03)
北村 薫

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手に入りやすいのは文庫版のこちら
空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1994/03)
北村 薫

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相変わらず構成の妙。
ラスト一行に到るまでの美しさ。
素晴らしい。

それにしても
(全く関係ありませんが・・・)
栞という名前を聞くと『栞と紙魚子』シリーズも
思い出してしまいます。
栞と紙魚子 1 新版 (ソノラマコミック文庫 も 16-1)栞と紙魚子 1 新版 (ソノラマコミック文庫 も 16-1)
(2007/10)
諸星 大二郎

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テルマエ・ロマエ Ⅳ巻

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)
(2011/12/22)
ヤマザキ マリ

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テルマエ・ロマエ Ⅳ巻」(感想
(著)ヤマザキマリ

流石に、流石に、もう風呂のネタも・・・と思いきや

こう来るか。
最後のページで、また爆笑させられてしまいました。

主人公のルシウスのお陰で
本当に“好漢”とはどういうものか
言葉の本当の意味を教えてもらった気がします(笑)。

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UTOPIA 最後の世界大戦

UTOPIA最後の世界大戦UTOPIA最後の世界大戦
(2011/08/25)
藤子・F・不二雄、藤子 不二雄A 他

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UTOPIA最後の世界大戦」(感想
(著)足塚 不二雄

『まんが道』作中でも何度も登場していた
『UTOPIA最後の世界大戦』の復刻版です。

気負いやメッセージ性を含め
(改竄されたラスト、それにまつわる著者の様々な思いを含めて)
今こそ、改めて
読まれるべき作品のような気がします。

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とある科学の超電磁砲(レールガン)7巻

とある科学の超電磁砲 7―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)とある科学の超電磁砲 7―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)
(2011/12/17)
鎌池 和馬

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とある科学の超電磁砲(レールガン)7巻」(感想
(著)鎌池 和馬 (画)冬川 基 
(キャラクターデザイン)灰村 キヨタカ

前巻のヒキの強さからすると
少し物足りない気もしますが・・・
全体的なおもしろさは健在。

しかし、そろそろ、本編やアニメを観なければ
大挙して登場する
新しいキャラクターに
対応が出来なくなってきた気がします。

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デストロイアンドレボリューション 2巻

デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)
(2011/12/19)
森 恒二

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デストロイアンドレボリューション 2巻」(感想
(著) 森 恒二

ワンネスという異能の力をもつ、マコト。
彼の友人でもあり、精神的支柱でもあるユウキ。
彼らの幼きテロリズムは続く。

自らを“問う者”と名乗り
破壊を行う彼ら。

そして、新たに登場したユウキの仲間たち。
同じくワンネスの力を得た大槻は独自の思惑で動き出す・・・

設定だけをみれば
確かに中二病といえば、そうなんですが・・・
大人になったら、何とか折り合いをつけてしまう“怒り”

それを具現化する力があるとしたら?

この社会にある閉塞感をどうやったら
粉砕できるのか。

超能力だけで世界は変わるのか。
“力”によって早くも亀裂が見え始めた仲間たち。

『ホーリーランド』や『自殺島』の主人公とは違い
自らの努力等で手に入れていない“力”

それ以外でも
様々な方向に展開していける要素が多い為
どういう風に、この話が転がっていくのか
楽しみでなりません。

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嫉妬事件

嫉妬事件 (文春文庫)嫉妬事件 (文春文庫)
(2011/11/10)
乾 くるみ

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嫉妬事件」(感想
(著)乾 くるみ

気分が悪い・・・

吐きそーだ・・。


天羽“セロニアス”時貞ばりに吐き捨てる程度の物語。

久方ぶりに、心底読むべきじゃなかった作品に出会いました。

色々と理屈をつければ
死体=×××は付随してくるものとか。
純粋なロジックで展開してすごい、とか。

ミステリファンの方は言うのかも知れませんが。

普通の読者である人間からすれば、ただただ、読んでいてひたすら不快。

著者のタロットカードをモチーフにしたシリーズの1作ではあるが
“エンプレス”女帝の意味も・・はぁ?
今まで読んできた読者馬鹿にしてんの?

