惑星(ほし)のさみだれ 1巻
2006/04/10 ( Mon )
![]() | 惑星のさみだれ 1 (1) (ヤングキングコミックス) (2006/01/27) 水上 悟志 商品詳細を見る |
「惑星(ほし)のさみだれ 1巻」 (感想)
(著)水上 悟志
雨宮夕日はごく普通の平凡な大学生だったが
ある朝、起きたら部屋にトカゲが居た。
そして、それは名乗り、話し出した・・・・
彼は地球を滅ぼす魔法使いから
姫を守るために馳せ参じた騎士で
世界を救うために力を貸して欲しいと訴える。
拒否する間もなく、指輪と能力が与えられるが
夕日に襲いかかる敵。
逃げまどう彼を救ったのは
お隣りに住む少女・さみだれだった。
こう、あらすじだけ書くと
中学生の妄想にみえますが・・・・
なかなか。どうして。
読ませる。読ませる。
主人公である雨宮夕日
姫である朝日奈さみだれの
二面性が非常に面白い。
あと、魔法使いの使役する最大の「泥人形」
ビスケットハンマーのイメージ。
淡々とした絵柄でありながら
戦闘シーンの迫力はなかなかのものです。
日常と非日常。
ギャグとシリアス。
この二つの絶妙ともいえるバランスが
この不思議な世界を維持している。
絵も1話目からどんどん上手くなってきているので
この先が楽しみです。