とある科学の超電磁砲(レールガン) 1巻
2008/01/31 ( Thu )
![]() | とある科学の超電磁砲 1 (1) (電撃コミックス) (2007/11/10) 鎌池 和馬 商品詳細を見る |
「とある科学の超電磁砲(レールガン)1巻」 (感想)
(著)鎌池 和馬 (画)冬川 基
(キャラクターデザイン)灰村 キヨタカ
表紙は御坂美琴と白井黒子。
超能力が一般科学として認知された『学園都市』。
超能力開発が学校のカリキュラムに組み込まれており
二三〇万の人口の実に八割を占める学生達が日々『頭の開発』に取り組んでいる。
その中でも名門、常盤台中学校に属する二人の少女。
二三〇万の頂点七人の超能力者(レベル5)の第三位。御坂美琴。
学園都市の治安を守る『風紀委員』であり、空間移動能力をもつ少女。白井黒子。
その二人が『学園都市』で起こる様々な事件を解決していく。
(はずです・・・きっと)
amazonのオススメで購入しました。
感想としては面白かったの一言です。
どうやらライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』
シリーズ(未読です)のスピンオフ企画らしいのですが・・・・
正直に言えば、白井黒子なる少女の語尾「~ですの」や
彼女がお姉様と慕う御坂美琴とのシーンを見ていると
「こりゃ、外したかな」と思ったのですが
なかなか、どうして。
マンガとして読ませてくれます。
唐突に、御坂美琴の因縁のある相手として
ツンツンとしたヘヤースタイルの少年が登場してきます。
上条当麻なる彼がどうやら本編の主人公らしいのですが。
彼がよくあるタイプの熱血な主人公なので、こちらも安心して読めます。
超能力の見せ方も上手い。
超電磁砲(レールガン)と呼ばれる御坂美琴の能力。
幻想壊し(イマジンブレイカー)と呼ばれる超能力を無効化する上条当麻の能力。
それらをきちんと“絵”で見せようという姿勢が気持ち良い。
個人的にはかなり「当たり!」な一冊でした。