イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)
(2004/03)
乾 くるみ

商品詳細を見る

イニシーション・ラブ」(感想
(著)乾 くるみ

大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは
代打出場の合コンの席。
やがてふたりはつき合うようになり
夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。

マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。
ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。
週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって・・・。

「評判通りの仰天作。必ず二回読みたくなる小説などそうそうあるものじゃない」
(読売新聞 2004/12/21)

ごもっとも。
ラスト2行を読み終え、気がついたときには「あー!!」と叫び、読み返しました。
メモにとりだしていくうちに、本当に、鳥肌が立ちました。

小説でしか出来ない面白さ。
伏線の妙。
やはり、読み進めていくうちに違和感は感じたのですが。
それに対する対策も文中に講じられていて(!?)
すっかり失念したところに
あのラスト2行。

特に本当のラストシーンのところなんて・・・・
スゴイ。本当に凄い。


読み終わったあと、誰かに言いたくて言いたくて。
感想が聞きたくて。聞きたくて。

人に貸してはみるのですが、なかなか、共感を得られませんでした。
「良くある恋愛ものだね」って。

そればかりか、「宗教の話?」と訊かれることもありました。
(まぁ、ある意味、間違ってないかな・・・)

まず、読んでください。
その上で、友人で話したりや、ネットで調べてみてください。
それが、この本の正しい楽しみ方のような気がします。

・・・・しかし、それにしても

改めて、このタイトルを読むと色々な感情が
登場人物たち、そして著者に対して湧いてきます。

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 35 : 00 | 本感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

クレイジーヘヴン

クレイジーヘヴンクレイジーヘヴン
(2004/12)
垣根 涼介

商品詳細を見る

クレイジーヘヴン」 (感想
(著)垣根 涼介

坂脇恭一は27歳のありふれたサラリーマンだが、
孤独な胸の内に、自己破壊にも似た狂気を常に隠し持っていた。

彼とひょんなことから出会う23歳の元OL・田所圭子は、
冴えない中年ヤクザと同棲して美人局をしている。

恭一がこの中年ヤクザを殺すところから、彼らの住む世界の歯車は徐々に狂い始める。
虚無と絶望が交差する日常から、人はいかに自己を解放できるのか!


感想としては
はっきり言って面白くないの一言です。

個人的にこういった話は、大好きなんですが。

平凡な人間の中から、生まれていく“何か”によって
日常を逸脱していく。

好きなはずなんだけど・・・・

何か作者の願望を、延々と読まされている感じが強く

特にセックスシーンでのある部位にこだわるところなど
もう、うんざりします。

この程度の壊れ方で、作中で何度も語られる
「フレーム」を越えれるのか?

友人から、同著者の『ワイルド・ソウル』は無茶苦茶、面白い
と聞いてるのですが・・・・
この感じでは、読む気が起こりません。

個人的に、好きそうな内容の『ギャングスター・レッスン』は
その前作とおぼしき、『ヒートアイランド』が見つからないので
購入を控えてるのですが・・・・

読む価値あるかな??

追記
この後 『ワイルド・ソウル』を読んだのですが
これはオススメです!!

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

18 : 07 : 23 | 本感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

火の粉

火の粉 (幻冬舎文庫)火の粉 (幻冬舎文庫)
(2004/08)
雫井 脩介

商品詳細を見る

火の粉」(感想
(著)雫井 脩介

元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に
二年前、殺人で起訴され勲が無罪判決を下した男
武内真伍が越してきた。

愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い。
武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいくのだが・・・

う~ん。
まぁ、面白かったという感じでした。

残念なのは、最も重要なはずの
武内のキャラクターが
予想の範囲内といいますか。

隣人が、どんどん、家庭の内部に侵食していく
日常に潜む“怪物”としては
少々、ありきたりだったような気がします。

それに比べて、梶間家の人物造形
特に女性の心理描写は深く、上手い。
義母を介護する尋恵の心の負担、歪み。

途中、遺言状がでてくるのですが
ここのシーンの“エグさ”には舌を巻きました。

男性なのに、よくここまで書けるものだと
感服しました。

まぁ、逆をいえば、その分、主人公は嫁姑問題や介護に無関心。
というか、そういう設定で(隙が)なければ
他人が家庭の内部に入り込めないでしょうし・・・

TVドラマ等で、しっかりやると面白いかも。
2時間ものでなく、1クールぐらいでやったら化けるかもしれません。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

21 : 04 : 04 | 本感想 | TB(0) | Comment(0) | UP↑

| ホーム |

プロフィール

きみやす

Author:きみやす
ご訪問、ありがとうございます。

このブログは管理人である“きみやす”が
ひたすら、本やマンガの感想を
書き連ねていくブログです。

お手すきな時にでも
のぞいてみてください。

カテゴリー

最近の記事

ブログランキング

FC2ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ ランキングはこちらをクリック! BS blog Ranking 人気ブログランキングへ 人気ブログランキング【ブログの殿堂】

ブログランキングに参加しています。 よろしければ、ポチッとお願いします。

月別アーカイブ

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

最近のコメント

最近のトラックバック

QRコード

QR