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ミツコの詩 1巻

ミツコの詩 1巻」(感想
(著)榎屋 克優



『日々ロック』『テキサスレディオギャング』の著者の新作。

元詩人の高校教師・吹抜保。
転校生として現れる・君早光子。

彼女の“読まれない詩は意味がない”という主張と行動は
吹抜のプライドをぶち壊していく。

反発しながらも、彼は自分が、安全な所に生きていることに
少しずつ、気がつき始め、気がつけば“詩の朗読バトル”というものに参加していくことに。

『日々ロック』でロック。
『テキサスレディオギャング』でラジオドラマ。

どちらにしても言葉と深いかかわりのある作品を書いてきた著者が
今回は“詩”を真正面から、描いています。
おすすめです。


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BLUE GIANT 10巻・BLUE GIANT SUPREME 1巻

BLUE GIANT 10巻・BLUE GIANT SUPREME 1巻」(感想
(著)石塚 真一




最初、アマゾンで10巻を購入して、帯の完結の文字でくらくらしながら読み始めました。

その上で・・・巻の途中で
「おいおいおい!ふざけんなよ、サクシャ!」と『月光条例』のチルチルばりに怒りとそして、悲しみが襲ってきました。

物語は作者だけのものなのか?読者はおいてけぼりかよ!!と思いながら読み進めました。

9巻まで読んできた他の読者の方と同じく彼らのトリオ『JASS』がどうなるのか。
主人公の一人と言っても良いぐらい丁寧に描かれた雪折。
彼のピアノが通用するのか。
人間的にも、成長している彼に、多くの読者が感情移入し彼らの演奏に期待して読んでいた
その気持ちを引き裂かれたような展開で、しばし言葉がでませんでした。

何度か読み返し、頭が冷え
では、どういう物語が読みたかったのか、何度、考えても考えても
『JASS』で成功する所が見たかったのか・・・

それから想像していっても、、『BLUE GIANT』という物語が『JASS』の物語になってしまい。
宮本大のこれ以上の大きな成長は見られない気がしました。

『BLUE GIANT』という物語はやはり、宮本大の物語であり
あの冬の雪の中を進んでいく猫のように、一人にしなければならなかった。

帯に書かれているように、奇跡のようなトリオが
著者の思った以上に出来上がってしまったが故に
外部の力でしか、強引そのトリオを解散させるしかなかったのかな?・・・と思います。

(まぁ、それにしても○○○○って・・・一昔前の韓流ドラマかよ)とは思いますが。

作者もこれだけ丁寧に描いてきた分、本当に苦しかったと思いますが
巻末インタビューに彼が出てこなかったのは、今後の再登場があると期待してます!!
本当に・・・

で、同じ日に発売された、続編
『BLUE GIANT SUPREME 1巻』
存在を知らずに、結局本屋さんにかけ込むことに・・・何をやっているんだが・・・。

率直に言えば、悪くはないけども・・・といった感じです。
上にも書いた10巻でかなり賛否が分かれるである展開をしたからこそ
海外に行くのであれば
その分、もっと人種の壁や、自分の演奏に対する疑問や不安に直面させた方が良かったのでは?

穿った見方かもしれないが・・・・そうすると、ますます読者が離れてしまう懸念があったのか

こんなに簡単に見ず知らずの青年を家に入れてくれる人物の登場など
東京に出てきた時よりむしろ、容易にチャンスが巡ってきた感じがぬぐえませんでした・・・

練習に対する疑念、取り組み方に対する危機感。
楽器と自分の乖離など。
もっと掘り下げて欲しかった。

大という人間は根幹の部分で非常に強い。

日本でも、それは要所要所で描かれてきて、だからこそ、常人と違い成功していくのだろうけど・・・
そして、自分の音楽を信じている。
(その自己暗示法も描かれていましたが)

果たして、それは本当にプラスにしか働かないのか。
独善的なプレイに繋がらないのかという疑問が浮かびます。

読者からするとあと、もう少し“ゆらぎ”や“動揺”のようなものが描かれていないと
あまりにも強すぎる彼に共感しにくくなってきた気がします。

せっかく、海外という舞台を与えられたのであれば
もう少し大を壁に直面させても、良かったのではないのか?と思って仕方ありませんでした。

良かったシーンとしては教会のシーン。
本当にさりげなかったけども、良かった。

話は変わりますが、
自分にとって大事なジャズマンガで
細野 不二彦氏の『Blow up!』という作品があるのですが。



思春期からオッサンになった今でも、読み返す一冊です。

胸にぐっとくるエピソードが多いのですが
主人公・菊地オサム。
いわゆるおぼっちゃんで、なんでもそこそこそつなくこなす彼が
大学を中退しジャズ・ミュージシャンを目指す物語なのですが

菊地オサムになれるんや!

