エターナル・サンシャイン
2016/03/19 ( Sat )
「エターナル・サンシャイン」(感想)
(監督)ミシェル・ゴンドリー
(脚本)チャーリー・カウフマン
(主演)ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット
今回のブログDEロードショーはこの作品でした。
平凡な男ジョエルは奇妙な手紙を受け取る。
“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします”
ラクーナ社
最近、喧嘩別れをした恋人・クレメンタインと仲直りしようと思っていた矢先に
彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受け
彼は、自らも彼女との日々を忘れようと
手紙にもあった「記憶除去」を専門とするラクーナ社へと向かう・・・。
賛否両論多い作品ですが、自分はこの作品凄く、好きなんですよね。
ラクーナ社の面々は基本的に除く(笑)
・・・根本的にこんな人たちに自分の「記憶」は任せたくありませんね。
恋愛は良い所だけでなく、勿論、諍いなどもあるのが二人、人間がいれば当然だと思います。
苦い思いや痛みを知らなければわからないこともあるし。
(頭で分かっていても、心の底まで、得心するというレベルまで行かないと思うんですよね)
かと思うと、数分前の自分の記憶を消したい!!と思うこともありますが(笑)。
ジョエルとクレメンタイン(これはやはり愛しのクレメンタインから来てるのかなぁ・・・)の性格の不一致が
まず、凄い。
消極的なジョエルと気分屋?のクレメンタインですが
色々な事があり(今回はちょっと雑に、はしょりますが)
彼女を失いたくないと思うことによってジョエルは本当に、少しだけ変わります。
ラクーナ社の面々の中でも記憶を消しても、また、その人を本能的に惹かれてしまうというエピソードも描かれます。
そして、一番好きなのはラストなんですよね。
(このラストが甘く終わって行きそうな作品にもう一度、恋愛の良い部分ある意味“光”の部分だけでなく
“影”の部分、恋愛末期の互いへの不満を含めた罵詈雑言が流れていきます)
これを最初に聞いた時に、結構堪えました。
なんで、ここでこれを・・・。
もちろん、最終的なラストはある意味、それを超えていけるようになったジョエルを描く為に必要だったと思います。
が、それ以上に、甘いものだけではなく、同じ様に苦いものも内包してあって
自分たちの「記憶」と同じように良い所だけは受け取れない。
そこのテーマの再提示のように感じられて、気に入っています。
この作品をリクエストしていただいた方ありがとうございました!!
(監督)ミシェル・ゴンドリー
(脚本)チャーリー・カウフマン
(主演)ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット
今回のブログDEロードショーはこの作品でした。
平凡な男ジョエルは奇妙な手紙を受け取る。
“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします”
ラクーナ社
最近、喧嘩別れをした恋人・クレメンタインと仲直りしようと思っていた矢先に
彼女が自分との記憶を消去してしまったことを知りショックを受け
彼は、自らも彼女との日々を忘れようと
手紙にもあった「記憶除去」を専門とするラクーナ社へと向かう・・・。
賛否両論多い作品ですが、自分はこの作品凄く、好きなんですよね。
ラクーナ社の面々は基本的に除く(笑)
・・・根本的にこんな人たちに自分の「記憶」は任せたくありませんね。
恋愛は良い所だけでなく、勿論、諍いなどもあるのが二人、人間がいれば当然だと思います。
苦い思いや痛みを知らなければわからないこともあるし。
(頭で分かっていても、心の底まで、得心するというレベルまで行かないと思うんですよね)
かと思うと、数分前の自分の記憶を消したい!!と思うこともありますが(笑)。
ジョエルとクレメンタイン(これはやはり愛しのクレメンタインから来てるのかなぁ・・・)の性格の不一致が
まず、凄い。
消極的なジョエルと気分屋?のクレメンタインですが
色々な事があり(今回はちょっと雑に、はしょりますが)
彼女を失いたくないと思うことによってジョエルは本当に、少しだけ変わります。
ラクーナ社の面々の中でも記憶を消しても、また、その人を本能的に惹かれてしまうというエピソードも描かれます。
そして、一番好きなのはラストなんですよね。
(このラストが甘く終わって行きそうな作品にもう一度、恋愛の良い部分ある意味“光”の部分だけでなく
“影”の部分、恋愛末期の互いへの不満を含めた罵詈雑言が流れていきます)
これを最初に聞いた時に、結構堪えました。
なんで、ここでこれを・・・。
もちろん、最終的なラストはある意味、それを超えていけるようになったジョエルを描く為に必要だったと思います。
が、それ以上に、甘いものだけではなく、同じ様に苦いものも内包してあって
自分たちの「記憶」と同じように良い所だけは受け取れない。
そこのテーマの再提示のように感じられて、気に入っています。
この作品をリクエストしていただいた方ありがとうございました!!
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