ファンでなければ読み終わることも
できなかったでしょうが
シリーズ内でちょこちょこと顔を出してきた探偵役
“天堂”も期待していたら、コイツも・・・

読み終わっても、何ら、達成感、爽快感もなく
ただ、ただ、不快な気分だけが残る。

著者の性的な欲求がそちらに向かっているのであれば
どうぞ、ご自由に。

ただ、自己満足を出版して
何か楽しい訳?

文庫化する必要ある作品かな、コレ。
紙の無駄じゃね。

・・・あとは、これは実話をベースにしたものらしいのですが
ひでぇ話。

謎、云々よりも書物に対する気持ちに
心底、軽蔑するわ。

今回のタロットはEMPRESS
(女帝)

逆位置 感情の抑圧、フラストレーション、不機嫌、抑鬱、情緒不安定。
精神上の問題による不安定さ、体調不良。虚栄、所有物の喪失。

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逃亡のガルヴェストン

逃亡のガルヴェストン (ハヤカワ・ミステリ)逃亡のガルヴェストン (ハヤカワ・ミステリ)
(2011/05/09)
ニック・ピゾラット、東野 さやか 他

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逃亡のガルヴェストン」(感想
(著) ニック・ピゾラット
(翻訳)東野 さやか

癌の宣告を受けた後、とある理由で組織に
追われる身となったロイ。
成り行きで道連れとなったのは、ロッキーという家出娘。
孤独な中年男と、過去のある女との奇妙な旅が始まった。

ロイは、自分の残り少ない人生を彼女が
真っ当に生きられるように賭けようと苦心するのだが・・・
彼らの逃避行の結末は?

ダークな情熱と、静かなる感動をたたえた、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作。

こういった逃避行ものとしては
同行者がどれだけ魅力があるのか。
あるいは主人公が、どれだけ抑制が効いているのかが
ポイントだと思うのですが

本作品は、十分に平均以上をクリアしていて
(いくつか瑕がありますが)
それを差し引いても
ラストも含めて、なかなかのものじゃないかなと思います。

ちなみにこういった逃避行もので

自分が一番好きなのは
北方謙三作『逃れの街』です。
逃がれの街 (集英社文庫)逃がれの街 (集英社文庫)
(1985/01/18)
北方 謙三

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数年に一度読み返して
涙ぐむ一冊です。

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ちはやふる 15巻

ちはやふる(15) (BE LOVE KC)ちはやふる(15) (BE LOVE KC)
(2011/12/13)
末次 由紀

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ちはやふる 15巻」(感想
(著)末次 由紀

いや~。相変わらず。
ぐっ!とくるマンガですね。

過去の様々な場面、伏線から
この試合に賭けてきた主人公たちの姿に
素直に感情移入してしまい。
心から応援してしまいます。

次巻から、いよいよ新、クイーンも参加する個人戦に
話が移りそうですが

一人で技術を研鑽してきたものが強いのか。

仲間とともに得てきたものが強さに変ずるのか。

どちらも、ありうる展開に
次巻も楽しみに待ちたいと思います。

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このミステリーがすごい!2012年版

このミステリーがすごい! 2012年版このミステリーがすごい! 2012年版
(2011/12/10)
このミステリーがすごい! 編集部

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このミステリーがすごい! 2012年版」(感想

リンクを貼らせて頂いている“探偵小説三昧”の管理人・sugataさんが
お書きになられている通りの印象を受けました。

例年よりも、新しく読みたい!!と思わせる本は
あまり見つからず・・・。

積み本のいくつかは読む気にはなってきたのですが
いつになったら、読み終わるかは
正直、自分でもわかりません。

記事の内容も、この短編小説の収録は必要なのかな?と
いった感じで。

個人的に今年の国内ミステリの中で
一番インパクトのあった一田 和樹氏の『檻の中の少女』が
もっと評価されて欲しかった気がします。
檻の中の少女檻の中の少女
(2011/04/22)
一田和樹

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銀の匙 Silver Spoon 2巻

銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
(2011/12/14)
荒川 弘

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銀の匙 Silver Spoon 2巻」(感想
(著)荒川 弘
酪農青春マンガも早くも2巻目です。