ここなんかも本当に好きだ。

『BLUE GIANT 10巻』を読んでいた時に
この作品の後半第21話・TAKE THE“A.TRAIN ”を思い出していました。

主人公・菊地オサムと仲間たちがようやくつかんだチャンス。
A.TRAINという日本でもトップクラスのジャズクラブに出演を依頼される。

そこで、仲間の一人でありオサムの後輩、非凡なピアノの才能を持つ福田は
会社を辞めてオサムと共にジャズ・ミュージシャンとして生きていこうとするのだが・・・

ここでの先輩であるオサムの言動。
その他のメンバーの言葉も味わい深いのですが。

福田の彼女の言葉が凄いんですよ。
できれば読んでいただいて、1、2℃体温が下がるような感覚を味わって欲しい。

そして、福田が選んだ道は・・・

ラストページとタイトルがきっちりと意味があり
絵も考えつくされた構成で
そこで、ある一つの青春の終わりが描かれています。

その他のエピソードも非常に内容が濃く
何かを目標や、夢など目指す人たちには是非、読んでいただきたい作品の一つです。

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事件屋稼業

事件屋稼業」(感想
(原作)関川 夏央
(漫画)谷口 ジロー



今月は本当にこの作品を何度も何度も読み返していました。

要所要所に登場するアフォリズム(警句)
この作品の独特の魅力の一つなのですが

初期の大沢在昌作品がそうであったように
その多用は作品そのものを軽くしてしまう危険性を
多いに孕んでいるように思います。

ただ、この作品はその軽さを
谷口ジローの“線”と“絵”で現実に着地させていた気がします。

最初に読んだのは、高校の終わりか、大学の始めの頃だと思いますが。

事件屋稼業の最初の単行本のラストカット。
フェイク・エンディング

はー。恰好いいわ・・・。

主人公・深町丈太郎は探偵なのですが
別れた妻と娘がいます。

娘・カオリの言葉を引用すると

橋の下を多くの水が流れて
いきました 日は暮れて
鐘も鳴りました
歳月が流れても探偵は
変わりません

娘は不幸な家庭環境にもかかわらず
グレもせず まっすぐ歩いていると
いうのに
父親はいつまでも
橋の上にたたずむ不良のままです


それに対するかの様に丈太郎は探偵とは何か語ります。

探偵とは職業ではない

生き方だ

きわめて危険で同時に美しい
誰もが軽蔑しつつ
うらやむ生き方だ

たとえていうなら・・・・・・・

銃口にとまった
蝶のような
ものだ


中学生の娘の方がしっかり現実を見据えているのですが
父親は探偵の“定義”にこだわる。
この辺の差がこの作品の面白さの一つでもあります。

深町の年長の友人でもあり、この作品のもう一人の主人公と言うべきヤクザの黒崎さん。
カオリのインタビューに対して。

ヤクザとは
呼ばないで
くれ

過激な企業家
とでも呼んで
もらおうか

探偵も
過激な企業家も
ルポライターも
似たような商売だ

ひとの
いやがること
隠したがることを
調べる

共通して必要な資質は
三つある
頭脳 細心さ それから
乾いた功利主義だ

精神主義と感傷は
邪魔なだけ
でね

深町も
そこんとこを
もうひとつわかって欲しいな 


そう言っていた黒崎も
連載が進んでくると、現実の日本と同じく、バブルを迎え
暴対法の影響等を受けていきます。

深町「ヤクザってのは・・・」
黒崎「“緊張感に あふれた フリーランサー”といってくれ」
深町「緊張 しすぎて ボケがきたん じゃないですか」
黒崎「酒場で バーボンを あおること 寝る前に 歯を磨くことは 忘れても 銃を 磨くことは忘れない
   そういうのは 四つの現代化以前のギャングさ」
(中略)
深町「なんです? その四つの現代化ってのは」
黒崎「喧嘩じゃ 死なない―― 
    ミエを 張らない――
    知は力なり―― 
    損をしない限り他人に親切―― 」

本当に印象的な登場人物が多い作品でした。

ラストのコマであったり、台詞によって、しっかりと余韻の残る話も多く。
改めて、読んでわかることも多い作品でした。

原作者が『新々事件屋稼業』について言及する部分が最終巻でありましたが
もはや、それもかなわぬことになってしまいました。

『犬を飼う』『欅の木』『歩くひと』『神々の山嶺』
そして『孤独のグルメ』も大好きでした。

谷口ジロー先生のご冥福を
心からお祈り致します。

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へうげもの 23巻

へうげもの 23巻」(感想
(著)山田 芳裕


徳川の上に人をつくらず。大坂占領天下泰平。大義名分かなぐり捨てて、豊臣潰そう夏の陣。
家康の野望に抗う織部。天下一数奇宗匠に、Xデーが迫り来る。

いやいや、だんだんこちらの方も最後に向かって進んでいっております。
あるものを見つけた時の家康の表情。
織田有楽斎の表情も。

胸の奥にぐっとくるものがあります。

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テンプリズム 11巻

テンプリズム 11巻」(感想
(著)曽田 正人



こ、これはひどい。
もはや、登場人物たちの行動が以前の描写と整合性が取れていなくて
ある意味笑う・・・笑うしかないというべきか。
うーん。この著者の作品でこんな気持ちを味わう気がするとはねぇ・・・

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