シグルイ 14巻
![]() | シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス) (2010/03/19) 南條 範夫 商品詳細を見る |
「シグルイ 14巻」(感想)
(原作)南條 範夫 (漫画)山口 貴由
ようやく、ようやく
駿河城御前試合開始します。
・・・次巻から。
・・・今巻では
あの虎眼先生ですら、社会性を持っていたという事実(笑)と
階級の絶対性。
1巻で語られていた、衝撃的な言葉。
“封建社会の完成形は
少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ”
駿河大納言という人間に“お手討ち”=
本当に無造作に殺されながらも
平伏している出場剣士たちの姿を見て
思い出しました。
それにしても、今、1巻を読み返してみて
当時、あれだけ濃いと感じた絵が
薄く、白く、感じてしまいます。
それだけ、今の時点の“絵”の完成度の高さ
描きこみが凄いということなんでしょう。
・・・だからこそ、早く
この練られた絵で二人の戦いを
描いて決着して欲しい。
切に願います。