一読して思ったのが
とても、生き生きしてるな~。という印象で
本当に、描いていて楽しそうなのが伝わってきます。

コメディの見せ方も上手く。
少しづつですが

他のクラスメートの事情なども
明らかになり

主人公・八軒の内面にもほんの少しづつ
変化が生まれようとしています。

まー、しかし、それにしても
1巻にも増してお腹が空いてくるマンガです。

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JOKER

ジョーカー (バットマン)ジョーカー (バットマン)
(2011/03/23)
ブライアン・アザレロ(作)、リー・ベルメホ(画) 他

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JOKER」(感想
(原作)ブライアン・アザレロ
(漫画)リー・ベルメホ

ジョニージョニー

気に入ったぜ。


ゴッサム・シティのケチなチンピラ
ジョニー・フロストは
いつか、ビッグになることを夢見ている。

彼のボスであるモンティが
気乗りをしない仕事を引き受けるところから
物語は始まる。

それは、ある男を迎えに赴くこと。

場所は“アーカム・アライサム”
男の名はジョーカー。

モンティのボスであり
悪名を馳せた、道化の男。

ジョニーは否応なしに
その男の狂気に魅了され
ジョーカーの言う“俺の砂場”
ゴッサム・シティを取り戻す手伝いをすることに・・・

うだつの上がらないチンピラであるジョニー。
ジョーカーに取り入ることで街の顔役になろうとするが

彼の無軌道な、凶行の数々を見るにつけ

ジョニーは
自分はジョーカーになれないことに気付く。

遅まきながらの彼の青春の終わりとも
現実との折り合いを学ぶ場面なのですが

これは、実は読者も同じで
ああ、自分たちもジョーカーにはなれないと
気がつかされます。

そして、ラスト10ページでの“彼”が登場するシーン。
唯一、ジョーカーと比肩することができるのは
彼しかいないと、端的に教えてくれます。

万人にオススメする作品ではありませんが
個人的にはとても好きな作品の一つです。

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バビル2世 ザ・リターナー 4巻

バビル2世ザ・リターナー 4 (ヤングチャンピオンコミックス)バビル2世ザ・リターナー 4 (ヤングチャンピオンコミックス)
(2011/11/18)
横山 光輝

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バビル2世 ザ・リターナー 4巻」(感想
(原作)横山 光輝
(漫画)野口 賢

きゃ~。ヨミ様!!

今回はいよいよ、原作でも有名な“V号”も登場。

個人的に、変形の必要性はないと思いますが・・・。

(実は)苦労人で人情家の“ヨミ様”も
アメリカとの戦争に参入することとなり
ファンとしては嬉しい限りです。

ヨミ様のデザインがもっと、原作に近ければ
もっと燃えるんだけどな・・・

これだと、なんかガンジスとかインドで
人生観が変わった人みたい(・・・・偏見ですが)

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進撃の巨人 6巻

進撃の巨人(6) (講談社コミックス)進撃の巨人(6) (講談社コミックス)
(2011/12/09)
諫山 創

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進撃の巨人 6巻」(感想
(著)諌山 創

今巻は、前巻末に登場した
女性型巨人との戦闘シーンに多くのページが割かれます。

前巻は新しい展開の為の小休止と言わんばかりの
圧倒的な戦闘力を見せ付けてくれます。

ただの巨人だけでも、十分勘弁してという感じなのに
この女性型巨人は・・・

組織とは何なのか。
それが信用に足るものなのか。

主人公・エレンは極限状態でそれを問われることになります。

「人類最強の戦士」であるはずの
リヴァイの言葉も自身の経験から出ている言葉らしく
重みがあります。

あとは“生き急いでる”
(この言葉ってこういう意味なんだ・・・)

