少女は夜を綴らない
2017/10/19 ( Thu )
「少女は夜を綴らない」(感想)
(著)逸木 裕
“人を傷つけてしまう”という強迫観念に囚われている、中学3年生の理子。
“夜の日記”と名付けたノートに“殺人計画”を綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた。
しかし突然、理子の秘密を握る中学1年生・悠人が現れる。
秘密を暴露すると脅され、やむを得ず悠人の父親を殺す計画を手伝うことになった理子は、
誰にも言えなかった“夜の日記”を共有できる悠人に心惹かれていく。
やがて準備は整い、ふたりは殺害計画を実行に移すが―。
同じ著者の『虹を待つ彼女』がわりと好みの作品だったのと
辻村 深月氏の『オーダーメイド殺人クラブ』や貴志 祐介氏の『青の炎』なども好きな作品なので
新作にも期待していたのですが・・・
うーーん。
主人公が“加害衝動”に悩むというのは新鮮なんですが
それ以外では、伏線の回収が強引すぎた感じが否めませんでした。
登場人物たちがロクなヤツがいないのですが
(まがりなりにも犯罪小説やミステリやこういった好んで読んでるので
そういう人物が出てくるのにはある程度慣れていたり
イヤミスといわれるような作品も好きなんですけども)
作品の展開の為に登場人物がいる感じというか・・・
「うーん。それはちょっと・・・」と疑問に思いながら読み終わってしまいました。
次作に期待します。
(著)逸木 裕
“人を傷つけてしまう”という強迫観念に囚われている、中学3年生の理子。
“夜の日記”と名付けたノートに“殺人計画”を綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた。
しかし突然、理子の秘密を握る中学1年生・悠人が現れる。
秘密を暴露すると脅され、やむを得ず悠人の父親を殺す計画を手伝うことになった理子は、
誰にも言えなかった“夜の日記”を共有できる悠人に心惹かれていく。
やがて準備は整い、ふたりは殺害計画を実行に移すが―。
同じ著者の『虹を待つ彼女』がわりと好みの作品だったのと
辻村 深月氏の『オーダーメイド殺人クラブ』や貴志 祐介氏の『青の炎』なども好きな作品なので
新作にも期待していたのですが・・・
うーーん。
主人公が“加害衝動”に悩むというのは新鮮なんですが
それ以外では、伏線の回収が強引すぎた感じが否めませんでした。
登場人物たちがロクなヤツがいないのですが
(まがりなりにも犯罪小説やミステリやこういった好んで読んでるので
そういう人物が出てくるのにはある程度慣れていたり
イヤミスといわれるような作品も好きなんですけども)
作品の展開の為に登場人物がいる感じというか・・・
「うーん。それはちょっと・・・」と疑問に思いながら読み終わってしまいました。
次作に期待します。