ハンジ分隊長もギャグ担当だけでなく、さりげなく
かなり、重要なセリフを口にしています。

恒例の巻末のウソ予告も
相変わらずの馬鹿馬鹿しさです。

賛否両論ありますが
まだまだ、勢いの衰えないこの作品。

途中で、諦めた方も
再度チャレンジしても良いかもしれません。

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ハンザスカイ 9巻

ハンザスカイ 9 (少年チャンピオン・コミックス)ハンザスカイ 9 (少年チャンピオン・コミックス)
(2011/12/08)
佐渡川 準

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ハンザスカイ 9巻」(感想
(著)佐渡川 準

インターハイ・千葉県予選。
準決勝、第二試合。

主人公たちの属する御門高校のライバルである
私立蓮城高等学校と
昨年の個人戦優勝者・吹越を擁する要陵学園との対戦になります。

おそらく、結果は要陵学園が上がってくるのでしょうが
そんなことがどうでもよくなるくらい
一人一人の選手に対する思い入れが強く

あとがきでも
主人公の御門高校の試合が
一試合も無いことに対して
(著者自ら)悩んだと書かれていますが・・・

試合そのものを
各々の選手が持つ空手道の交差として捉えている
著者だからこそ

ライバル校同士の戦いでも
単なる消化試合でも、相手の強さを引き立てるだけでもなく
これだけ、読者をわくわくさせ、
盛り上げることができる気がします。

テーマ:感想 - ジャンル:アニメ・コミック

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解錠師

解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ミステリ 1854)解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ミステリ 1854)
(2011/12/08)
スティーヴ・ハミルトン

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解錠師」(感想
(著)スティーヴ・ハミルトン
(翻訳)越前 敏弥

8歳の時に、あることがきっかけで言葉を失ったマイクル。
だが、彼には二つの才能があった。

絵を描くことと、どんな錠前でも開くことが出来る才能。

やがて高校生となった彼は、プロの金庫破りの弟子となり
芸術的な腕前を持つ“解錠師”になるのだが・・・・・・

MWA、CWAの両賞の他、バリー賞最優秀長篇賞
全米図書館協会アレックス賞をも受賞した話題作。

これまた、犯罪小説と
優れた少年の成長小説が上手く、調和した作品でした。

やはり、作品の“肝”とも言える
解錠シーンの描写の巧みさ、説得力。
導入部にそれをもってくることによって
ぐっと、作品に吸引力を持たせることに成功しています。

彼が何故、プロの金庫破り“解錠師”に
ならざるを得なかったのか。

様々なタイプの悪党が登場して
彼に“解錠”の依頼をしてくるのですが
その連絡方法であったり

彼に技術を教える師匠とのやりとりや
彼自身の性格が気持ち良くて
一気に読み終えてしまいました。

話の構造上、結末が分かっている分
一本道にならざるを得ないところが
少々、もったいない気もします。

二つの時間からの回想も
1)彼がいかにして解錠師になったか
2)解錠師としてどういう風に仕事を行っていったのか

この1)と2)の時間の間隔がそれほど空いていないのも
特徴的といいますか

若い主人公であるからこそ、結末の爽やかさが生きてくる訳ですし
1)と2)の間でも、連絡方法・話の根幹に係わる
大きな変化が起こっているので
こういう構造と時代設定にせざるを得なかったのかな・・・と思います。

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折れた竜骨

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
(2010/11/27)
米澤 穂信

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折れた竜骨」(感想
(著)米澤 穂信

ブリテン島の東、ロンドンから出帆し
波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。
その領主を父に持つアミーナは長い放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンらとともに
魔術に蝕まれ操り人形と化した≪走狗≫の正体を突き止めるべく行動を開始する。
魔術や呪いが横行する世界の中で、「推理」の力は果たして果たして無力か
それとも真相に辿り着くことができるのか?

剣と魔法と「推理」の物語。


『冬期限定○○○○事件』は今年の冬に発売されると信じていたのですが・・・
まだ、冬は来年もあるしね!!と気を取り直て
再読です。

タイトルからしてファンタジーの傑作
『折れた魔剣』に対する尊敬の念が感じられます。

おそらくはTRPGにも触れてきた世代であろう著者が
満を持してファンタジーと「推理」は両立するか挑戦した野心作。

ファンタジーはちょっと・・・という人の為に
前半から、食べ物(麦酒。葡萄酒。ビスケット。塩漬けの豚肉等々)の描写も多く
間口を広げているのも、好印象です。

登場する容疑者たちも
山田風太郎の『忍法帳シリーズ』を彷彿とさせる
異能の傭兵たちも含まれていたり

現代が舞台では、なかなか出来ない合戦や大仕掛け。
そして、ヒロイン・アミーナの成長物語かつ
少年・ニコラとのボーイ・ミーツ・ガール物にも
なっていて、読みどころはたっぷりです。

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